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眠るまではイヴってね!(ミリアニ感想 ネガティブ寄りです…)

萩原雪歩推しの友達、A君のこと

ミリアニ見ました?
いや〜良かったですね(心のミリオタ)
そうか?あんまりだったぞ
従来のアイマス作品(特に無印)
を越えるような作品じゃないよな
曇りも少ないし(心のアニオタ)
いや〜はは… いや〜〜〜〜〜


心の中のオタクは、常に多方面から物事を見る。一つの面に拘ったりしない。
正直な感想としては、全員を出したことでとっ散らかったな…と言ったところ。
一人にフォーカスすることにより、話への感情移入がしやすくなる。アニメや漫画などのコンテンツでは、登場人物を増やすことは基本的には諸刃の剣となる。
今回のアニメは例に漏れず、話がとっ散らかってしまった。(勿論、心のミリマスオタクは満足してる 全員見れて嬉しいし…)
また、Pの活躍もよく分かんなかった。
人が多くなりすぎて、大変なのは分かるが、
プロデューサーの味が薄い………


また、3Dアニメにした理由もイマイチよく分からなかった。予算的な問題や、諸々の都合についてはガキなのでよく分からないが、
単にアニメのみを面白くする条件(ダンス描写や表情などの描写について)は手書きの方に軍配が上がったと言ってしまってもいいかもしれない。あんまり動きあるダンスしてなくない?これも39+13人いる弊害か…?
また、上で言ったように「曇り」について、ミリアニでは1話簡潔で容易に帰納するようになっている。あまり言いたくはないが、従来のアイマス作品のアイデンティティの欠如にも思われる。(曇るからアイマスとまでは言わない)

個人的には、アイマス作品全体を流れる血脈のようなテーマは「成長」だと思っている。
これは、765プロASの話があまり書かれなくなったのはなぜ?という問いに対するアンサーであると自分は考えている。
これだけ人が多いと、やはり一人一人の成長描写を描くのは困難だ。
アニマスでは、一人につき一話を使え、着実に成長を感じられる手応えが全員にあった。
ミリアニはどうだろうか。ここでも人数を多くした弊害が出てしまっている。
(伊吹翼の成長シーンは、もっと時間かけても良かったなぁ…)


後半の締めくくりが話の方向性が全体的に良く分からなかった。
10話は父親の問題を抱える人を対比させるという話だったが、はっきり言って最上静香の父親を納得させるためだけに作った回であり、話の解決のためだけに「作らされた」回であるようにも思われた。
11話、覚えてない。何があった…?
12話はライブシーン。お客があんまり動いてなくて怖かったな…(CGであんな人数動かしてる方が不気味だけど)推しが近くにいたらめちゃ手振るし、失神しそうになるだろ………
電気トラブルも渋々やった感じな気がする。必要なかったよね?????

〜ここからは良き所を〜

中盤にかけて、ファン泣かせな作品が多い。
9話!あんなことしていいの?ダメでしょ
7話もトンチキすぎて逆に良い。
アイマスは深刻な話の中に急にトンチキをやるから面白い。
8話も凄い。7〜9話に関してはそこだけくり抜くことは難しいものの、アニメとして見たとしてもとても評価できる作品だった。
原作愛もとんでもなく素晴らしい。
5話とか4thライブやんけ!
先輩が先輩してて良かった。AS最高すぎ?
桃子の来歴をCMで保管して興味持たせてる演出、入口として最上級すぎる。何???
キャラ可愛い。みんな可愛いよ………
最終回と現実をリンク。オタク好きよ〜?
961プロの二人!!!うわ〜!!!!!!
早坂そらも出てる!!!!!!!!!
監督の原作愛には感謝しても仕切れないわ…

ここまで文句を垂れてきた作品だが、誉めているのを見てもらえれば分かる通り、「良いところがある作品」であるのは間違いない。(久々に動いてるミキも見れたし…)
自分の評価が絶対ではない。
好きなコンテンツだからと色眼鏡をかけることなく、正当に再び評価してみてほしい。

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