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【日本最大級!探究の祭典⑪】「規格外野菜も人と同じで“コンプレックスも可愛くなる!美味しくなる!”」ソーシャルチェンジ出場チームの声

探究学習の成果発表の場「クエストカップ2023全国大会」(2月18~25日)。出場チームの皆さんから送られてきた、これまでの学びの振り返りと、本番に向けた意気込みをまとめました。

「クエストカップ2023全国大会」には266チームが出場。当日はYouTubeLiveで配信します。
※タイムスケジュールは公式サイトで公開予定
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自ら見つけた社会課題を、どうしたら解決できるのか考え抜き、発表する、社会課題探究部門「ソーシャルチェンジ」、その英語版「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」の出場チームを紹介します。

クラーク記念国際高等学校 東京キャンパス 「fellow」

作品の概要
学校で行ったスポーツゴミ拾いの行事で、私たちの学校が位置する新宿区が最も街中にゴミが落ちていることがわかった。そこで、新宿に住んでいる人たちや外国人にも気持ちよく過ごしてもいらうための環境づくりをしたいと考えた。そもそも他の国に比べて日本にはゴミを捨てる場所がないと考え、新宿区の学校に通っている中高大学生の力を借りようと思った。

苦労したこと・テンションが上がったこと
最も苦労したことは、単に街中に設置してあるゴミ箱を増やすだけでは解決しないことに気づき、新宿をよりよくするための案を互いに出し合いまとめることに苦労しました。テンション上がったことは、街中のインタビューで普段私たちが耳にすることのないような意見を聞くことができたこと。

発見や成長
私達で話し合って困ってそうだと感じたことを街中でインタビューした時に想定してたこと以外に困ってることがあったこと。

意気込み
優勝目指して頑張ります!!


クラーク記念国際高等学校 広島キャンパス 「RIN」

作品の概要
現在、小学生の多くが給食を残してしまう現状があることを知りました。調べていくと、学校給食は、栄養バランスを考慮し成長に必要なエネルギーを得ることができる、また食生活は多くの人によって支えられていることに気づきました。そこでこれらのことに気づける機会として、小学生高学年を対象に、「nature camp」という企画を考えました。「食を通して笑顔を生み出す」をテーマに、食に関する実体験を段階的に行い、子どもたちが食の大切さに気付けるような内容を企画します!

苦労したこと・テンションが上がったこと
私たちが考えたプログラムを他にはない、オリジナリティ溢れるものにするのが難しかったです。どうしたら子供達が、自然に食の大切さを学ぶことができるのか、どのようなプロセスでキャンプを開催するか、細かいことに至るまで、何回も試行錯誤を重ねました。みんなの案がたくさん詰まったプロジェクトが出来上がったときは、とても嬉しかったです!

発見や成長
「現実的に私たちにできること」を考えていく中で、面白く、クリエイティブなアイデアにしたいと思い、様々な視点から物事を考えてみました。その中で、小学生が楽しみながら、飽きずに食の大切さを学べるというところに焦点をあて、新たなことに挑戦してみるという発想が大切だと気付きました。最初は問題の規模が大きく解決が難しい状況にいましたが、グループの皆と話し合った結果、とても面白いプロジェクトを考えることができました。進めていく中で、対象となる人達にどんな傾向があるのか沢山知ることができ、自分達の経験や思ったことをこのプロジェクトに込めることができました。

意気込み
自分達の経験や思ったことをこのプロジェクトに込め、「食を通して笑顔を生み出す」そんなプロジェクトを実現させるためにも精一杯頑張ります。内容だけでなく、スライドのデザイン、フォントも見やすく作成したので注目していただければ嬉しいです!


クラーク記念国際高等学校 広島キャンパス 「ざわつくKoala’s」

作品の概要
オンライン授業では、コミュニケーションにおいて問題があると実体験から感じました。これらが授業への参加意欲の低下、学び意欲の低下に繋がると考え「学生目線でなにか変化させたい!」と思いました。授業をする先生方には、授業開始もしくは終了時に短時間の楽しい交流活動の時間を設けてほしい、積極的にコミュニケーション活動を取り入れてみることを提案します。私たち学生には、リアクションを意識すること、また最初の交流時間にやりたいことを考え、自分たちから先生に提案するというアイデアを考えました。

苦労したこと・テンションが上がったこと
オンラインについて探究していく中で、自分たちにできる新しい取り組みや解決策を出すのが1番大変なことでした。メンバーとの話合いでも、なかなかアイデアが浮かばず苦戦をしましたが、最後にはメンバーたちの意見を合わせて自分たちらしい発表に仕上がったと思います。振り返ると、たまにテーマから脱線して話が逸れるのも楽しい時間でした。「オンライン」を経験した自分たちだからこそ、実は抱えていた思いをみんなと共有できたことも嬉しかったです。またポスター作成では、デザインを見やすいように工夫することに執着し最後までこだわりぬくことができました。もっと快適なオンラインライフを送れるはずだと私達は考えています!

発見や成長
探究学習では、新しい知識やワードを知るためだけでなく、物事をさまざまな視点で考える大切さを学びました。またチームの中で疑問に思ったことを1つ1つ解消して、協力していくことでチーム力が高まり、苦手だったコミュニケーションも、少しずつ自信がついてきたと感じています。そして発表する上では、話し方1つで、相手への伝わり方が全く異なるということも身をもって知ることができました。

意気込み
チームのみんなで、賑やかに楽しく制作してきました!楽しむことが私たちのモットーです。自己推薦枠獲得、正直とてもびっくりしましたが、胸を張って発表します!このチャンスを活かして、今までの頑張りを私たちの全力をぶつけます!


クラーク記念国際高等学校 広島キャンパス 「Smile」

作品の概要
私たちは見た目や形が理由で捨てられている「規格外野菜」を知り、一生懸命育てている農家さんを助けたいと思いました。そこで規格外野菜も人と同じで「コンプレックスも可愛くなる!美味しくなる!」「規格外野菜=野菜の個性=お洒落」であることをたくさんの人に伝え、新しい価値観を広めたいと思います。そのためにまずは手作りの紙芝居作り、実際に幼稚園生に発表します。家族や先生など大人への影響も大きいと考え、幼稚園生をターゲットにしました。また私たちの身近にあるSNSを使ってこの活動を発信します!。

苦労したこと・テンションが上がったこと
規格外野菜を広めていくことについて今まで誰もやったことがない活動を考えるのに苦労しました。いろいろアイデアを出したけど、すでに取り組んでいる会社や企業があり、なかなか思うようにいかず挫けそうになりました。そんな中、チームメンバーと話しをしていて、「それいいじゃん!」って団結できた時が本当に嬉しかったです!探求学習を通していろんな話し合いをしていく中で、チームの絆が繋がり大切な友達ができたのも貴重な体験です!

発見や成長
紙芝居を作る上で、「子どもたちに喜んでもらいたい!」「興味を持って聞いてほしい!」という思いが溢れ、イラストやストーリーを考えるのがとても楽しかったです!
私たちJKの力で、小さい社会貢献ができた気がして、とても嬉しいです。

意気込み
今まで頑張ってきたことを、みんなの心の中に残るように熱い思いで発表します!絶対負けねぇ!!!


関西学院高等部 「みんおつ」

作品の概要
これは地域の人々が買い物難民の代わりにおつかいをするもの。また、AIを用いてスーパーに仕入れる数や商品の割引率を提案。さらに、このサービスを通して買い物難民問題の解決だけでなく、地域のコミュニティにも着目し、買い物難民の人と地域の人の間に交流に生まれるだろう。

苦労したこと・テンションが上がったこと
苦労したエピソードは、どうしても既存のサービスと類似してしまい、差別化を図るのが難しかったこと。テンションが上がったエピソードは、みんなで協力して考えた案が、聞いてくれた人に褒められたことです。

発見や成長
フィードバックを得て、自分たちの案をブラッシュアップしていくことが、とても楽しくやりがいのあることだと感じました。わたしたちはもっと日々いろいろなことに注目して生きていかなければと思いました。

意気込み
みんおつのチカラ、見せたるで!!!
よろしくお願いします。


沼津市立沼津高等学校 「高齢者を助けちゃう」

作品の概要
高齢化が進む社会で高齢者が住みやすい社会を考えた

苦労したこと・テンションが上がったこと
みんなが考える解決策が独特すぎること

発見や成長
需要と供給を軸において物事を客観視すること

意気込み
うちらが優勝間違いなし!!🏆


沼津市立沼津高等学校 「チームSOS」

作品の概要
認知されずらいSOSマークをつけて、援助や配慮を必要としている方たちに向けたソーシャルチェンジ

苦労したこと・テンションが上がったこと
逆sosマークの案が出るまで時間がかかったこと。頑張った苦労が一位という結果になり、とても嬉しかった。

発見や成長
いろいろな角度から見て、視野を広げ物事を考えることができるようになった。

意気込み
全国大会でたくさんの方々にsosマークや逆sosマークの認知度を上げたい!世界を救いたい!おー!


埼玉県立坂戸高等学校 「Happiness」

作品の概要
現在給食センターでは食品廃棄が大量に発生しており、その廃棄されるはずだった給食を活用していきたいと考えている。具体的には、その廃棄食品を地元のコネクションを活用して、コロナ等に関する自宅療養者の家庭に配達する予定である。給食センター、地元、そして学校の流れを循環させることで、食品ロスを解決すると同時に食品不足で困っている自宅療養者を助けたいと考えている。

苦労したこと・テンションが上がったこと
アンケートの際に活用したGoogle Formを作るのにとても苦労し、またそのアンケートへの回答が来たときとても達成感があり、テンション爆上がりでした!!!

発見や成長
フードロスを調べていく中で、通学途中や日常で身近にフードロスがいっぱいあると感じることができ、視野が広がりました!

意気込み
ゆかいな仲間たちと共に、愛と勇気を届けます!!!


伊丹市立伊丹高等学校 「PICON(ぴこん)」

作品の概要
傘を忘れて困った人を助けるための方法!(HOW TO HELP!) 

苦労したこと・テンションが上がったこと
最も苦労したのは、アンケート結果をまとめたり、デザインを工夫して協力しながら模造紙を作り上げたことです。テンションが上がったことは、実在しないと思っていた傘の自動販売機が実在していることを知れたことです。

発見や成長
自分なりの考えを出し合い、お互いの考えを受け入れて、そこからみんなの意見に合う新しい案を作り出すことができた。発表した時に、聞いてくれる人のリアクションが目に見えて分かり、興味を示してくれたときに、やりがいを感じた。

意気込み
私たちが考えた案を全国の人たちに知ってもらい、よりよい社会に近づけるように精一杯頑張ります!


伊丹市立伊丹高等学校 「たくしーちゃんねる」

作品の概要
私たちは、汗について困っている人を助けたいと考えました。汗のせいで、自分に自信がなくなったり、辛い思いをしている人が私たちのプレゼンで少しでもポジティブになれるような内容になっています。

苦労したこと・テンションが上がったこと
苦労したのは、ネガティブなイメージが多い「汗」をポジティブなイメージに変えてもらえるようなアイデアを考えることです。私たち自身も汗について困ることが多いので、困っている人の気持ちになって、一生懸命考えました。テンションが上がったのは、ポスターが完成した時です。真っ白な紙から、カラフルな紙に仕上げるために、時間をたくさんかけた分、完成した時はとても達成感がありました。

発見や成長
学校内で発表をした時、聞いてくれたみんなが私たちのこだわった部分をたくさんほめてくれた時は、本当にやりがいを感じました。「プレゼンを聞いて、行動してみようと思った」という言葉を聞いた時は、人の心を動かせたことがとても嬉しく、自分たちでも頑張れば、人を勇気づけられるんだと思い、自分自身が成長できる出来事でもありました

意気込み
私たちの発表を聞いた人がさらに自分に自信を持ってもらえるよう、私たちらしく全力で挑みます。スローガンは「Let's sweat!」今までの探究の成果を元気と笑顔いっぱいでお届けします!



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