我が家の犬から学ぶこと

人は必ずどこかに所属します。家族、会社、学校・・・。それぞれの所属先でまわりのため、自分のためと努力しています。
人は新しい年度がスタートして、新しい所属の中で自分の立ち位置に迷ったり悩んだりします。
「わたしよりあの人の方がすごいな・・・。」
「何もかもが難しくなって・・・自分には無理だ。」
「あの人たちが全部やってくれるから・・・まっいっか。」
人はみな、所属している場で充実感を味わいたいです。役に立ちたいです。頼りにされたいと思っています。その中で、人と比べたり、人に甘えてばかりだと自分の「良さ」を見失ってしまいます。人はみんな【あれもこれもできっこない】んです。じゃあどうするか!《「自分のできること」・「自分のすべきこと」》を探して行動することなんじゃないかと思ったのです。
どうして、このような考えに至ったかというと、我が家の息子たち(犬四頭)は《「自分のできること」・「自分のすべきこと」》を探して(自覚して?いや、知らずに?)行動しているからにほかなりません。
たとえば、今年16歳になる長男は老犬の愛くるしさで人間を和ませてくれます。14歳になる次男は、いまだにパピーのようにコロコロとおもちゃで遊んで人間を楽しませてくれます。11歳の三男は、見た目愛玩犬のようなかわいらしさを振りまいてくれます。そして、6歳になる末っ子は一番体が大きいので大型犬のような(一般的には中型犬)おおらかさで人間を笑わせてくれます。
きっと、知ってか知らずかほかの犬と同じでなくてもいい、自分のできることを探して思いっきり楽しむことが大切だと悟っているのです(そんなことはないと思うが…)。
四頭を見ているとそれぞれが違っていても、一頭一頭の「できること」が合体してできることは大きく力強くなっていくんだろうなあと思えてきます。きっと人間も同じに違いない!
我が家の人間は、息子たちから学んだ《「自分のできること」・「自分のすべきこと」》を探して、そして一番は自分が楽しんで生きていけたらと思う今日この頃です。
 

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