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【ミリしら】子宮筋腫腹腔鏡下手術1(発見から手術まで)

子宮を取ることにしました。怖がりなので、逆にほぼ調べずに(1ミリも知らずに)手術へ突入する方の生き方です。経験者として人様のお役に立とうなんておこがましいことですので、飲み会のエピソード感覚でどうぞ。
他の体験記がすんばらしい出来なので、医学的統計的もしくは詳細な内容はそちらを検索してください。

子宮筋腫発見

市の検診で無料で子宮頸がん検診を受けられる歳になったというのでノコノコ行った。なんやかんやあって子宮筋腫が見つかり、癌じゃないと判明した時には帰りにサイゼリヤで乾杯した。やっぱり早めに検診しとくに越したことはないですね。

様子見

そんなにどんどん大きくならなかったので、ついでにビタミン白玉注射でも安く打ってもらおうくらいの勢いで2年ほど定期検診を受けていた。
症状も無く、ただ「手術する?しない?」を毎回トークするのも面倒になり、手術相談のため広域医療センターへ紹介してもらうことにした。

手術を決める

そこでエコーを撮ると、思ってたより腫瘍も大きいし何個かあるね…ということで迫田孝也似の部長と今後について相談。迫田部長(仮)的には残してもいいし、手術ならこの年齢だと子宮ごと取る感じですかね、とサラッと話していたので、ほう、子宮全摘ってやつ…と軽く面食らいはした。だがしかし ①生理が無くなる②女性ホルモンは出る③腹腔鏡手術得意 とのことで、そもそも高齢出産のリスクは取らないと決めていたので、オススメ通り子宮全摘を決めた。
迫田部長もその後再三「全摘で良いですか?妊娠することは無くなりますが…」と聞いてくれましたが、よくよくリスクや今後のQOLを考えて、ファイナルアンサー。

入院準備

そそくさと仕事の調整を付け、子宮筋腫や手術経験者のツワモノ友人たちに速攻相談。
その結果、
・手術は麻酔であっという間
・麻酔からの回復後はそれなりに大変だが人による
・結論手術しちゃうとハッピー
という事が判明し、あとはまな板に乗るだけだなーという気持ちに。
下に一応持ち物パンフレットを置いておきます。

あとふりかけとかドリップコーヒーとかあるといいよと友人

入院まで

9日間の入院=禁酒ということで、前日までこの世の享楽をしゃぶりつくそうと思ったが、結局は知人と中華とか焼肉行ったりしたくらいとなった。
前日も天下一品こってりとマックのご当地てりやきでもと意気込んでいたのにどちらも行列で敗退…。人ってそんなに急にバブル生活できないもんですね。

入院当日

前日なんだかんだででっかいウインナーとか鶏天とかちらし寿司とかでスパークリングを一本空け、ジャンク生活とおさらばしたはずだったのが、個室収監直後にカツ丼定食、昼寝付き…
あれこれ普段よりも贅沢生活?と薄々気づきながらも色んなジャンルの担当者が寝室に取っ替え引っ替え事前確認に来るので、新しい国の王になったのかと思う。

手術前

いつものツケで前夜も20時くらいには寝てしまい(看護師が入ってきて22時に消灯ですけど電気点けましょうか?と再三聞いてくれる)わりとしっかり眠る。
朝、手術着に着替えてからはもう医療従事者の皆様のお好きなように…と隔世の気分になり、研修医がなかなか点滴上手く行かんのも少しだけふざけんなよと思うくらいで収める。経験者談では麻酔が醒めたらもう病室にいると聞き…

2に続きます。

痛いの怖い人は飛ばして3へ。

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