生きづらさ、失敗経験

私は、人のことが分からず、余計な一言をついつい行ってしまうことがある。昔から、他の人とは違い、他の人が意図も簡単にやってのけることが分からない。また、他の人の言葉を理解することや空気を読むことも苦手だ。そんなわけで昔から医療センターにかかりっきりだった。いろんな病院にかかっては、正直診断のレベルまで行かないグレーゾーンの発達の遅れがあることを指摘された。今でもその症状は続いておりより深刻さを増している。今は、ストラテラという注意欠陥の薬を飲んで過ごしているが、それだけで全ては改善されていない。

私は、ツイッターでは5ch界隈に所属していた。5ch界隈には発達障害や精神障害の人が多く、私のことも分かってくれるのではと期待感があり、過ごしていた。

先日、私は、twitterのDMで5人で話していたところ、私が余計な一言を言ってしまい、そのことに怒り狂った一人が謝罪を促し、私が大学の教授とのやりとりで上手くいかなかった別の案件を持ち出してきた。確かに私の一言は余計で悪かった。しかし、「お前が人と上手くいかないこともわかる」などと今回の話とは内容や中身も全く違う話を結び付けて指摘したことについては深く傷を負った。5人のグループとは別に、グループのチャットを抜け出し「1対1」のDMでもお前のことが嫌いになりそうだから説明するようにさらに追及された。追いつめられた。

私は、確かに余計なひとことを言ってしまったと振り返り、反省し謝罪もした。

だが、私には、誤解していたことがある。その怒り狂った人は発達当事者なのだ。発達障害を持つ人は一般的に人間関係が余り得意ではないとされている。そうであるならば、一般的な人より失敗経験も多いはずである。だから、失敗をしてしまう人に対して、理解することが出来るのではないかと今まで思っていた。私は、余計なことを言ってしまう自分を克服することはできていない。だが、私は、もし、自分の目の前に余計なことを言っちゃう人がいたら、理解力が遅い人がいたら、私と似たようなタイプの人がいたら、私も同じだからわざとじゃないと気づけるし、私と同じようにしんどさがあるのかなと思うので、そこまで怒ることはできない。(故意に言っている場合は別だけど。。)

私は、この界隈、発達当事者が多いからこそ、分かってもらえると勝手に思い、居心地が良かったのだが、実は発達障害どうしでも上手くいかないこともあるんだ、、、と、私は、これからどこに居場所を見出すのが正解なのだろうと自問自答している。