Note 3: コードレス掃除機ついに駆動す

コードレスハンディ掃除機購入機。
前回は買う前までで終わってしまった。
シャープ製FREED2、EC-SX530のピンクを選んだ。
アマゾンでポチると、次の日に来た。

ピンクを選んだが、全体は黒とシルバーが強くて、「差し色」に濃いピンクが入ってる感じ。
おっさんの部屋にも全然マッチする。

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バッテリー2個で無限使用!

そこそこ高級機の、そこそこ高級バージョンだったのだが、旧型機(廃版)なので安かった。
家電品は型落ちが急速に安くなる傾向があるから狙い目だ。

開梱するといろいろ付属品がはいっている。
布団用ブラシ、細かいところ用の曲がるチューブなど、これはぼくはあまり凝らないのでそれほど嬉しくない。
むしろ収納に困る。
勝手に変形するとか、本体に収納できるとかして欲しいけど難しいかな。

一方、強烈に嬉しいのは充電器と、バッテリーが2個最初からついていることだ。
これはすごい。

そもそも家電用品は、バッテリーが取り外しできないことが多い。
充電している間は掃除はおろか、掃除機の移動さえ出来ない。

でもバッテリー着脱式で、バッテリーが最初から2個着いていると、片方を充電している間はもう片方のバッテリーで掃除できる。
使用中の電池が切れてきたら、充電しておいたのにカシャッと入れ替えればいいのだ。

コードレス掃除機は充電が面倒で、と思っているアナタ!
たったこれだけのことで、充電による中断なく、無限に掃除できるのと同じことになるのである。

充電中のバッテリーは充電しっぱなしで放置することになるから、電池が傷むのではないかという心配もあったが、充電が終了するとランプが消えているから、その心配もないのではないか。

自立する掃除機?

この掃除機は自立する。
ポンとそのへんに立てて置けるのである。
ただこれはあくまでオマケ機能で、倒れやすいし先端部分に負担が掛かるので、使わない時は休ませる台がついている。
これがネジ止め式で、賃貸アパートでは使えない。

これがチョット、アテがハズレた感じがした。
ずーっと自立してもらうつもりだったのだ。
じっさい、ついつい、自立してもらいっぱなしのことが多いが、特に文句も言わないし(当たり前だ)壊れることもない。
ただ、地震などあれば倒れること、必定であろう。
安いスタンドもあるので購入を検討しよう。

なお、この記事を書くために取説を読んでいて気づいたが、机などに立て掛けて休ませることも可能である。
へぇー。
この方が確かに安定する。
だったらスタンドなんか買わなくていいか。
(どないやねん)

いまどき取説はネットにも!

掃除してみようとスイッチを入れてびっくりした。
最初は、自立を解除すると自動的に掃除を始めるとか、そういうオプションが盛り盛りになっていて、勝手に動く。
自分で制御できず、困った。
取説を見て、このへんの便利機能は解除した。

ちなみに家電品には取説がついていて、いまどき高機能だからびっくりするほど分厚いことも多い。
小さい字で「本書は大切に保管してください」などと書いている。
無茶言うな。
そんなもんすぐになくなってしまうのである。
出来る奥さんはちゃんとファイルに入れて保管していると言うが、おいらには到底出来ない。

ところが!
最近は良くしたもので、たいていネットにPDFファイルが上がっている。
そうとうマイナーなメーカーのマイナーな製品でもアガっている。
シャープの掃除機であれば相当古い機種でも上がっているのだ。
これがあるから、フィルター掃除などの複雑な操作も安心だ。
また、購入前にどういう機能があるかチェックするにも使える。
さっきの自立するしない問題も、ネット上の取説をチェックしておけばよかったわけだ。

シャープ EC-SX530 取り扱い説明書(PDF注意)

ということで、なかなか掃除の話にならないが、初期設定が終わってついに掃除を開始した。

いたってフツーの掃除感

掃除した感じは、至ってフツーである。
音がウルサイというレビューが多いが、特に気にならない。
昔の、いわゆるキャニスター型の掃除機はもっとうるさかったと思う。

サイクロン式なので、透明な瓶にみるみるゴミが溜まってくる。
いやー、俺んちって汚かったのね。
恥ずかしくも嬉しい気持ちになる。

特に汚れている場合はゴミセンサーという赤いランプが光るので、消えるまで掃除機を動かす。
消えたらキレイになったということだ。
これはいいね。

メインの掃除機はキャニスター型で、スティック型はサブ、という話があるが、FREED2に関しては相当強力で、ぼくはこれで十分という気がする。

ハンディ状態に変形

机の下に潜り込んで掃除したりする時は、パイプを抜いてハンディ状態に出来る。
本体の裏にクルリンと回り込んで収納されているブラシを前に出すと、ハンディ状態に変形完了だ。
ところが!
このブラシの取り付けが甘くて、しょっちゅう落としてしまうのが気になった。
外すこともそうそうないだろうから、シャープさんはもっとしっかり付けて欲しい。

フィルター掃除でキレイキレイ

最初の一日はとにかくびっくりするほど汚れていた。
あんまり掃除機にたまった汚れなんか見たくないから、毎日ビンの中身を捨てることになる。
サイクロン式はビンを外すとゴミが舞うので、コンビニの袋を取っておいて中でビンを空けると具合がいい。

フィルターは完全に分解して水洗いをすることも出来る。
これが出来ない機種もあるようだが出来たほうがいい。
汚れがひどいときは洗剤も使える。
ただし水洗いの後は完全に乾燥させてから掃除機に付けないと壊れてしまうそうだ。
窓枠のところに並べておいたら、一晩で乾いた。

ということで……

この掃除機を買ったのが5月のことだが、新しい掃除機を買ったのがうれしくて、それから毎日掃除している。
毎日新鮮に汚れを吸っているので気持ちいい。
マキタ機を買ったときも感じたが、ハンディ機はすぐに手元に置けるのがイイ。
ちょっとでも汚れを見つけたら、シュッと掃除する。
AppleWatchを使っていると、1時間に1回は立ち上がって腰を伸ばしてくださいと言ってくるが、このタイミングで掃除するのもいい。
部屋がキレイになるし、気持ちも晴れ晴れする。

とくにFREED2は自立する(あるいは机に立て掛けて置ける)のがイイ。
デザインもカッコ良くて、置いていて恥ずかしい感じがしない。
オススメ!

2019-10-04追記:まだFREED 2は売っているが、今は廃版で、Ractive Air Powerという折衷的な製品になった。軽いのか強いのかどっちやねん。

軽いのに強力というのがすごい。バッテリー容量を減らしているのかな。でも着脱式2個入りだったら無限に使えるから関係ないかも。FREED2の大きな特徴であった自立性がなくなって、ちょいかけフックといってどっかに掛けておいてくださいというやつになった。あくまでお手軽マシーンだと思っているので、5万円超えはちょっと高いかな。。

(この項終わり)

会社員兼業ライターの深沢千尋です。いろいろ綴っていきますのでよろしくです。FaceBook、Twitterもやってますのでからんでください。 https://www.amazon.co.jp/l/B005CI82FA