本を読むと心が落ち着くのは現実逃避なのか

いい本に出会うと、やる気が起きたりして、とても幸せな気分になります。

なので読書は休日に必ずやりたい事の一つです。

でもこれは、麻薬に似た一時の現象で、読書によって何か得た気持ちになっているのは、幻なのかと思います。

やはり現実の生活にその得たものを取り込み、何か変化する事を見ない限りは、脳内だけの自己満足なのではないかと思います。真面目すぎますか?

今読んでいる本は、シェリル・サンドバーグの「Lean In」。フィードバックを受け入れる事が重要だと書いてありました。

ちょうどいいタイミングで、私も本職のことで、人から突き刺さるような意見を頂きました。これを突っぱねることもできますが、代わりに全部受け止めて、改善する努力に徹しようと思いました。人からの指摘に改善する努力というのは億劫極まりません。でもやろうとしているところです。

その時は気づきませんでしたが、そういえばとてもいいタイミングで本の内容と現実がリンクしました。

やはり、本を読んで良い気分になっているだけでは、読書はエンターテイメントにとどまってしまうと思います。

本が鞭になる事もあるようなら、その本は本当に文字を介して人の人生の舵をとるような大きな影響を及ぼす事もあるのだろうと思います。

今この瞬間も、億劫で目を瞑りたくなりますが、目を背けずに、少しづつやってみたいと思います。


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