例えば今全てを手放したとして

こんな暮らしいつまで続くんだろうと急に視界が真っ暗になってパニックになる。
もうなにもかも辞めてしまいたい！を繰り返す。
もちろん何もかも辞めてしまう勇気なんてを私には無いのだけれど、
両手がもういっぱいで溢れていく、失ったものを数えて苦しくなる。
きっともうその手はボロボロなのかもしれないね、

「お姉さんみたいな職業憧れます」と目を輝かして言われた。
とんでもなく後ろめたい気持ちしかなかった。
精一杯の作り笑顔、気づかれていないといいな。
「あんまり自分を追い詰めないでね」
なんて言われた。
「体調気を付けてね」とか。
そんな言葉が今は煙たく感じた。優しい言葉が自分にトゲとなって刺さっていった。
人の優しさを受け止めきれる余裕さえも私にはない。
頑張れば頑張るほど自分が辛くなるだけで
努力は報われる〜なんて成功者の言葉でしかなくて、
そんな事がない理不尽な世の中だからやっぱりそれなら頑張らない事で自分を守っていくしかないのかもしれない。
頑張れば頑張るだけきっと損するだけだよと誰かが言っていた、ムズーーー
頑張れ〜ってよくみんな言うけど私頑張ってるのにこれ以上どう頑張ればいいの！と思えて私はすこし苦手。
優しささえも損になることがあるらしい。ムズーーー
わかるよ、見返りを求めてする事じゃないくらい。わかるんだけどね。けどそうじゃなくて、(ムズーーー)
何でもかんでもしょうがないねで済ませることしか出来ないなんて嫌、
悲しい苦しいことって時間でしか解決出来ないのかな、すごく嫌だね。

相変わらずずっとついてないななんて思ってたけど私はきっと生き上手なあの子とか私のほしいもの全部手に入れるのあの人の代わりに、その人の分の辛い役目を肩代わりしているのかもと思い込めば少し気が楽で
私は社会のお荷物かもしれないけど、はみ出しものかもしれないけど、その分あの人に降り注ぐ不幸を肩代わりしてると思えばここにいていい気もする。
許容範囲がどんどん広くなっていくこと、
色んなものを見て知って諦めたからだと思う、それが大人になるということなのだろうか。
残酷だね。
弱音は甘え、ずっとそう言われてきた。情けないな
また誰かの痛みに傷ついて、何か出来ることを探して何も出来なくて自分の無力さを噛み締める。

人が悲しんでる時寄り添える人になりたいのに私が辛くて悲しい時周りに誰もいなくて悲しい。
私はいつまで1人で戦わなきゃ行けないのだろうか。
一生続くならもう負けでもいいから楽にして欲しい。