震災、リテラシー

地震が起きるとよく「フェイクニュース」が上がるが、それについて一番効率的な対策とは基本的に「無視すること」だ。

当然「誰かを助けたい」のは分かる。
そのために、君が出来る一番のことは
インターネットを見ないことであろう。


無論、そういう気持ちを抑えられないのは分かる。テレビはやってないし、インターネットでもそういうことしか言わない人が多数だ。
あまり関係ない人からすると、暇であろう。
そんな中で、誰かを助けるために情報を拡散、共有したい気持ちも十二分に分かる。
しかし、情報は君達が思うより目につく。
あっという間に流れ、取り返しがつかない。
自分のツイートが100人に見られるとする。
たった3%の人間のみが拡散するとしても、そのツイートの拡散性は3倍に膨れ上がる。
そんな大量の情報の中で、正しい情報は流されてしまう。君達は一度踏み留まるべきだ。


沈黙は、ことインターネットにおいては
「無口な加害者」ではない。
むしろ、「分別のある行動」なのだ。
地震でパニックになるのも分かる。
そんな時、君達が求められているのは
平素からの「ネットリテラシー」ではなかろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?