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胆嚢粘液嚢腫 説明パンフレット

ご家族向けの胆嚢粘液嚢腫の説明用パンフレットです。
ご自由にご利用ください。

胆嚢粘液嚢腫は無症候性の期間が長く続き、特別な前兆なくある時に急に破裂や閉塞によって状態が悪化します。

無症候性であると手術実施の決断がなかなかしづらいという面はありますが、破裂や閉塞を起こすと緊急手術が必要になります。予定手術としての胆嚢摘出術は比較的リスクの低い手術(死亡リスク5%以下)ですが、緊急手術では胆嚢摘出術だけではなく総胆管の洗浄や腹膜炎の管理なども必要になり、手術のリスクがとても高く(死亡リスク20-30%)なります。

無症候性で偶発的にみつかった胆嚢粘液嚢腫については、将来的なリスクも見据え、手術の実施も踏まえたてのご家族との相談が必要です。


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