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ひとつぶの愛?

我が家には15歳を筆頭に、13歳、10歳、6歳の息子たち(犬)がいる。
4頭もいるとそれぞれの性格の違いなんて当たり前で、人間味あふれる個性のぶつかり合いだ。
たとえば長男はゴーイングマイウエイ。寝る食べる散策・・・を好きな時間に好きなだけ要求する。次男はどんな時もおもちゃ命。庭にお日様がさすと、もう居ても立っても居られない。おもちゃで遊びたい。そして、万年パピ男の異名を発揮する。四男はおっとりゆっくりの坊や。体は一番大きくても、自分の位置をわきまえる子。そして、今日の主人公三男。三男は見た目は愛玩犬のかわいらしい子だが、我が家で一番のアクティブな子。遊びも激しく体力も底知れずだ。そんな三男には面白いこだわりがある。
それは、ご飯の時のこと。三男は必ず、必ずフードを一粒残すのだ。
「残ってるよ。」と声をかけても無視。どこか「それ、わざとだよ」と言わんばかりに。そして、その一粒をさも発見したぞとばかりにご相伴にあずかるのが次男だ。そんな次男を三男は満足げに見ているような気がする。
なんなんだろう。愛のプレゼント?犬の世界の礼儀?いやいやそんなはずはない。でも、ほぼ毎日食後のひとつぶを堪能している次男と、何気なくひとつぶをそっと残している三男のやり取りをみていると、心がじんわりしてくる。犬との生活っていろんなところに発見があって、とても小さな幸せを感じさせてくれる。改めてそう感じた今日この頃でした。


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