自分勝手に共感する「老いと苦悩」

動画で切り抜かれた番組の内容に含まれる「旧統一教会きゅうとういつきょうかい」などについてのトピックは一切含みません。筆者黙牛もくぎゅうが同世代の太田光おおたひかりさんを見て勝手に感じた「老いおい」についての雑感ざっかんをお話ししています。

introduction

およそ10ヶ月前に投稿した「バブル臭しゅうは屍しかばねのにおい」の頃よりも一段と太田さんが「弱ってる」感じにショックを受けました。そりゃ事務所の社長（奥様）も声明で「誹謗中傷ひぼうちゅうしょうが酷い場合、法的措置ほうてきそちをとりますよ」って言うのも無理ないなって納得しました。

「老い」という不安

老化すると脳の機能って落ちるんですよね、言うまでもありませんけど。喋る仕事の人は四十路よそじを超えたあたりからの「喋り能力の衰え」に関しては、一般人以上に繊細に感じているはずです。

彼らが追っていたであろうビートたけしさんは、四十代の頃は全ての仕事が大当たりするという人生のピークで、特に「映画監督」として世界で評価され始めていたので、「喋り芸の衰え」についての「埋め合わせ」が自分なりについていたと思われます。

一方、太田さんは執筆活動などはあるかもしれませんが、おそらくテレビを活動の中心にしているのではないか、と。（よく知らずに話してます、間違ってたら教えてください）

たけしさんの様に日本の放送媒体ばいたいという閉じた世界の外側に広がってゆく「評価/評判」が手に入らないまま、日々衰えていく「喋り力」を抱えてテレビの仕事を続けるのは、きっとツラいのではないかなぁと勝手に想像してしまいました。

口の回りが遅れる、遅い、頭の中がまとまらない、以前はそれでもウケていたスタイルがどうも不評っぽい、今の話し方だと伝わらないらしい、、などなど、彼のようなタイプの人は相当気に病んでいるんではないだろうか、なんてほんと黙牛の勝手な推論でしかないのですけど。。

話しが迷子なので要約します１

ここまでのキーは：

太田さんのメンタルが下がってるのではないか、という推論とその要因よういんを考察しています

👴🏻老いオイ

 - 脳機能的な衰えオトロエ

 - 世間とズレていく自分という不安

 - 衰えを埋め合わせる代替スキル／評価／自信

などが懸念されるのではないか、という推論

その他ダメージ要因

「批判は有名税だ」なんて昔から世間では言いますが、なんだか太田さんの表情や衰え方を拝見して、黙牛は勝手に自分を重ね合わせ、一方的に同情してたりします。

人は生まれたら必ず老いて死ぬ運命を背負って生きています

話を戻します。

相方の田中さん、たしか二回ほど大病たいびょうしてますよね。これも黙牛の勝手な想像でしかないんですが、けっこう太田さんショックだったり、心細かったりしたんではないでしょうか。（これもよく知らずに話してます、情報通の方いたら教えてください）

話しが迷子なので要約します２

このパラグラフのキー：

田中さんと仲が良いという前提で

 - 相方を失うのではないかという不安
　（喪失そうしつの予感＝不安）

が、数度あったことも太田さん（加齢が始まった男性）のメンタルには多少なりのダメージ要因ではないか、という推測

ブーメランは忘れた頃に自分に刺さる

黙牛もくぎゅう、自分が四十代の頃でしょうかねえ、ネットなんかでも「年寄りリーダー不要論」みたいなこと書いてたんですよ。

曰く、頭も口も回らなくなってきた爺様がいつまでもトップに居座る日本型組織の因習いんしゅうみたいなものとは決別して、脳のパフォーマンスがベターな40-50代に席を譲ってはどうか、と。

もちろん個体差はあるので、年齢でバッサリ切るのではなく、頭脳のパフォーマンス（記憶と思考、発話機能はつわきのう）と身体能力（歩幅、歩行速度）が保全されているか否かを測る、、的な考えでした。

で、ヨボヨボだけれども、経験豊富で深い思考を保持している高齢の元リーダーには、元気なリーダーの参謀さんぼう/参与さんよ、あるいは、メンターのような役割を、、そんなアイデアでした。

でも、あれからおよそ20年ほどが経ち、自分がヨボヨボ予備軍に任命される年齢に差し掛かって、これブーメランになってしまってるんですよね。

投げたブーメランは凶暴化して加齢したあなたを襲う

「あの頃自分が撒いたまいた種」が下の世代たちの間で芽吹きめぶき始め、黙牛が予想していなかったような「不寛容ふかんよう極まりきわまりない老人不要論」が鎌首かまくびをもたげようとしている。しかも各業界で「バブルジジイ」を組織からパージする潮流がある。。つってもまぁバブル世代は放っておいても「そろそろ定年」ではありますね。

話しが迷子なので要約します３

ブーメラン話しのキーは：

黙牛もくぎゅうの過去の自分に対する悔恨カイコンは
「太田さんの毒舌芸どくぜつげい」を前提として

若い頃に蒔いたまいた毒は下の世代に染み込み
その毒を吸収した彼らが大人になり
もっと先鋭化せんえいかした毒を吐くようになる。

いま太田さんが受けている批判は
数世代かけて濃厚先鋭化のうこうせんえいかした「毒」
ではないだろうか、という暗喩あんゆ


…ごめんなさい「暗喩」はカッコつけた誤魔化しごまかしです。発作的に書いたので、推敲すいこうなしのまま発達人脳はったつじんのう特性「ランダム・リンケージ・トーク話の趣旨があちこちに飛んでまとまらない思考」を丸出しにしてしまいました。

ここまでで、一旦本筋ほんすじの話は終えていると思います。まとめると、

歳をとると、人生のいろんなことが上手くいっていた若い頃がまるで嘘のようになに一つ思うようになりませんなぁ。

しかも、脳やメンタルにダメージを受けやすくなるものですなぁ。

そして、容姿の衰えも手伝ってか、世間から嫌われやすくなりますなぁ。

きっと先人せんじんたちもこういう思いをしながら一生を終えていったのですねぇ。

お互い「話が長いわりに他人に伝わらない」アラカンジジイ、頑張りましょう。

ということだと思います。

話しが太田さんと同じようにあっちゃこっちゃ行って迷走めいそうしていますので、「最後にひとこと言う感じ」で無理やり終わろうと思います。

テレビ屋さんにひとつ言います。てか、十ヶ月前の動画でも再三さいさん申し上げていることとほぼ同じです。

月日は百代はくたいの過客かきゃくにして、行かふ年も又旅人也またたびびとなり

テレビ屋さんはバブル時代の雰囲気を「老化したバブルタレントに続けさせる番組フォーマット」はもうおやめになったらいかがでしょう、ということです。

言ってる意味は、

タレントも加齢でキャラや芸風が変遷へんせんするんだから、その時々ときどきの彼らに最善さいぜんのフォーマットをデザインしてやれって思います。そうやって新しいものを送り込まないと、「変化」に合わせられない視聴者しか育たない

ってことです。送り手も受け手も育ちましょうよ、変化しましょうよ、というお話しでした。

全体的に "a lack of coherence統一感がない" な文章で申し訳ありませんでした。発達障害爺さんじいさんの「公開こうかい脳内整理のうないせいりリハビリ」だと思って眺めるながめると、楽しめる「かも」知れませんね。そして「蛇足だそく」があります↓

蛇足「ファシリテーターと笑点」：

とにかく、ここで日本におよそ三十年住んでいない黙牛もくぎゅうが、様子もわからないまま当該とうがい番組に対して頓珍漢とんちんかんな提案をします：

いまこんな大勢がグチャグチャに勝手な発言を繰り広げてるように見せるタイプの「日本バブル期型トーク・バラエティー・ショー」のフォーマットは、下の世代は観ない、、ていうか、彼らの多くは理解できないのではないかと考えました。

そこでMCや局アナさんとは別にファシリテーターFacilitatorを置いてやれば、ブラウン運動のように不規則な多人数による発言が交通整理されるので、番組がスッキリまとまるのではないかと思いました。

ファシリテーターは、各自の発言内容をまとめて箇条書きかじょうがきにしたり、番組進行を適宜てきぎコンダクトしたりします。これには、他人のめちゃくちゃな話を即座に理解してまとめる特殊能力や言語化する能力の高いプロを探したり養成したりする必要があるかもしれません。

さてここまでお話ししてきた提案を一瞬にして無意味にするようなことを蒸し返します。この番組を観ている人たちは「バブル時代のバラエティーな雰囲気」を楽しみたい人がマジョリティーなんですよね、きっと。だから、内容を少しでも変更してしまうと、皆んな見なくなるわ、アンチコメあちこちに書くわ、って最悪の展開になるのわかってるんですよね。観る側を育てなかったツケってこういうことかなぁ、と。

鈴木紗理奈さりなさんが声を張り上げて場を掻きかき回し、頑張っている姿を見て「日本を離れた30年前と同じことを同じ人が老いたおいた容姿でやっている」って黙牛もくぎゅうは時間と空間の歪みゆがみみたいなものを感じて怖くなりました。

日本のテレビ番組全てが「笑点しょうてん」になろうとしている！