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植田寿乃連載『令和を活きる、未来を拓く』第18回 「卒業」&「進学」シーズンだからこそ、自分の成長を振り返り次に進もう~脱脱昭和人生観、脱平成人生観、令和人生観で生きる~

 3月は子供たち、学生たちの卒業シーズンです。私たち社会人も、人事異動、昇格の時期で、働く上での卒業、進学のシーズンといえるでしょう。だからこそ、自分の働く上での人生を見つめるチャンスで、年末の12月の1年の振り返りと同じで、とても重要です。私も、満開の河津桜を見ながら、今年度の自分の仕事&働きかた、私の会社Que(経営者なので)の事業について振ってきました。そして、さらなる成長・進化のポイントを見つけることができました。

 人事異動や、昇格などの変化がない人も、ぜひ、「卒業」と「進学」の視点で、自分の仕事や働きかたを見つめてみてください。もし何もせずに桜のお花見だけで4月を迎えてしまえば、前と同じ1年を繰り返されてしまう可能性があります。慣れていて楽な1年になるかもしれませんが、そこに自分の成長の喜びや未来も見出すことはできません。働き続ける上での、自分なりの1年間の卒業式、進学式をやりましょう。この1年間の仕事や経験、出会った人たちから影響されたことなどを、振り返り内省すると、これはこの3月でもう終わりにしよう、卒業かなということ(取り組む仕事内容、取り組み方、人間関係・・・)が、結構でてくるはずです。誰かの指示でやるのではなく、自分で整理し、みつめ、納得して卒業宣言をすることがポイントです。卒業式をやれば、進学したくなります。つまり自然に何か新しいことに挑戦したくなり、4月からの自分の人生の方向性が見えてきます。


 この振り返りの時に、皆さんにしっかり見つめて欲しいのが、具体的な仕事という近視眼的な視野に留まらずに、自分自身の働く人生観、キャリア観に目を向けてみてください。私は昭和、平成、令和の3つの時代を生きてきました。そして、時代の変化と自分自身の人生観の変化と成長を実感しています。 昭和、平成、令和の人生観をざっくりまとめてみました。どれも、その時代、当たり前だった人生観です。


 今年は令和4年、コロナ禍3年目に突入しています。昭和人生観で生きている人は、ほとんどいなくなったようですが、まだまだ平成人生観を引きずりながら生きている人は多いように感じます。しかし、もはや、平成人生観も卒業し、全員が令和時代の人生観で生きるべき時になっています。

 ただし、卒業というのは、過去の時代の自分を否定することではなく、進化していくことです。その時代に自分が成長したこと、得た経験を振り返り認め、自分の中にしっかり落とし込んだ上で、次に進むのです。昭和時代に頑張った自分を身認めて素敵な人生だったと心に刻み卒業。平成時代に頑張った自分を認め、素敵な人生だったと心に刻み卒業。そして、今、令和時代の人生観で未来に向かって進化し続けている自分を誇らしく思いましょう。人生というのは、まさに自分自身の成長の歴史です。

自分の人生を定期的に振り返り、認め、進化しながら、今の自分を誇らしく思うこと、これはポジティブなモチベーションの中で、最も重要なセルフエフィカシー(自己効力・自信)を高めることに繋がります。さあ、そのために、1年を振り返って卒業式やりましょう。そして、自分の未来へ進学していきましょう。

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◎令和時代の人生観で未来の夢、目標を共有・共鳴したい人たち大集合!◎

2022年4月9日(土)19時~21時

植田寿乃の土曜サロン『ドリカム(Dreams come true)サロン』

https://www.qhmd.que.co.jp/programs/salon0409/

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