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夜尿症の記録

息子はASDによる感覚鈍麻があり、日中に失敗することも多々あり、夜は毎日のように漏れていたのでおむつが外せなかった。

日中の失禁と夜尿を改善するため、去年から3ヶ月に一度、小児泌尿器科へ通院しており、だいたい聞かれることがわかってきた。

「最近どう?週に何回くらい失敗する?」
「失敗したときは尿何回分くらい出てる?」
「寝る前にトイレ行ってる?水は飲んでる?」

これね、一時期はおむつの重量を測って尿量を計算していたけれど、息子が1人で着替えられるようになったら、ぱぱっと脱いで捨てられてしまうので、おむつを計れなくなってしまって。いや自立という意味では良いことなんやけども。

いままではこんな感じで記録していた

えぇっと…先生は3ヶ月分のこと聞いてるんやろうけど、正直わからないなぁ…息子は週2は夜出てないよ!て言うけども…とモニョモニョしてたら「様子見よか〜」となりまして。そうよね、現状把握をきちんとしないと先生も困っちゃうよねと反省。

ある日のこと。「おむつがきつい!かゆくなる!はきたくない!」とおむつを嫌がるようになった息子。ならばとその日の夜からはパンツで寝てもらうことにしました。(もちろん!尿もれ対策ズボンは履いてもらってね!)

もちろん朝にはベッタベタです。そりゃそう。これを記録せねば!めんどくさがりの私でも毎日記録できるようなやつを探してみたもののコレだ!っていうものが見つけられなかったので自分で作りました。

手作りの夜尿記録表

成功したら お花🌸のハンコ。
失敗したら 濡れた部分の塗り絵をする。

寝る前にトイレに行ったか、水飲んだか、氷舐めたか、生活リズム変えたかなど、結果の要因になりそうなもののチェックリストも作った。

3ヶ月後、この表持って受診。

「最近どんな感じ?」

『ええと…息子の夜尿記録つけてみたので見てもらえますか?』

「なにこれ!ネットとかから拾ってきたの?え?自分で?これいいわ!うちの病院が欲しいくらい!うんうん。わかりやすい。なるほどね。うん!いいね!これからもコレで記録して、また持ってきてくれる?」

と大絶賛でした。いつも先生が聞いてくること答えるためだけに作ったからね。

そしてなによりこの表の良いところは、感情的にならずに済むこと。

朝起きたら息子に「今日は成功?失敗?」と聞きます。

「成功」の場合
はーい。ハンコ押してくるわ〜🌸お、いま何日連続成功してるね。で終わり。

「失敗」の場合
はーい。今日のモレはどんな感じ?パンツ真っ黒?ズボンはどう?と塗り絵をするために必要なことを聞くだけ。そして早めに脱いでね〜でおしまい。

成功を褒めるわけでもなく、失敗を責めるわけでもなく。ただ記録するのに必要なことを聞くだけ。

こんな感じ

これが功を奏したのか、最近息子は失敗した日に「今日のモレはね〜!いつもとはちょっと違う新しいパターンなんだよね〜!僕が塗ってあげるから貸してごらん!」と自慢げにモレた箇所を塗っております。苦笑

先生が言うには、この塗り絵によって、どの程度尿が出たのか推測できるからわかりやすいとのこと。

私としても毎日おむつを測っていた日々に比べて記録もラクなので、意外と続けられています。参考になれば幸いです。

もしこの夜尿記録表を使ってみたいという方がいらっしゃいましたら、以下よりダウンロードして使ってみてください。

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