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All about quiet funk (#4)

今回は道具について語りたいと思う。

釣り道具に限らず、昔から道具に頓着しないというか、モノに執着が無い性格で、いっとき気に入ったモノを蒐集する期間があるものの・・大方の場合、長続きせず、ある期間を過ぎると人に譲るか、捨てるか、ときどき売るかして半世紀以上生きてきた。

車は足だと嘯いてきたし、着なくなった服はまとめて何袋も処分することがよくあった。思い入れや値段などに関係なく、単に魅力というか興味が無くなる感じだろうか。

釣具に関しても同様で、いままで様々な釣具を所有し、そして手放していった。手放すと言っても売却するばかりでなく、純粋に無くす事もしばしばで・・

ロッドとリール(もちろんグリップ込みで)のタックルセットを釣り場に忘れて帰ったことは1度や2度ではなく(その大半はレアなタックルで翌日には無くなっていた)、車の屋根にロッドを載せたままバックミラーで何かが後方に飛んで行くのを見たこともあった。

ただ単にボヤヒケ(ぼーっとした人)だと言われればそれまでだが、無くしたことに対して悔いることはあまり無い。きっとご縁が切れる運命だったのだろうと思うことが多い。

ちなみに、バス釣りの道具で所有し手放したモノを挙げると・・

スーパーストライカーFO-60、GO-102、スーパーストライクFO-60、GO-103、SC-1、SC-2、FGO-65L、FGO-65M、フェンウィックFC-38、フィリプソンBC-60L、ズイールのプッシュウォーターとチマチマロッド、道楽のマークⅠ、バッド&ジョーイのボロンロッド、ザウルスのトップウォーターロッドを何本かと渡辺釣具のアーティスト数本、他に何かあったかなぁ・・

ラミグラスやフェンウィックのフライ用のグラスブランク(#7〜#9)のバッドを切って、6フィート半〜7フィートにしたオリジナルロッドも4〜5本あったと思うが手元に残ってはいない。q.fのロッドも市販品(ハットトリックやアールヌーボー)は手元に無く、あるのはプロトタイプや巻き直したロッドである。

手放したモノの多くは自分的に消化したロッド達で、おそらく今後は使わない若しくはほぼ出番が無いと思われた。倉庫の奥で埃を被るくらいなら大事に使ってもらえる人の手元に渡ればと考えている。

リールは、ずっと30年来 ABUアンバサダー5500Cシルバーを使い続けている。年代別に計5台持っていたが、2台は釣り場に忘れ(笑)、ひとつは行方知れずで・・手元に2台残っている。

アンバサダーは他にも緑の5000D、赤の5000を2台(波型と山型)、黒の5000C、2500Cシルバー、1000Cだったか丸型じゃ無いのもあった。道楽のリールは3個、その他へドンやダムクイック、メーカーは忘れたがダイレクトリール数種も所有していたが、道楽と2500C以外ほとんど使うことは無かった。

ルアー(プラグ)に関して羅列すると収拾が付かなくなりそうなので、今回は割愛するが、また機会があればということで。

しかし、未だに心惹かれるタックルはある訳で、それはバス釣りを始めた頃に雑誌を見て憧れたブローニング31291J とフルーガー2600 である。何度か手にするチャンスはあったのだが結局購入には至らず仕舞いである。

先日、スミスのプラッガーを手に入れた。チューンモデルだからだろうか?驚くほどスプールの回転が良い。油の切れた5500Cを使い慣れた僕には手に余る性能だが、今後の釣りが楽しみでもある。




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