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ニジイロクワガタは日本の冬を越せる

ニジイロクワガタ(成虫)は、日本の冬を越すことができます。
10度以下にならない屋内であれば、そこまで気を遣うことなく、生き延びてくれます。

写真の個体は、もう少しで購入から丸2年です。

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多くの外国産クワガタでは、ヒーターを導入するなどして、温度管理をしないと冬を越すことができません。

一方、ニジイロクワガタはヒーター等を使わなくても、冬を乗り越えてくれました。

とはいえ、気をつけるべきことはあるように思います。

今回は私自身が気をつけたポイントを3点ご紹介します。


1.窓際に置かない

ケースを窓際・窓側には置きません。

窓際は、温度変化が激しいからです。

夜間は冷気が入ってきてしまいますし、昼間は(もし日当たりが良いところだと)冬でも高温になってしまう可能性があります。

昼間と夜間で温度変化が激しいと、ニジイロクワガタに負担がかかってしまいますので、避けています。

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2.高いところに置く

これも、「1.窓際に置かない」と同じで、温度変化を避けるためです。
冷気は低いところに行き、暖気は高いところに行く性質があります。

例えば床においておくと、夜間に窓側から流れてきた冷気をもろに受けてしまう可能性があります。
高いところにおいておけば、冷気の直撃をさけることができます。

うちでは、本棚の上にケースを置いています。

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3.昆虫ゼリーは一応入れておく

これは、正直なところ正解かはわかりません。
冬場でも比較的温かい日が 3日〜1週間 くらい続くことがあり、そういうときにはニジイロクワガタがモゾモゾと活動しはじめることがあります。

そんなときはたいていゼリーの上に陣取るので、ゼリーは入れておいています。
ただし、夏場のように頻繁に変えたりはしていませんが。

反論としては、「個体の消化器系に負担がかかるかもしれない」という意見があるかなと思います。
たしかに変にゼリーを摂取してしまうと、消化のためのエネルギーを使うべきタイミングで、また寒くなってしまったときなどに、個体に負担をかけるかもしれません。

結果論になってしまいますが、入れっぱなしでも冬越しできているので、そこまで気にしなくてもいいかもしれません。

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まとめ

せっかくお迎えしたニジイロクワガタなので、できるだけ長く付き合っていきたいです。

ちょっとした気遣いが長生きにつながるといいなと思います。

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