白石加代子さんの「百物語」
感染症拡大のため、おそらくこの観劇の後、しばらく劇場に来る事はできないだろうな、と思いながら観ました。
始めに会場が真っ暗になって、白石さんの声が聞こえてきました。
会場が広かったので、マイクを使っているんだな、と思った事が間違いだとわかるのは、最初の物語が終わって、ライトがついた後でした。
声を聞いていると、勝手に風景が浮かんできて、懐かしい気持ちになりました。
心地よくて、ずっと真っ暗なままでもいいのに、と思いました。
ビックリするくらい四つのお話とも全てが違いました。
声、話の内容、キャラクター、衣装、髪型、姿勢、歩き回ったり、正座、立ちっぱなし。
私は和田誠さんのお猿の話が好きでした。
ちなみに、お客さんの中に、素敵な着物をお召しの方々がいました。
それも、自分には新鮮でした。
ああ、もちろんまた行きたい。観て学びたい。
人の多いところに行くことを、家族は心配します。
これ以上感染が拡大しませんように。そして、また白石加代子さんや、他の俳優さんの舞台も観に行けますように。
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