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酒は飲んでも飲まれるな。(親族編)

先日、普段よく一緒に旅行に行く友人と、居酒屋で飲みました。

その中に20人ほどのグループで結構騒いでる人達がいました。

この辺りは楽しく飲めて人に迷惑かけていなければ、許容範囲なのでいいのかと。

カンパーイ!!


話は過去に遡ります・・・。


僕の家は父や父方の兄弟がお酒好きな家系でした。

父は昔からタクシーの運転手(若い頃はダブルワーク)で家族の為に一生懸命働いてくれていました。

僕が子供の頃から、父はいつも晩酌でビールや焼酎を何かで割って飲んだり…と、そういう光景を当たり前に見てきたので、おそらく休みの日は必ず飲んでいたのだと思われます。

そして父は、夢だった個人タクシーを開業することができたのです。

○○タクシーです



しかし・・・

日本はすでにずっと景気の悪い状態が続いていまして...。

さらに追い討ちをかけるようにコロナという世界中を震撼させる最悪な出来事が起きてしまいました。


ソーシャルディスタンス


景気が悪く、ただでさえ乗客が少ないのにコロナ禍になってからは余計に暇になってしまいます...。


父は早く帰宅してきては、次第に350㎖や500㎖の缶酎ハイを毎日数本飲むようになってきました。

暇だなぁ・・・



父の仕事中の対応の件で、所属しているタクシー協会の支部宛に苦情の電話があったり…。


父の状態を見ていたら、このまま仕事させるのは正直、かなり危険だと思いました。


心配になった僕と母は支部長に相談に行き、支部長がわざわざ自宅まで来てくださり、なんとか父を説得してくれました。


体調は徐々に悪化し、腹水(入院して手術する羽目)になったり、検査結果の数値も異常な箇所があったりと・・・。


アルコール性認知症も入ってるでしょうとの診断を受けました。


そして・・・


たまたま、病院に行く予定の日に急に倒れて意識を失ってしまい、救急車でかかりつけの病院に搬送され、一命は取り留めたものの・・・。


多機能不全となり、入院して2週間ちょっとで、父は亡くなりました。


大好きな酒をたくさん飲めて死ねたのなら本望だろう・・・


まだ他にも親族関係で嫌な出来事があったのですが、あえて割愛いたします。



僕自身の話になりますが、20代前半の若い頃は若気の至りといいますか…

ビールから始まり、ジュースみたいに飲める甘めの缶酎ハイも好きでガブガブ飲んでしまい、結局飲み過ぎて吐いてしまったり、二日酔いになったりと…。当時はかなりお子様飲みをしてしまいました。

もちろん人に迷惑をかけてしまった自覚はあります💦


いい気分だぁ♪




今、思うとこれも遺伝なのかなぁ…と。


でも、とある出来事をきっかけにお酒の量を調整して飲むことに決心しました。

もちろん今でも続いてますし、もうベロベロになるまで酔っ払いたいという衝動は一切なくなりました。


次回は酒は飲んでも飲まれるな(友人編)に続きます。



今日もここまで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m



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