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1stフルアルバム「Hippo Diary」セルフライナーノーツ

皆さんこんにちは。

a fool hippoと申します。

僕は、福岡にて働きながら趣味でDTMをしています。

もともとエレキギターを弾いていて大学時代は軽音サークルでバンドを組んで活動したりしていました。

基本的に歌は歌わずリードギターをしていましたが、かと言ってギターソロ的なフレーズは苦手で主にアルペジオやカッティングを中心としたトリッキーなリフ的なフレーズを作るのが好きでした。

その傍ら、ひっそりと宅録活動をはじめ、当時流行っていたmy space,soundcloud,bandcampなどで曲を発表していたのですが、社会人になり仕事が忙しくなるにつれ、徐々に音楽から離れ時が過ぎていきました。

その後、色々あり、仕事も落ち着いてきたところで、改めて大好きだった音楽活動を再開したいと思い、思い立ってi padとオーディオインターフェース(i Rig)を購入し、garagebandを立ち上げ DTM活動がスタートしました。

そうして、2019年冬にファーストフルアルバムが出来上がりました。

 

楽曲はbandcampにて全曲視聴可能です。

bandcampはこちら!


 
今回は、当時の曲を改めて振り返り、紹介できたらと思います。

楽曲の元ネタだったり歌詞への想いなど綴っています。拙い文章になるかと思いますが、興味のある方はご覧いただけたら嬉しいです。


1.ゴミとダンス 01:53

この曲はかなり古い曲で、2011年に発表したミニアルバム「eenie, meenie, minie, moe」に収録されているものを再録したものです。

これは当時組んでいたバンドにリフを持っていったのですがボツになってしまい、なんとか形にして供養しようという想いで作った記憶があります。

アルバムで最もパンクなナンバーです。

イントロのリフはパワーコード的な押さえ方に1,2弦の開放弦を織り交ぜてみたものです。

ギターソロは、ミッシェルガンエレファントの某楽曲をヒントになんとか弾いてみた感じです。

楽曲の歌詞は、燃えるゴミを出すのが億劫だった当時の心境を、ゴミが灰になる様を、ダンスフロアで観客がハイになる様子と重ね合わせて作ったような気がします。

自分の中で初期衝動が詰まった今でもよくライブで披露するお気に入りの1曲です。

2.Mellow Yellow 03:26

この曲も結構前からある曲で、当初はインストだったのですが、アルバム収録にあたり歌詞をつけたものです。

3カポでナンバーガールっぽいコードをかき鳴らし、疾走感ある楽曲を目指しました。

イントロの入り方やサビ前のキメは完全に透明少女です(笑)

Bメロのブレイク感はなかなか気に入ってます。

サビはAメロで使ったコードを早回ししてシンコペーションするという王道パターンです。

歌詞としては、夏休みと冬休みの思い出を実体験を交えつつ振り返り、羅針盤の針が狂ってしまった現在地に戸惑いながら、あの子の幻想を追い求める様子を歌っています。

3.ブレンディ 02:44

自分の中での初期weezerを意識したパワーポップナンバーです。

1カポでCからAmに動くのですが、僕はこの進行をしばしば多様しちゃってます^^;

今後、増えていく飲み物系楽曲の先駆けになります。

真夏に飲むブレンディって美味しいよねって曲です。

ちなみにギターソロは、アジカン仕込みのオクターブ奏法ゴリ押しです。

 4.タウン 04:02

この曲は学生時代に組んでいたバンドでやっていた思い出の曲です。

当時は3ピースバンドで歌詞は友達が考えてくれました。

Aメロ、Bメロ、サビを意識してちゃんと作った初めての曲かもしれません。

この曲を聴くと、当時のバンドメンバーのことを思い出し、とてもノスタルジックな気持ちになります。

 5.Cloudy Song 03:32

少し落ち着いたテイストのお洒落なコードを使ったナンバー。

コードのアイデアはビートルズのblackbirdを参考にした気がします。

また、この曲は、軽音サークルのOB会で後輩と一緒に演奏した思い出があります。

歌詞は倦怠期のカップルを俯瞰したような内容になっています。

歌の後に入るリードギターのフレーズはチルな感じで結構気に入っています。

 6.カヌレのワルツ 04:05

ゆったりとした三拍子のナンバー。

もともとインストでsoundcloudにあげて結構再生されていたものに歌を加えたものです。

キラキラした感じの2本のギターの絡みは今では出せない当時のテイストが出ていると思います。

正直歌は恥ずかしい感じでインストでもよかったかなーと思います^^;

 7.Night of the bloody apes (inst.) 05:38

以前やっていたバンド用に作ったインスト曲です。

イントロのギタージャーンは、ナンバーガールのナムアミダブツのオマージュです(笑)

その他、ベースリフももろもろ向井秀徳感を意識してます。

本当は諸行無常な感じのラップを入れたかったのですが、言葉が浮かばずインストになりました。

この曲のドラムは16分のオープンが延々と続くかなりシンドいフレーズだと思いますが、当時のドラマーの子はクールに叩いてくれて、感謝感謝でした。

 8.ブライアン 03:03

ストレス発散シャウトソングです(笑)

リフは、NIRVANAの往年の名曲、smells like teen spiritから着想を得ています。

ベースが効いてヘヴィな仕上がりになりました。

歌詞に深い意味はありません。

9.Black Riot 02:45

初期ナンバーガールを意識した疾走系の曲です。

イントロのコードは、たまたま変な押さえ方を見つけ採用しました。

衝動的なサウンドができたので、クラッシュのwhite riotをもじり、

同タイトルにしました。

今思うと歌詞の世界観がまだまだだったなーと思います。

10.See you again 03:52

ART-SCHOOL的な内省的な世界観の楽曲を作りたいと思い制作しました。

同じコード進行を、静と動を繰り返す構成もアートリスペクトです。

歌は退廃的な世界観を意識しました。 

11.The autumn song feat. yoshibiroko (inst.) 04:15

学生時代の友人と共作したインスト曲です。

スローテンポで繰り返すシンプルなギターフレーズに、

徐々に友人のギターが加わり盛り上がる構成となっています。

タイトルの通り、少し肌寒くなった秋の風景を意識しました。

友人のギターは大変エモーショナルで、ノスタルジックで思い出深い1曲です。 

12.蝉の声 04:29

ラストナンバーは学生時代に宅録した楽曲をそのまま収録しました。

理想としてはスピッツ的なポップなロックですが、

果たして仕上がりは非常にゆるい感じになってる気がします。

学生時代の暇すぎる夏休みをそのままパッケージしたような楽曲で、

こちらも大変思い出深いです。

この曲は、garageband導入前で、確かkristalというフリーのDAWで録音しました。パソコンにシールド直挿しで録った割にはいい感じに仕上がってる気がします。

ちなみに、録音に使っていたパソコンはぶっ壊れてしまい、学生時代に作っていた曲のカケラも全部吹き飛んでしまいました。

かろうじてネットにアップしていた数曲のみ生き残った感じですが、バックアップは大切だなと感じた次第です。

 終わりに

以上、大変拙いですがセルフライナー・ノーツということで、書かせて頂きました。

振り返ってみると、自分なりのギターロックを目指して足掻いていた様が刻み込まれている気がしました。

完全に自己満足で勢いで書いてみた記事ですが、誰かの何かの参考になれば幸いです。

今後もこのブログでは、音楽のことなどちょこちょこ発信できればと思います。

ぜひ、よろしくお願いします!

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