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「言語不安」のやわらげ方
皆さん、お久しぶりです。こんにちは。マルチリンガルSotaです。今日は、言語学習での「言語不安対策」について軽く書いていこうと思います。
☆「言語不安」とは。
そもそも、言語不安というのは何かというと、「外国語を話す際に生じる不安感」のことを指します。英語のスピーチで緊張したことってありません?ちゃんと原稿を練習した(もしくは手元にある)のに、言葉が出てこない、あの現象です。
実際、言語不安は、外国語習得の分野で研究対象になっていて、主にスピーキングなどで、言語能力への影響があると言われています。(https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0346251X22000136)この影響は、実際の能力に関わらず起きるものなので、ぜひ対策しておきたいところ。
ということで、今回対策を考えてきました。
不安やストレスに焦点を当て、小さく始める、失敗しても許す、不安を受け入れるという3つのポイントについて簡単にまとめて置きます。
1. 小さく始める
言語学習の冒険は一歩ずつ進むものです。スピーチに関わらず、大きな目標に直面すると、不安や圧力を感じることがありますが、小さな目標を設定し、それを達成することで自信をつけると案外上手くいくことがあります。毎日短い時間だけでも良いので、新しい言葉や表現を学ぶことから始めることを意識するといいかもしれません。
ちなみに、個人的な体験で言うと、単語や短い文章などの暗記で対策していったことが多いです。「このフレーズは言える!」っていうのを、一つでも持っておくと、上手くつなげたり、相手の話をよく聞くのに繋がったりしますので。(いい返しになるように)
2. 失敗しても許す
また、当然ですが、言語学習の過程でのミスや失敗は避けられません。しかし、それらは学びの機会となります。自分を厳しく批判せず、むしろ「失敗から何を学べるか」を意識して、取り組んでみましょう。人間は、失敗から学びにくい生き物とは言われているのですが、あらかじめ失敗する、ということをわかっているだけでも、余分な不安を防げます。
実際、完璧主義(=ミスや失敗を恐れて、新しいことなどが出来なくなる心理状態)に陥ると、メンタル的なマイナスが多い、という報告は結構あるので、言語を学習する際も抑えておくといいかもしれません。
3. 不安を受け入れる
繰り返しになりますが、新しい言語を学ぶことは不安を伴います。文法のルールや発音に戸惑うこともあるでしょうし、そもそも人間は、新しいものに対してネガティブなバイアスを感じるように出来ている生き物。
しかし、その不安を否定せずに受け入れることで、より客観的な視点を持つことが出来ます。言語学習は長い旅になりますが、最初から完璧である必要はありません。案外自分のペースを守ってた方が、最終的な到達度も高いことも結構あるので、ネガティブな感情を受け入れつつ、進んでいくのがいいんじゃないでしょうか。
まとめ
以上、言語不安に関する対策でした。言語不安に関わらず、不安などの不快な感情は、受け入れて対策するのが吉、みたいな所がありますので、こんな感じになってくると思います。
YouTubeでも、外国語学習について解説しているので、もっと深く取り組みたいな、と思った方は見て頂けるといいかもしれません。
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