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新たなるチャレンジ「ゴールド人財への道」 ~ZEROからの挑戦~ 第1回 二人の生きざまでオリジナルのキャリア研修コースを作れ!

高久和男と昌宅由美子の「輝き続けるゴールド人財への道!」

Queプロデューサー(植田寿乃)
「あなたたち二人の人生、生き様をベースに、働く50代の後半の人達の人生、キャリアを応援するオリジナルのキャリア研修コースを作るのよ!定年退職後、継続雇用で働くロールモデルの二人が後輩たちに思いっきりエールを送るような内容にしてね。期限は半年間で!」

由美子:これを聞いた時、どうでしたか、和さん。

和男:僕はメルマガの編集長や、ダイバーシティ&インクルージョン研究会メンバーとしての活動には慣れてきましたが、講師としての初仕事にそんな話が出てきたときはビックリですよ。他の講師がやっているカリキュラムではなく、白紙状態で一から作ることになった訳ですから。「えっ?何何? 何からやればいいの??? どうすればいいの???」って感じでした。由美ちゃんはどんな思い出がありますか?

由美子:オリジナルコースを作ることで、ものすごく驚きました。そして和さんとコンビでやることになったことで更に驚きでした。研修を二人の講師でやるというのが新鮮かつ、ちょっと楽しみな感じもしました。

和男:僕は講師としての初めての研修が今回なので、二人でやるんだ~って思った。自分が実際に受講した研修でも、二人の講師が居る研修なんてなかったし。そこもどうやっていくのかイメージがつかめなくて、非常に困ったところだったな。植田さんの頭の中は、漫才のコンビのようなイメージだったらしいけど(笑)

由美子:そうですよね。私もびっくりでした。キャリア研修ではまず、自己紹介で自己開示して、自分のことを知ってもらう。そして、参加者の皆さんも自己開示してもらうことがまず、第一。以前作ったキャリアチャートはすでにありましたが、今回のコースは、自己紹介もコースの一部だから、もっとしっかり人生を振り返り、自分自身の節目の気づきを深める必要性を感じました。私たちの会社人生も含めた人生は長いですから、それをすべて話すわけにはいかない。やはり、50歳以降の私たちの人生、体験がポイントだと思いました。

和男: 僕の場合は、やはりガンという死ぬかもしれない病気を患うと、人生観変わりからね。病気や怪我だけじゃなく、親のこととか子どものこと、そして、自分の老後は大丈夫なんだろうかなんてこと、時々フッと浮かんでも気づかなかったことにしちゃっている。本当はちゃんと考える必要があるし、機会があればしっかり向き合うと思うんだよね、大事な問題だから。50代以降の人生と併せて、ガンと何度も戦ったことは僕が伝えるもう一つのポイントだと思ったんだ。ガンと闘い続ける人生について、話を聴く機会って滅多にないだろうし、でも50代からは身近な病気でもあるから。

由美子:まずは自己紹介から考えましたよね。私たちは入社以来1つの会社で働き続け、継続雇用をしながら働き続けている。つまり昭和世代の50代人生の王道を行っているから、「あー、それあるある」、「わかるわ~!」、「同じ体験している」、「同じ気持ちになったよ」、「その通り」とか、共感してもらえるポイント探しから始まりました。


和男: そうなんだよね。正直言って僕も定年後の働き方なんて考えたことなかったからね。何か特別なスキルだとか才能だとか持っている訳じゃないし、継続雇用でこのままこの会社で働き続けるんだろうな、くらいに考えていた。たぶん、このコースの対象となる50代後半の人たちの意識も、おなじ人が多いと思うんだ。ある意味人生のいろいろな節目を超えてはきているけど、立ち止まって内省するということはしていない人が多い。

由美子:私たちは幸運にも、キャリアコンサルタントとして研修講師というセカンドキャリアの道を歩みだした。でも、この幸運は宝くじに当たったわけではなくて、実は私たち自身が「ゴールド人財への道」を歩み始めていたからこそなんだと思う。だから、多くの後輩にも「ゴールド人財への道」を歩み始めて欲しい。私たちの研修に参加して、何か気付きを持ち帰ってほしい。そのために、私たちの人生の転機、節目の気づきを、自己紹介に織り込むことがポイントになりましたね。

和男:転機って後で振り返ってみて、”そう言えばあれが人生の転機だったかも・・・”と思えてくるものだから、自分の人生の引き出しを改めて開けるのは結構苦労したなあ。でも、出来上がったキャリアチャートを見ると、自分の人生の棚卸しが本当に出来た!と感じた。そして次の段階は、このキャリアチャートをどう伝えていくかということが、次の課題だったかな。書くのと、伝えるのは全く違うんだよね。そもそも、自分のことを他の人に赤裸々に伝えるのは難しいし、恥ずかしい。それに、ここまでの自己開示ということを普段の生活では絶対にやらないから、初めての挑戦。ここは、本当に苦労したな。由美ちゃんは、社内講師もやっていたから、僕よりはハードルは低かったのでは?

由美子:和さんと同じですよ。社内だと、私のことを知っている人も多いし、普段は、自分の気持ちをそこまで表現するなんていうことはしないですよね。見ず知らずの人に、私の人生を知って共感してもらうような自己紹介となるようにキャリアチャートを作って、その思い切り伝えることが出来るまでの道のりも長かった。
「もっと、その時の自分の内面の気もちを思い出して」「事実の説明ではなく、自分自身の気づき、心の動きが重要!」そんな、プロデューサーからの指摘に格闘したよね~。自分の人生をかみしめながらキャリアチャートを作っていくと、よく頑張った自分、だからこそ今の自分があるんだと、自分自身を愛おしく思えるようになった。キャリアを教え導く講師としての第一のハードルだったように思う。

和男:このハードルを越えるのに時間がかかったね。でも、二人でやっているから、頑張れたよね。次回もこのハードルを越える話の続きをしよう。


私たちのプログラム
・『シニアステージで輝き続ける「ゴールド人財への道」』
・『心のエンジン ~「心のエンジン」を知ってゴールド人財として輝こう!~』はこちらから受講できます。

●昌宅由美子・高久和男『シニアステージで輝き続ける「ゴールド人財への道」』
キャリアの転換期を迎える50代後半から60代の方、既に定年退職を迎えて継続再雇用で働いている方を対象に、これからの生き方、働き方について考えるきっかけを作ります。
<日時 2021年7月15日(木)19:00~21:00>

https://www.qhmd.que.co.jp/programs/qhmd0715g/

●昌宅由美子・高久和男『心のエンジン』 ~「心のエンジンを知ってゴールド人財として輝こう!~
50代、60代の皆さんは、今まで、自分の心に蓋をして、会社命と仕事のことばかり考えて、自分を後回しにしてきた人が多いのではないでしょうか?『心のエンジン』を知れば、日々の生活が楽しく彩りがでてくること確実です。私たちと一緒に、週末土曜日の昼下がり『心のエンジン』を探しましょう。<日時 2021年8月21日(土)14:00~16:30>https://www.qhmd.que.co.jp/programs/qhmd0821e

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