【エネチェンジ】CFOが交代するらしい
こんにちは。MAKOです。
先日、2024年1月以降のエネチェンジ新体制が発表されました。
変更点は以下の2つです。
・有田 一平の上級執行役員退任
・CFO交代(杉本 拓也→丸岡 智也)
有田 一平氏について
有田氏に関しては、以下の記事でも述べた通り、キャリアパスの終盤、つまり第一線から一旦離れ、経営者からエンジニアのポジションに戻るという流れですね。
杉本CFOの交代について
杉本CFOの在任中からCFOの募集をしていたのを知っていたので特に驚きはありません。2019年の就任から5年になりますし「そろそろかな?」とは思ってました。2019年にCFOとして就任した杉本氏は、当時IPO前でした。そのため、杉本氏はIPOに特化した人材であり、エネチェンジが今後規模を拡大していく際に必要とされる人材とは少々異なるということかもしれません。
レノバ CFOもIPO後3年で交代
以前、私が保有していたレノバでも同様のCFO交代がありました。レノバは2017年2月にIPOされ、在籍期間は5年で、IPO後3年というタイミングで2020年3月に森氏がCFOを退任しました。森氏の退任にあたり、レノバ代表取締役社長 CEO の木南陽介は次のように述べています。
また、後任の山口CFOについては以下のように述べています。
レノバの森氏は勇退のような感じでしたが、杉本CFOの退任経緯については詳細が不明です(退任が退社と同じ意味なのかもまだ確定していません)。過去5年間共に苦楽を共有してきた方だと思いますので、勇退であってほしいですね。お疲れ様でした。
CFO交代を良い転機と捉える
CFOの交代にはさまざまな理由が考えられますが、レノバの場合は「東証1部上場企業(現在のプライム市場)にふさわしい大人の企業に成長するための重要な一歩」であり、ポジティブな意味を持っていました。実際、山口CFO体制が始まった2020年夏以降、レノバの株価は急激に上昇しています。
実際にはコロナショックによる低金利時代の到来の影響が大きかった訳ですが、私の経験上、CFO交代は株価上昇のトリガーになり得ると考えています。しかも今現在のエネチェンジの状況はコロナ前のレノバ に酷似しています。
しつこいインフレに対抗して金利を継続して引き上げ、遂に5%に到達していますが、米国経済は依然として力強い状態です。しかし、果たしてこのまま米国は力強い景気を維持し続けることができるのでしょうか?
実際、景気後退の兆候が各所で見られ、それを示すかのように米国10年債の利回りも急速に低下し、現在は3.9%まで落ち込んでいます。
現在の既定路線であるソフトランディングについても過去に達成された例はほとんどなく(グリーンスパンの達成例もあると言われていますが、ここでは省略します)、私はソフトランディングシナリオが実現するとは考えていません。通常、インフレを抑制するために経済は犠牲になるものであり、急激な金利引き上げが行われたことから景気後退は避けられないものです。その場合、金利は再び0%近くまで下がり、マルチプルエクスパンションが起こり株式市場、特にハイパーグロース株は大きく上昇することになるでしょう。
エネチェンジの株価について
将来のエネチェンジの株価動向は予測困難ですが、過去2年間にわたり同社の株価が低迷している状況です。新たな体制に期待を寄せ、変化をポジティブに受け止めましょう。ちなみに私が新たなCFOである丸岡智也氏に期待するのは「株価の上昇」です。早く丸岡氏の経歴を見てみたいです。
最近、不動産関連のIRがプラットフォーム事業で目立つようになってきました。2024年はプラットフォーム事業の更なる成長や加速に期待します。
ちなみに本記事のサムネは2019年7月に杉本氏が執行役員に就任されたときのものです。
左にプラットフォーム事業を統括する曽我野氏もいますね。皆さんすごく良い表情をされているなと思いました。
本日は以上です。
P.S.
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