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[バイク]大型二輪教習【6】

前回:[バイク]大型二輪教習【5】

 今回はいよいよ二段階目のみきわめです。これをクリアすれば大型二輪の教習はすべて完了となり、残すは卒業検定のみとなります。
 最後の教習なのだから、さすがに教官も厳しくチェックするはず。果たしてスムーズに通過できるのか……!


■12時間目 みきわめ・二段階目

 基本的にバイクの教習というのは【教官ひとりに生徒ふたりがつく】パターンが多いのですが、今回は普通二輪の人と一緒でした。あちらも二段階目のみきわめだそうで、状況はほぼ一緒ですね。

 教習開始前、教官から『検定本番と同じように一人ずつコースを回ってもらうので、どっちが先に走るか決めておいてください』とのお言葉が。
 僕は割とせっかちな性格の上、アガり性なところがあります。待ち時間が長いほど緊張して普段どおりの動きができなくなってしまうので、できればトップバッターがいい!
 そう思いながら普通二輪の人と相談したところ、『ちょっと間が空いちゃって自信が……』という回答を頂いたので、ありがたく先に行かせてもらう事にしました。

 結論から言うとみきわめは無事通過できたのですが、以下のポイントを注意されました。

 ・クランクやS字の出口などの左折・右折がやや大回りだった。もっと小さく曲がった方がいい。
 ・一本橋のタイムが9.2秒、波状路のタイムが4.9秒。規定タイムはそれぞれ【10秒以上、5秒以上】なので、もう少しタイムを伸ばせるように。

 まず右左折。
 これ、実は一段階目の時にも注意されているんですよね。ざっくりと言ってしまえば『右左折が雑』ということなんでしょう。
 普段乗っているのが小回りの効くNinja250Rだから、というのもあるのかもしれません。やっぱり750ccと250ccだと取り回しのラクさが違うよ……!

 注意を受けてからは、
【右左折前はいつも以上にしっかり減速する】
【ちょっとオーバーなくらいにハンドルを切る】
 などを意識することで対策しました。
 バイクというのは基本的に体重移動で曲がる乗り物ですが、750ccは250ccと比べて曲がりにくいので(特に低速時)、『ハンドルを切って曲がるぞ!』というくらいの意気込みで丁度いい気がします。

 もうひとつの一本橋・波状路ですが、これはあまり気にしなくてもいいかな、と思っています。というのも、一本橋も波状路もタイム目的で粘るつもりは最初からさらさらなかったから。

 大型二輪の卒業検定の持ち点は100点。そこから各種判定で点数がマイナスされていき、70点以上なら合格です。
 で、一本橋・波状路の点数なのですが……

■一本橋
 ・タイムが10秒以上:減点なし
 ・タイムが10秒未満:1秒ごとに-5点
 ・脱輪(渡りきれない):即失格

■波状路
 ・タイムが5秒以上:減点なし
 ・タイムが5秒未満:1秒ごとに-10点
 ・立ち姿勢を保てない:-10点
 ・転倒、エンスト、はみ出し:即失格

 いずれも、秒数による減点に比べて即失格ペナルティが怖すぎる!
 多少減点を受けてもいいので、まずは自分のペースで走り切る。それが教習所の検定でいちばん大事なことだと思っています。
 今回のみきわめもそういうところを意識して走ったので、むしろ9.2秒と4.9秒で通過できたのは大成功と言えるでしょう。これなら他の種目で更に減点されたとしても十分に合格できるラインです。

 ということで、次回はいよいよ卒業検定。コースは完璧に記憶してあるので、あとは緊張しないよう、よく寝てリラックスしてチャレンジしたいですね。

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