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日高山脈周辺のまち④ 芽室町

 日高山脈襟裳十勝国立公園は日高振興局と十勝総合振興局の市町村が含まれる
        日高町、平取町、新冠町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町
        帯広市、清水町、芽室町、中札内村、大樹町、広尾町
 富良野方面から狩勝峠を越えて国道38号(北海道ガーデン街道)を十勝方面へ向かうと、新得町→清水町→芽室町→帯広市へと十勝平野を横断していく。芽室町や帯広市の市街地は日高山脈から遠ざかるものの山脈の十勝側はこれらの市町なのである。今回は帯広市の隣、芽室町を旅してみた。


1 芽室公園

 左側が町民の憩いの場所「芽室公園」前方奥に日高山脈が見える。公園奥には花菖蒲園があり、5月下旬から6月上旬が見頃らしい。                                 
 芽室公園に隣接した運動公園にある(国道38号沿線)「ゲートボル発祥の地碑」芽室町はゲートボールい発祥の地である。ちなみにパークゴルフ発祥の地は同じ十勝管内の幕別町らしい。        

公園の駐車場にはトイレもあり、旅の途中に寄る人もいる。芽室公園は20ヘクタールの広さをもち、開拓時からある柏の木が多く残され町の天然記念物に指定されている。

2 新嵐山スカイパーク展望台

芽室スキー場(休業中?)の頂上付近にある展望台。車で登頂可能である。遠く新得町から清水町、芽室町、帯広市から中札内村へと十勝平野が一望できる秀逸な展望台。期待以上のパノラマが広がるビロのイチオシである。

山脈方面に進んだ美生地区にある「新嵐山スカイパーク展望台」冒頭の写真は展望台から見た様子

3 ふるさと歴史館「ねんりん」

 古くは縄文時代の遺跡も発掘され、アイヌ民族のコタンがあった点では他の地域と共通点がある。明治期から大正期、昭和にかけて亜麻や材木、じゃがいもが生産され、てんさいや豆類。小麦など現在の十勝平野を代表する作物も生産されてきた。そのような学びができる歴史館であった。「晩成社」については帯広市への旅で触れたいと思う。

美生小学校跡地に作られた体験をコンセプトにした博物館である。
体験を重視した小中学生の学習に適したコンパクトな歴史館

4 日本甜菜製糖株式会社 芽室製糖所

 原料の「甜菜(てんさい)は北海道での生産が100%である」と中学校の地理で習う。その砂糖(スズラン印)を作っているのがここである。他に士別市、美幌町、北見市にも製糖所がある。
 国道38号線沿いの芽室町から帯広市にかけて、農業王国らしく農産物加工工場や農機具の工場、流通業の会社が続く。その芽室町市街地と帯広市の間にあるのが
日甜工場である。

日甜芽室工場 

5 芽室町出身の有名人


第62代横綱 大乃国 康(日本相撲協会より)

6 食事とお土産

 芽室町で食べようと考えたが、帰宅の時間を考えて清水町か新得町で蕎麦を食べようと考えた。

清水町の「農志塾」で食べた親子丼とかけそばのセット 芽室町でなくてすいません
JR芽室駅に隣接した「芽室まちのえき」で買ったピーナッツの菓子


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