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なぜ私たちは化学療法至上主義の世界に生きているのか?

風邪をひいたら、当たり前のように市販の薬を飲んだり病院に行って薬を処方してもらったりする。しかし、果たして、それが私たちの体に対する唯一の解決策なのだろうか?実は違う。世界中の科学者やその他の人々が手術や薬だけが心身の不調を治すものではないと提言している。今日は、化学療法に替わって私たちの健康を促進するアイディアをシェアする。

また、どうして化学療法がメジャーな医療として世界に広まっているのかを批判的に考察していきたい。

Earthing: 素肌で地球に触れること

The Earthing Movie: The Remarkable Science of Grounding という映画がある。2019年にGreen Planet Productions という会社から製作されたEarthingまたはGrounding の重要性とその科学的根拠を紐解いた映画だ。

Earthing/ Grounding ってなに?と疑問に持たれる方も多いかもしれないが、一言で言えば、地面に素肌で触れることだ。

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ということは裸足で歩くだけで健康が得られる?

この映画によると、答えはYesだ。

なぜかというと素肌で地球に触れることによって、太陽放射で放出され、地球に吸収された電磁波を体内に取り込むことができるからだ。

もう少し詳しく説明しよう。

[太陽の電磁波を受け続けている大きな磁石:地球]
地球は常に太陽からの影響を受け続けている。太陽放射、いわゆる日射によって電磁波が地球に降り注ぐ。そのうち半分は雲や大気によって宇宙に反射されるのだが、半分は地球の内部に吸収される。地球はその電磁波の影響によって、大きな磁石と言われている地球のバランスも保っているのだ。

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[私たちの体と電解質、電子の流れ、そして電磁波]
そして、私たちの体も電磁波の影響を大きく受けている。それは、私たちの細胞をつないでいる要素の一つに電気シナプスと言われる結合方法だ。電解質の連絡を迅速に行うことによって細胞をつないでいる。この映画によれば、地球から伝わる電磁波がこの電気シナプスのバランスをとるために非常に大切らしい。

電解質の身近な例で言えば、ミネラルウォーターだ。水よりも体に近い電解質を取り入れることによって電気を通しやすくなり、電気を通すことによって水分を体の中に保持されやすくなる。

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このように、筋組織や神経線維は人体で電気的な組織として捉えられている。そして、電気というのは触れれば流れるものである。そのため、私たちを取り囲んでいる電気製品が私たちの健康に影響しているのではないかという説もある。

少し話が逸れてしまうが、ある論文では心臓がかなり大きな電磁場を形成しており、他の人の電磁場にも影響を与えるという科学分析も行われている。また、脳波と心臓からの電磁波がシンクロすると体全体のバランスが良くなり、身体機能の向上だけでなく精神的にも恩恵があるらしい。

とにかく、電磁波の影響というのは目に見えないが、私たちの体の中の電解質や電磁場の形成に影響を与えており、そのバランスをとる一つの方法がEarthingつまり素肌で地球に触れることなのだそうだ。

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化学療法が唯一の解決策ではない

どうして私たちは化学療法が唯一の正しい解決策だと思ってしまうのだろう。こういったEarthingなどの代替案は胡散臭いと思っている人も多い。科学的根拠もあるのに、なぜ化学療法にすがるのか。私は幾つか理由があると思っている。

1. 化学療法の方が効果が出るのが早い

化学療法は体に起こっている特定の問題を最短時間で解決することに長けているのだと感じている。確かにEarthingは効果が本当に出ているのか目に見えてわからない。それに、Earthingの効果は一回地面に触れただけで得られるものではないだろう。毎日繰り返して効果がだんだんと出てくるものだ。そのため、一番早い、そして簡単な化学療法に頼るの人が多いのはわからなくもない。

2. 私たちは資本主義に踊らされているのではないか?

化学療法は資本主義の産物だという風に私は考えている。例えば、化学療法は、一番早くて簡単な治療方法だが、風邪になんか人生で何度もかかるし、医者は風邪にかからない情報は教えてくれない。薬だけ出して一旦症状を緩和してもまた病気にかかれば病院に行って薬を買うのだ。私たちはお金を出せば解決策が得られると思っている。果たして、薬をもらうことは解決策なのか?新しい薬がたくさん発明されている。しかし、これを飲めばもう病気にかかりませんよという薬はない。副作用が出る薬もある。一時の症状を緩和することは大切なことだが、私たちは一生体と付き合っていかなければならない。副作用をもたらすような薬を飲み続け、一瞬の症状緩和のために一生苦しみ続けるのか?他の方法を使って風邪にかかるリスクを減らせるのに化学療法だけに頼り続けるのか?

まとめ

世の中には面白いことがたくさんある。視点を変えれば、解決策は無数にあるのだと気づくことができる。幸いにも、私たちは世界中の情報に触れ、その中から自分の考えに合う情報を選択できるようになった。今回は私たちの健康についての話をしたが、私たちが当たり前だと思っていることも、よく考えてみたり、世界の誰かの意見を聞いてみたら当たり前ではなく、私たちが無意識に選択していただけだ気づくかもしれない。

もちろん私も化学療法に頼る時もあるので、化学療法を否定しているとは思わないでほしい。私が言いたいのは、化学療法が唯一の解決策ではないのではないのかということだ。だから、化学療法で上手く治せなかった心身の不調がある人は、どうか絶望しないでほしい。世界は広い。人間の思考は深い。この世に存在するあらゆる情報をもとに自分自身の幸福を求めていきたいものだ。