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その14 子犬の飼い主さんの憂鬱 玩具

先日子犬の飼い主さん向けのセミナーで、玩具のお話になりました。
特に子犬には、噛んだり転がしたり引っ張りっこをしたりする玩具が必要になってきます。
自然界では、木の枝を齧ったり虫を追いかけたり遊ぶ要素は沢山あるのですが、家の中では退屈してしまいます。

飼い主さんに玩具をいくつ持っているか聞いたところ、ほとんどの方が4~5個とお答えになりました。
私が「最低でも10個は用意して下さい。なんなら20個でも良いですよ」といったところ、「甘やかすことになりませんか」とご心配される方がいました。

ここが、「犬とは上下関係を築かなければならないという優位性理論」が未だにはびこっている証拠なのです。
皆さん、心にブレーキが掛かるのですね。

ワンコさんとのことで悩むことがあったら考えてみて下さい。
そのことが、犬にとって必要なことであり、利益になり、健康上も問題なく、周りにもご迷惑をおかけしないのであればGO!です。

玩具が多いということは、選択肢が増えるということです。
今日の気分で玩具を選べた方が楽しいと思いませんか?(多分)

つづく


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