コーヒー豆のピーベリーについての感想 (20231022)

今回、ケニア ルゲント ピーベリー豆を試してみました。この豆は個人的に好きな味わいで正解でした。癖がない味、香りが華やか、苦味よりも酸味が強めです。

ピーベリーは豆の産地や品種ではなくて珈琲チェリーの中に種が1個だけ入っていたもののことを言います。見た目で特徴的なのは俵型になっているということです。通常のコーヒー豆は珈琲チェリーの中に2個豆が入っているので片面が平らになっています。ピーベリーは1個しか入っていなかったので片面が平らにならずに丸い俵型をしています。枝の先頭付近に多く付くことが多いらしく、選別するのに通常よりも手間がかかるので少し高めです。また通常豆よりもピーベリーだけを選別した珈琲は美味しいとも言われています。当然普通に買った珈琲豆にもピーベリーは混じっています。

しかし私が今まで数種類買って飲んで見た感想を言うと、ピーベリー選別品だからと言って特別美味しいわけではないような気がします。選別されているので欠点豆は少ない印象なので雑味が少ないのかもしれなくて、しっかりハンドピックすれば通常豆のものとあまり差はないんじゃないでしょうか。

実の中の状態が同じではないので多少の差はあると思いますが、同じ産地/種類/精製の豆で通常豆とピーベリーを飲み比べれば多少違いがわかるのかもしれないですが、比較できるような豆が売られているのを見たことがないので感覚的なものとなってしまいますが大して差がない気がします。今回のケニア ルゲントは美味しかったですが、過去買ってみた他のピーベリーはそこまで美味しいとは思わなかったです。

今回の豆は中深煎り(シティーローストくらい?)のもので、ウォッシュドの天日乾燥らしいですね。Sun-driedというとナチュラル精製かと思っていた時期もありますが、ウォッシュドの天日乾燥というのもあるんですね。

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