中村③

ドグマクラブ無期限活休前最後のライブが今日終わりました。これからドグマのメンバーは最後の時に向けて準備を始めるのだと思う。

ラスト対バンは他グループの生誕だった。アンダーグラウンドシーンに精通してない私は詳しく把握してないグループで、メンバー自身も生誕に慣れていない感が伝わってきた。生誕の準備は決して派手ではなかったと思う。ペンライトを配るのと簡単な飾り付けだけだったはず。それでも、得体の知れない自分たちにペンライトを配って生誕コーナーとライブの時に盛り上げるために後ろに来たおっさんの熱量は本物だった。

数は多分ドグマと変わらない数だろう、魂を賭けた生誕委員が配ったサイリウムを後ろから見るのは過去2回を思い出して涙が止まらなかった。あの時、自分は2回とも最前にいて生でみたことがなかった、もちろん他のアイドルの生誕は何回も見てるが、境遇が近くて、かつ、このタイマングで見るのは思うところがありました。
リリーさんや今は違うグループのあの人、ケイさんの生誕はどうだったかは客観視できないけど、あの瞬間は楽しんでくれていたらいいな…

2回の生誕はいずれも身内のおたくと私に好感を持っていただいている方しか関与しておらず、平和に終わった。もっと地上よりもグループだったら生誕委員同士の喧嘩もかなりあるから平和だった。身内で社会人経験が豊富な人たちに支えられた生誕だからやりやすかったけど、もしもっと規模が大きくなったら準備中に私は怒って揉め事になっていたと思う。これが良いかどうかで言えば、悪いところもあったかも知れない。色んな人がいて、揉め事が起こる時が一番人気がある瞬間だと思うので、その瞬間は来なかった。

それでも最後の対バンでメンバーは楽しそうにしていて、周りのおたくは身内やそれ以外含めてみんなファイナルモードで楽しめていたように思う。メンバーの表情と満足そうだったし、有終の美になれそうで良かった…

地上のステージに立たなくても、悔いはあるかもしれなくても、最後に自分たちを理解する人に見守ってもらえるのはアンダーグラウンドでは一番良い死に際だと思う。私の意味不明な言動で楽しんでくれる人がいるなら、ラストライブまで中村は駆け抜けます。
その後どうするかは残る予定のメンバーの動向に委ねます。インターネットのネタになりそうなら、ピエロは止まらねえ。



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