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死ぬまでずっとこの精神状態が続くのしんどすぎる。
死にたいと生きたいの狭間で一生ずっとグレーゾーンで、真人間にも狂人にもなれないただの弱い人間と言う立場のまま最悪の烙印を押され続け、他人に「介入せざるを得ない」と言わせるまでのボロ切れにもなれず一生、ずっと、このまま。わかる?

最近ひしひしと感じているのだが、なぜ自分の身体の自由を社会から監視され続けなければならないんだろう…やっぱり社会の構成員たる人材だから?
死にたいと呟けば都のホットラインが表示され、死にたいと検索窓に打ち込めば厚生労働省の広告が一番上に出てくる。自殺未遂をしたら警察に全数把握をされ、逐一社会に報告されてしまう。この世界から人材が逃げようとしてますよ、貴重な資源が脱出しようとしてますよ、と壊れたおもちゃのように繰り返し続ける社会。
うんざりだった。
この肉の塊をわたしがどうしようと関係ないでしょう、わたしという名の意識の支配下にあるこの肉塊を生かすも殺すもわたし次第だ。

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