見出し画像

Note 117: 辻占mikhayahさんの「占いエキシビジョン」で見てもらってきた!

Note: 116で紹介した南青山の小さな画廊「Om. Art Gallery」で、7月2日金曜日、占い師・辻占mikhayah(ミカヤ)さんが「占いエキシビジョン」というイベントをやっていたので行ってきた。毎週金曜日にやるそうだ。

占いエキシビジョン

ミカヤさんは、新宿ゴールデン街のバーで占いの経験を積み、数多くの人の悩みを聞いてきた人だ。

みなさん占い師さんに見てもらったことありますか。
ぼくは、町で占い師さんを見つけても占ってもらおうと思ったことはないが、以前バーに飲みに行ったとき、ミカヤさんに見てもらったことがあった。
当時のぼくは転職が決まっていたけど、当然のことながらどうなるか不安だったので、そのことを見てもらったのだ。
そのときは、紙とペンを使ったジオマンシー(土占)という方法で見てもらった。
で、「いまから務める会社は、ものすごいホワイト企業で、しかもあなたの能力を、ものすごく求めているから、絶対うまくいく」と言われた。
どうしようもなく元気づけられた。
それで、その言葉の力を借りて、それなりに一生懸命がんばって、人生の転機を乗り越えられたのである。

こういうとき、なんでも「いいこと」を言ってもらえば元気づけられるのか、というと、そうではない気がする。
知り合いや、言うところのカウンセラーさんにアドバイスをもらえばいいのかというと、それも違う気がするのだ。
また、神社でお御籤を引いたり、雑誌やテレビの占いを人生の指針に出来るかと言うと、それも違う気がする。

そうではなくて、占いに取り組んでいる人に、対面で会って、悩みを打ち明けて、自分だけに向かって、確立した方法に基づいて卦を出してもらうことに、意味がある気がするのだ。
自分はスピリチュアリズムの信奉者ではないけど、そういう占いのパワーというのはあると思っている。

ということで、さいきんまた人生に行き詰まっていることもあって、ミカヤさんに占ってもらいに行ってみた。
Om. Art Galleryは小さなギャラリーだが、店主・真夢さんの絵画やグッズに囲まれたテーブルにミカヤさんと向かい合って、話を聞いてもらった。

占いは、聞きたいことが十分に具体的で限定されていた方がうまくいくと言う。

前もって彼女のnoteを読んでいたので、自分の悩みごとをある程度まとめて行ったつもりではあったけど、質問がまだ十分に限定的ではなかったようで、ちょっと話し合いがあって、自分の悩みをブレークダウンした。
「それなら見られそうです」ということで占いが開始した。

今日はタロットカードを7枚引くやり方で見てもらった。

画像2

タロットカードと言うと、「吊るされた男」や「愚者」などが描かれた22枚の絵札、大アルカナが有名だが、今回はその他にソード(剣、いわゆるトランプのスペードに相当する)、カップ(杯、ハートに相当)、ペンタクル(コイン、ダイヤに相当)、ワンド(杖、クラブに相当)が描かれた56枚の数札、小アルカナも合わせて78枚の中から7枚を、六角形+中央に置いて見てもらう。
それぞれの札には正位置と逆位置がある。

具体的な悩みと、どういう卦が出たかは詳しく書かないけど、1枚1枚丁寧に意味を教えてくれ、それに基づいて話してくれて、なるほどーと思った。
心にしみたのである。

こういう風に書くのは野暮かもしれないけど、占い師さんに相談することで、自分の悩みが言語化され、対象化されて、そしてそれにヒントになる言葉をもらえること、それだけで、十分回答が出ているような気がする。
と言うふうに書いても、書ききれないもどかしさを感じる。
言葉では尽くせない、何か不思議なことがあって、それが占いが占いたるゆえんじゃないかと感じる。
ともあれ、とりあえず元気が出て、しばらくがんばれそうな気がするし、もらった言葉を大切にしようと思う。
行って良かった。

最初にも書いたが、辻占ミカヤさんは、これから毎週金曜日に、Om. Art Galleryで占いをされるそうだ。
15分と気楽なセッションなので、興味がある方はぜひお運びください。

(この項終わり)

会社員兼業ライターの深沢千尋です。いろいろ綴っていきますのでよろしくです。FaceBook、Twitterもやってますのでからんでください。 https://www.amazon.co.jp/l/B005CI82FA