見出し画像

昼間のおもらし改善への道①

これは7月のお話。

児童精神科でお漏らししたことに気付かないという話をした時、先生から「ASDの感覚鈍麻が影響してるんだと思う。ただ膀胱に問題がある可能性もあるから、一度泌尿器科へ受診しては?服薬で改善することもあるよ」と教えていただき、いざ隣町の小児泌尿器科へ。

--

息子は現在6歳。昼間のおもらしがあります。
漏れたことはほとんど気付いてません。「あれ?濡れてるわ。」という他人事な感じ。

夜はオムツです。何度かパンツで寝たこともありますが盛大に失敗しても本人が気付かないため、次の日の朝は大惨事になります。

一度息子が5歳の時、違う小児泌尿器科へ昼間のおもらしについて相談したことがありますが、ほぼ門前払いでした。理由は「早生まれの5歳なら遊びに夢中でトイレを忘れてしまうこともあるはず。成長につれてなくなりますから10歳くらいまでは長い目で見ていきましょう。」と。

言いたいことはわかります。ただ昼間のもれる量が水浸しレベル。その上で本人は気付かないため放置。1時間おきに声をかけても間に合わないこともある。そんな状態で小学校生活送れる?親として本当に大丈夫か?という不安はあったけれど、そういうもんなんか…と当時はそれで諦めていました。

でも今回は診断がおり、服薬で改善することもあると聞いてるので行くしかない。ただ違う小児泌尿器科へ行くにしろ様子を見ましょうと門前払いされるかもしれない。私の本気度を見せないと。

そう思った私は、たまたま見かけた夜尿症のネットニュースからヒントを得て、息子は「尿を作りすぎるタイプなのでは」と推論を立て、2ヶ月間毎日オムツの重さから夜の尿量を測ることにしました。1時間に生成される尿量の式に当てはめながら、尿が多いのか、膀胱が小さいのか、素人ながら出来ることをして1枚に表とグラフでレポートにまとめて小児泌尿器科の先生に渡すことにしました。

--

病院へ着き名前を呼ばれ診察室へ行き椅子に座ると同時に「昼間のお漏らしがあります。もちろん夜もありますが、そこはまだいいです。先日ASDと診断され感覚鈍麻から漏れていても本人が気持ち悪いと感じない、気付けない状態です。尿量が人より多いのか気になり、2ヶ月間毎日夜の尿量を測りました。ご確認ください。」と言って作ったレポートを渡したところ、「これ…お母さんが?…わかりました。まず膀胱を調べましょう」と言って検査してくれました。

エコーで腎臓、膀胱の形を確認したところ正常で問題ないことがわかりました。

するとでは2日間の排尿日記をつけてください。あと診察日前夜の寝る前の尿と、診察日の朝一番の尿を取ってくるように、と。

排尿日記は1日の水分摂取量、トイレ一回あたりの尿量を測らねばなりません。漏れてしまうと服に染み込んで正常な値を出せないので、できるだけ漏れないよう声がけしてトイレへ誘導しました。

すると気付いたんです。息子、45分もたないんです。45分経つ前にズボンに染みるくらい漏れていたんです。ほぼ毎回。なので息子はトイレに行くたび「あれ?ズボン濡れてるな。漏れたんだな。」とそこで気付き着替えていたんです。

こりゃなんかおかしい。素人でもわかる。頻尿すぎないか?と。2日間毎回トイレに付き添い尿量を測って記録しました。

さてこの記録をもって何がわかるんだろう。次回の診察が楽しみになりました。

続き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?