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「カタカムナ」で解く魂の合氣術

図書館で何度も借りている本で、
魂合氣(たまあいき)について書かれています。

合氣とは取り(術をかける方)の腕を、受け(攻撃する方)が掴み、そこで取りは技を使って受けを転がしそれを形(かた)と呼びますが、魂合氣は形を必要としません。

合氣道をはじめ私は今まで武道の経験が皆無で、ではなぜこの本を選び、何度も読んでいるかというと、カタカムナのタイトルに惹かれたからなのです。

カタカムナ文化の根本でもある「マノスベ」とは、「体で感受して、それに従った自然な動きといとなみ」の意味であり、マノスベであればカムウツシ(命に必要なカムミ=超微粒子を環境から体に取り入れること)・アマウツシ(取り入れたカムミを使って生命質や物に変換すること)が盛んになり、その人の体に今必要なことが適切な状況で発生する。

それが出来るようになると、攻めようとした受けが触れてもいないのにその場で自ら崩れてしまうといった不思議な事が起こったりするそうで。

また普段疑問に思わないような姿勢についても今と昔では違い、現代の姿勢は様々な歴史があって外国から入ってきた戦いに適した姿勢であり、日本人形や日本画に見られるような鼠径部を緩め腰が降りて踵重心で立つのがマノスベの姿勢であるんだと。

これを読んでいるタイミングで丁度忍者の頭目から棒手裏剣を教わる機会があり、その時に
「能の動きのように腰を落とし左足を前に出して右足を前に擦るように動かすと丹田の力が使えるよ」
と教えていただき、初めは半信半疑でしたが力が少しずつ使えるようになるとそれまでいかに腕の力だけで打っていたのかと納得し、魂合氣とは違うのかもしれないけどそれに通ずる物があるのではないかとひどく感動しました。

そして少し前にもうひとつ不思議な事が。
今思い出しても不思議なのですが、
街を二人で話しながら歩いていて、後ろから自転車が来ていたのを私は氣づかず、
相手の方が危ないと思ったのか「あっ...」と言っておそらく意識が私に向いた瞬間に触れてもいないのにその方の方へ力強くぐいっと引っ張られる感覚があり、瞬間的によし身を委ねようと何故か感じ、ほんの少しよろけ、私たちの間を自転車を隔てていたので結果的には少し手がぶつかり、その直後私は自転車が来ていた事に氣づくという電光石火すぎて理解に時間のかかる事があったのです。

私はすみませんも言えずただ微笑むしかできなかったけどどうしてもあの瞬間何かの力が働いていたと感じざるを得ないのです。

で、私の結論は、
"きっとこの方は何かすごいパワー持ってるんだ"
今のところ、それだけです。笑

本を読んで実際に術を実践するところまではいけていないけど、どうやら頭で考えず無心でリラックスした状態で行うそうで、実は私はその不思議体験の瞬間、今まで感じたことがあるかないかくらいのひどくリラックスした状態だったんですね。

それが関係あるのか否か。
真相はわかりませんが、非常に興味深い。
本は他にも細胞をいじめないこと・ミを入れて働くことなどとても興味深い事が書いてあったのでご興味ある方は是非是非ご一読ください♩

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