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Quest FM Backstage #7

※Quest FMは音声メディアを通じたものづくりに取り組むユニットです。

毎週月曜22時からClubhouseでトークしています。

こちらのnoteは、Clubhouse後のアフタートークを書き起こして、再構成したものです。

Atsushi:DJ Atsushi
Masashi:DJ Masashi
Shota:DJ Shota


まずはお互いの近況報告


DJ Shota:始まりました、QuestFM第7回。7回って早いですね。

DJ Atsushi:2か月やってますね。

DJ Shota:やりたいって言い出してから、2か月ってすごいですね。なんだかんだで。

DJ Masashi:だから多少は焦ってきましたよ。「ちょっと進めないと」と。

DJ Shota:その危機感のなか、DJ Masashiは今週、何をしてましたか?

DJ Masashi:ずっと撮影。ひたすら筆記具を撮ってましたね。

DJ Shota:ははは。

DJ Masashi:またマニアックな本が出来上がります。明日からはね、そうめんの撮影ですよ。

DJ Atsushi:そうめん?

DJ Masashi:そうめんを1日撮る。

DJ Shota:そういうの好きですね、本当に。

DJ Masashi:好きなんですよ、楽しいんですよ。

DJ Shota:DJ Atsushiはこの1週間、どんな感じだったんですか?

DJ Atsushi:1件おもしろい営業電話がかかってきまして。「御社のサイトを拝見しましたらペーパーカンパニーと書いていましたが、御社はペーパーカンパニーでよろしかったですか」って聞かれたんですよ。

DJ Masashi:ははは。

DJ Shota:えー!

DJ Atsushi:会社案内のページにわれわれのミッションみたいなところがあって、自己紹介をしているページがあるんですよ。で、「私たちはペーパーカンパニーです」と確かに書いているんですね。

DJ Shota:それはキャッチー的な感じですよね。

DJ Atsushi:そうです。要は「紙製品を作っているペーパーカンパニーです」というボケを入れているんです。1行目にペーパーカンパニーですと言って、2行目には紙(ペーパー)って書いて、ボケの解説もしているわけですよ。でもたぶん、この営業の方は1行目しか読まなかったんですね。

DJ Masashi:ははは、粗い営業が来ましたね。

DJ Atsushi:仮にペーパーカンパニーだとして、ペーパーカンパニーって自分で言うか? って話ですよ。

DJ Masashi:ははは。

DJ Shota:その人は何を売りたかったんですか?

DJ Atsushi:ITツールかな。営業ツール。

DJ Shota:ペーパーカンパニーに売ってもしょうがないじゃないですか。

DJ Atsushi:でしょう。もしかしたらペーパーカンパニーの意味も分かってなかったかもしれなくて。

DJ Shota:単にリストを渡されて、電話しているなかで企業案内をとりあえず見てみたら「ペーパーカンパニー」と書いてあったから、引っかかるかなと思って喋ったんですね。

DJ Atsushi:そう。話を繋ぐために、とりあえず言ってみた感。だから「ペーパーカンパニーでよろしかったですか」と言われて、「いえ、私たちはペーパーカンパニーではありません」と答えたんですよ。

DJ Shota:ははは!

DJ Atsushi:これ、何の時間やろうなと思って(笑)。

DJ Masashi:ははは。

DJ Atsushi:そんなに分かりづらいボケやったかなって、ちょっと悩みました。

DJ Shota:まあ、分かりにくいですよ。少なくとも国税が来たらあかんやつですね。

DJ Atsushi:会社サイトでボケてくるという、まず心構えができていないでしょうからね。

DJ Shota:その営業の方はちょっと不運でしたね。変な会社に電話をかけてしまいましたね。

DJ Atsushi:本当に申し訳ない。

DJ Masashi: DJ Shotaはどうだったんですか?

DJ Shota:今週、めっちゃ桜が咲いたじゃないですか。うちのちびっこが入学なんで写真を撮りたかったんですけど、入学式のときにはどう考えても間に合わないんですよ、桜が散っちゃってて。だから、ちょっと子どもたちをおめかししてランドセルを背負わせて「入学おめでとう写真」を撮りに行きました。ほっこりした土曜日を過ごしましたね。

DJ Atsushi:いいですね。

DJ Shota:結構、多かったですよ。それやってるご家族。

DJ Atsushi:うちも先週やりましたよ、平日に休んで。

DJ Shota:東京のほうが桜は早いですもんね。

DJ Atsushi:そうなんですよ。公園で撮ったんですけど、週末は人が多いかなと思って、人が少ない平日の午前中に撮りました。

DJ Masashi:なるほどね。

DJ Shota:やっぱりそういうのは思い出だから撮っておかないとね。

DJ Atsushi:そうなんですよね。

DJ Shota:そんなほっこりしたわれわれでございますけれども、今回のClubhouseはちょっと濃い話題で盛り上がりました。番組説明のほうをさせてもらいますね。


改めて番組紹介を


QuestFMはモノづくりをするラジオ局です。世の中の課題を探求(クエスト)し、再定義した道具をプロダクトアウトします。毎週月曜日22時から30分間配信するClubhouseを主戦場に、リスナーを巻き込んでリクエストも受け付けます。DJ Shota、DJ Masashi、DJ Atsushiからなる3ピースDJということで。

DJ Masashi:はい。

DJ Shota:なんやねん、「3ピースDJ」って。

DJ Atsushi:DJって、ディスクジョッキーとみんな思ってるでしょう?

DJ Shota:違うんですか?

DJ Atsushi:DJのDはデザインのDですからね。

DJ Masashi:おっ! そうだったんですね。

DJ Shota:Jは?

DJ Atsushi:ジョッキーですよ。

DJ Masashi:ジョッキーって何だっけ。

DJ Atsushi:競馬のジョッキーと一緒で、操る人ですよ。操縦者。

DJ Shota:あー、競馬のジョッキーと一緒でいいんだ。

DJ Atsushi:そう、円盤を扱う人だからディスクジョッキー。

DJ Shota:われわれはデザインを扱っているんですか。

DJ Atsushi:そうです。扱っているというか、操る。

DJ Masashi:操る。

DJ Shota:デザインを操っている。うわ、かっこいい。

DJ Masashi:かっこいいな。

DJ Shota:さすが。理屈をこねくり回すの、天下一品ですよね。

DJ Atsushi:「後付けの天才」ですから。

DJ Shota&DJ Masashi:ははは。


マネークリップ使ってる?どう思う?


DJ Shota:さて、今回のテーマは「マネークリップ」。あえて絞って(リスナーに)うかがってみたんですけど、絞り方が良かったですね。

DJ Atsushi:具体的なエピソードがいっぱい聞けましたね。

DJ Masashi:良いリクエストをもらいましたよね。

DJ Shota:「そもそもマネークリップって使いにくいんちゃうか」的な話から、いろんなお財布を試したうえで「マネークリップじゃなくて、お財布のほうがいいよね」という話になったあとで、それでもあえて「マネークリップを使っています」という人たちのシーンごとの意見だったり。なんであえて今マネークリップなんだ、みたいな話が聞けたから良かった。

DJ Masashi:神回でしたよね。

DJ Shota:結局、我々が作るものも別にマネークリップという形にはまったくこだわっていないじゃないですか。

DJ Atsushi:そうですね。

DJ Shota:機能さえ良ければ、それで良くて。それがお財布だろうが、ただ単にそのマネークリップのクリップ機構が便利やったら付けたらいいだけだから。そもそもマネークリップがなんで生まれて、流行ったか、今はなんでそんなにメジャーじゃないのかという話もすごくおもしろかった。1ドルと1,000円の違いというのは「あー!」と思いましたね。

DJ Atsushi: DJ Masashiがいいこと言ってましたね。

DJ Masashi:海外では「お札が小銭だ」と。

DJ Shota:さすが帰国子女。

DJ Masashi:ありがとうございます。

DJ Shota:ははは。当時はたぶん、チップなんか払っていないやろうけど。

DJ Masashi:いや、払ってましたよ。

DJ Atsushi:えー!?

DJ Shota:小学生でもチップ払うの?

DJ Masashi:だって、家族でご飯を外に食べに行って、そのチップを渡すのはむしろ子どもの役目。

DJ Atsushi:へー!

DJ Masashi:「Thank you」と言いながらウェイターさんに渡してくる、みたいな。

DJ Shota:すごい文化やな。ちなみにそのとき、お父さんはマネークリップを使っていたんですか?

DJ Masashi:全然使っていないです。

DJ Shota:ははは、それは違うんだ。

DJ Masashi:ジャパニーズなんですよ。

DJ Atsushi:じゃあ、やっぱり「マネークリップはチップを払いやすいから説」は、いま一つ信憑性がなかったですね。

DJ Shota:「マネークリップ」ってググると「お札が取り出しやすい」ってブログで書いてる人が多いんですけど「ほんまかな?」とも思うんですよ。

DJ Masashi:うーん。

DJ Shota:普及していないということは、そこまででもないのかなという気もしますし。

DJ Masashi:日本のお札の形態に合っているかどうかが分からないんですよね。1,000円札以上がお札の文化じゃないですか。

DJ Atsushi:うんうん。

DJ Masashi:そこにマネークリップ文化が合うのか。

DJ Shota:マネークリップ文化というのは、比較的頻繁にお札を出し入れしたりするってことですよね。

DJ Masashi:そうそう。ラフに使っていいお札をマネークリップに入れるとすれば、日本で1,000円以上はまあまあな金額になるので。それが合うのかな、どうかなって。

DJ Shota:マネークリップって大きく2つの形に分かれるじゃないですか。いわゆる金属クリップだけの、ただ単にお札をピッと留めているだけのもの。それと2つ折り財布みたいになっていて、真ん中でピュって引っかかりがあるやつ。それだったらほとんどお財布みたいな見栄えになるけど、ピッと留めているだけのはガチのマネークリップやなという感じもするし。金持ちがマネークリップを使っていそうな気はする。

DJ Atsushi:イメージ的にはオシャレなファッションアイテムですよね。憧れのアイテムだから、1回は「使ってみたいな」とは思うんですよね。でも実際はどうかというと。

DJ Shota:「かっこいいな」とは思うんですけどね。なんでやろう、なんで手が伸びないんだろう。


あるパターンも、ないパターンも


DJ Atsushi:さっきのClubhouseで「結婚式のときに使う」って方がいましたね。

DJ Shota:それって「トラベル用財布」的なポジションですよね。

DJ Atsushi:セカンドですよね。

DJ Masashi:そうそう。

DJ Shota:ただ、旅行やったら、そのバリバリと踏むとか、防水とかが良かったりするけど。結婚式みたいなシーンやったら、ブランドのマネークリップであれば、見栄えも格好がつく。でも彼の持っていたマネークリップって、いわゆる留めるタイプのほうでしたよね、2つ折りのほうじゃなくて。

DJ Atsushi:そうでしたね。

DJ Shota:「お札が丸見えやん」「そっちなんや」とは思いましたね。

DJ Masashi:持っていくものをミニマムにしていこうという発想ですよね。

DJ Shota:ミニマム志向というのは、このキャッシュレスのご時世としては正しいはずなんですよね。でも一方でお財布を毎日持ち歩くツールと思ったときに、やっぱり紙物が増えるから「全部突っ込んでおける母艦にしたほうがいいよね」って考え方もある。そこは我々がちゃんと軸を決めないとブレる。

DJ Atsushi:内ポケットがあるかないかでマネークリップを使えるか使えないかという話もあったし、どういう職業、どういうスタイルの人がどういうシーンで使うのか、結構いろいろありますもんね。

DJ Masashi:要はポケットをお財布の外側として使っているみたいな人はマネークリップを使いやすいということですよね。

DJ Shota:なるほど。

DJ Masashi:ポケット自体が財布の袋みたいな。昔の日本人も和服の袖のなかに、糸で巻いた小銭を入れていたりしてたんですよ。

DJ Atsushi:袖の下ですね。

DJ Shota:糸で巻いていた(笑)。

DJ Masashi:あれはジャパニーズマネークリップなのではないか、という仮説。

DJ Shota:ははは。

DJ Atsushi:洋服、お召し物と財布の関係があるってことですよね。

DJ Masashi:それはありますね。考えてみたら、山に登るときに防水のお財布がいいとか。だから今回、我々がやろうとしている「目的に応じて付け替えて財布を作る」みたいな考え方にはやっぱり合ってますよね。今回の話って。

DJ Atsushi:それこそいろんなシーンに合わせて変化するという話でいうと、マネークリップの部分だけでも使えたりするし、プラスでカード入れとかもガッチャンコできる、変身できるもの。だから「マネークリップを使いましょう」「やっぱりやめておきましょう」じゃなくて、いろんなシーンに適用できるというところがポイントじゃないですかね。

DJ Masashi:いいですね、適用。

DJ Shota:そっか。だからマネークリップパーツでやるパターンと、やらずにポケットで抑えるパターンと両方を作ったらいいのか。

DJ Masashi:うん。

DJ Shota:すごいなそれ。

DJ Atsushi:自分なりのシーンに合わせた自分だけの財布が出来上がっていく。

DJ Shota:カッコいいけど、ハードルがどんどん高いことになってきましたね。大丈夫かな(笑)

DJ Masashi:もう、「財布」だけで考えてると答えが出ない気がするんですよ。どちらかというと、その人のライフスタイルがまずあって、持っていきたい持ち物があって、その優先順位で今われわれが作ろうとしているものが決まってくるんじゃないかなと。もちろん優先順位が高いのはお金を扱う財布的な要素なんだけれども、いろんな他の目的も一緒に叶えつつ、財布的なものでなんとかしていく。だから「持ち物」に少し広げて、もう1回考えてみたいかなと。

DJ Shota:毎日持ち運んでいるもの。カギなのかもしれないし、スマホ一つをとっても「どういうケースを使っているのか」というのもあるかもしれないし。

DJ Masashi:スマホにだいぶ依存して電子マネーでやっていれば、もう本当にマネークリップでいいかもしれないんですよね。

DJ Shota:今日もね、実際にマネークリップを使っているとおっしゃった方は「基本的にはもう小銭も持たないように」「極力それだけで生きていけるように」と言ってましたもんね。


そろそろ開発を進めよう


DJ Shota:なるほどなあ。広がったり、狭まったり、また広がっていったりと、話をどうまとめていくのか大変になってきましたけれども、個人的に大きな進展はちゃんと昼間も喋ろう(=定例ミーティングしよう)と言えたんで、それが良かった。

DJ Masashi:ははは。大事、大事、すごい大事。

DJ Atsushi:月曜日のClubhouseと、この収録だけじゃなくね。

DJ Shota:そうそう、そろそろ(開発を)前に進めよう。

DJ Atsushi:水面下ではみんな動いているんですけどね。

DJ Shota:そうですね、ちょっとずつ。

DJ Atsushi:ウェブサイトは今週中にアップできるかな。

DJ Masashi:おっ。

DJ Shota:じゃあ、リスナーの皆さんもQuestFMのTwitter、Facebookのプロフィールが一気に変わりますので、楽しみにしていただければと思います。そろそろ20分なんで、こちらのほうも締めさせてもらおうかな。

DJ Masashi:はい。

DJ Shota:QuestFMのお話は毎週月曜日にポッドキャストで収録して配信させていただいております。Apple Podcastsもそろそろ登録ができたということなので、検索で出てくるかな。いよいよ本格的にスタートしたかなと思っております。今日のお話した内容は書き起こしてnoteのマガジンにも掲載されますし、3人のそれぞれの感想noteもマガジンに掲載していきます。公式サイトが完成しましたらリンクを貼っておきますので、そちらもご覧ください。また来週もQuestFMを楽しみに聞いていただければと思います。

DJ Atsushi:はい。

DJ Shota:何か言い残したことはありますか。

DJ Masashi:・・・ないですね。

DJ Shota:シーン・・・。

DJ Atsushi:サッカーでアルゼンチンに勝ったので、僕は気分がいいです。

DJ Shota:ははは、U-24でしたっけ。

DJ Atsushi:3-0で完勝ですから。

DJ Masashi:めちゃめちゃ強かった。

DJ Atsushi:うん。皆さんにもスカッとした気分を、われわれの財布を通じてお届けしたいと思っております。

DJ Shota:そんなん、できるんかな(笑)

DJ Atsushi:ははは。

DJ Shota:ありがとうございました、また来週。

DJ Masashi&DJ Atsushi:ありがとうございました。


次回のClubhouseは4/5(月)22:00から ▼


「Quest FM」プロフィール

モノづくりするラジオ局。
世の中の課題を探求(quest)し、再定義した道具をプロダクトアウト。Clubhouseを主戦場に、リスナーを巻き込んでリクエスト(request)も受けつけます。
主宰はDJ Shota、DJ Masashi、DJ AtsushiからなるスリーピースDJ。

Twitter:https://twitter.com/questfm_club
Facebook:https://www.facebook.com/Questfm-106177658174337
Anchor(Clubhouse後のアフタートーク):https://podcasts.apple.com/jp/podcast/quest-fm/id1553726305
note:https://note.com/noread/m/m7ccd3769a695


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