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飲食業界からITエンジニアへ。クオンテックスで見出した「個」を活かす働き方

クオンテックスの社員にインタビュー。今回はエンジニアの関 利貴さん。飲食業界からITの世界に飛び込み、javaを中心にスキルを磨き、現在はアプリのAPI開発などに取り組んでいます。なぜ異業種からのキャリアチェンジをしたのか、クオンテックスへ入社を決めた理由、そして今後の展望や目標についてお話を伺いました。


プロフィール

関 利貴(セキ トシキ)
入社年:令和2023年7月1日
職種:エンジニア(金融系アプリケーション開発)
在籍:東京支社


ラーメン屋からエンジニアへ。手に職を付けるためにIT業界へ


── 関さんのキャリアについて教えてください。

関:
実はキャリアのはじまりはエンジニアではなくて。就職活動がうまくいかず、アルバイトで勤務していたラーメン屋さんでそのまま社員になったんです。

当時は店長として、調理から仕入れ、仕込み、スタッフの勤怠管理、売り上げ管理など店舗に関わる幅広い業務をこなしながら、3年くらい勤めていました。


── なぜ飲食業界からエンジニアの世界に?

関:
ラーメン屋さんのキャリアは最終的に”独立”とかになるんですよ。そこまでの覚悟は自分にはないな、まだ背負いきれていないなと思って。

次のキャリアを考えた時、会社勤めをしたいなと考えました。手に職を付けて全国どこでも働ける状態にしたいのと、元々パソコンを触るのが好きだったこともあり、ITの世界に飛び込む決意しました。

ラーメン屋の退職後、上京してSES企業に入社。2ヶ月の研修でITのリテラシーからはじまり、javaやHTMLなどプログラミングについて学びました。3ヶ月目から常駐先での業務に取り掛かりましたが、案件ごとに使うスキルも全然違うんですよね。最初はjavascriptを中心に「やりながら覚える」って感じでした。


── 1社目でITに関するさまざまなスキルを身につけたと思いますが、転職をしようと思ったきっかけがあれば教えてください。

関:
1社目は2〜3年くらいいたんですけど、自己アピールが必要な評価制度にあまり納得できなかったのが大きな理由ですね......。自分は強みや実績を声を大にして伝えるのがあまり得意じゃなくて。実作業の方を見てもらいたかったのですが、評価の仕方があまり合わないなと感じたのがきっかけです。

加えて、スキルアップしていきたいと思っていたタイミングだったので、転職活動をすることを決めました。


クオンテックスの「個人に向き合う」姿勢が決め手に。

── 転職先はSES企業と決めていたのですか?

関:
事業会社のエンジニアになるという選択肢はもちろんありました。でも自分は新しいものに触れていたいタイプで。特定の事業や技術にとらわれず、いろんなものに挑戦したいと思ったのがSES企業に決めた理由です。


── 入社前のクオンテックスの印象や、入社の決め手となったエピソードがあれば教えてください。

関:
転職にあたり何社か受けたのですが、クオンテックスは「ひとりひとりに向き合っている」印象がありましたね。技術や給与面についてはもちろんですが、自分自身のやりたいことを同じ目線に立って話し合ってくれる、人間味のある会社だなあと思いました。

また、面接をしてくれた大阪本社の方がすごくフランクで話しやすくて。人の雰囲気も良いのだろうなと感じたのも入社の決め手になりました。


── 面談では、自分にどんな強みがあると伝えましたか?

関:
人と話すことが好きなのでコミュニケーション能力の部分と、1度なにかに興味を持つと探究心が溢れて結構ガッツリはまるタイプだという話をしました。案件ごとに新しい技術を学ぶことや言語が変わることにも全然抵抗はないので「なんでも振ってください」とも伝えました(笑)。


ユーザーの反応をダイレクトに感じる「モノづくり」の面白さ


── クオンテックス入社後の業務について教えてください。

関:
クオンテックスに入社したのは2021年の秋頃で、常駐先については今で3つ目の会社です。ひとつの会社に長く常駐する人もいますが、自分は半年から1年、長くて2年くらいですね。会社の規模やチーム人数などもそれぞれ違います。

現在は、銀行系のアプリのAPI開発を担当しています。別の銀行で使われていた機能を、クライアントの希望に合わせた形で改修したり、新機能の実装を行なったりしています。


── いまの業務の面白いところは?

関:
銀行のアプリ開発なので、自分の生活に身近なものが、何もないところから出来上がっていく過程が興味深いです。

そしてトライアンドエラーを重ねながら進めていたものが、実際に処理が最初から最後まで走りきった瞬間は「自分やるやん!」って思えて楽しいです。やっぱりモノを作るのは自分の性に合ってるなと感じます。

また、実際にアプリを使っているユーザーの感想をApple storeやGoogle Playで見れるのが新鮮で面白いですね。ここはtoB向けの業務アプリ開発などでは、なかなか得られない感覚だなと思います。


── toC向けアプリ開発ならではの面白さも味わえているんですね。逆に、課題感や難しさを感じる部分はありますか?

関:
やっぱり、銀行案件ならではの「失敗できない」という緊張感はあるかもしれないです。

また、銀行ごとに仕様が異なる特殊な口座・商品があるので、不具合があってもどこに潜んでいるかの判断が難しいということもあります。困った時は類似案件を担当していたメンバーに、意見やアドバイスをもらい学ぶようにしています。


幅広い視野でのキャッチアップが、自己成長につながる

── 働き方やチームメンバーについて教えてください。

関:
いまの常駐先は20〜30代くらいの世代や年齢が近い人がほとんどで、現場のメンバーは気さくな人たちで話がしやすいので楽しいです。それこそ、自分と同じ異業種からキャリアチェンジをした人もいて、飲食店勤務やバンドマン、消防士をやってた人もいるので面白いですね。

また、若くしてPMをやっている方もいて。自分より若いのに責任を持ってプロジェクトを動かしている姿に良い刺激ももらっています

自分は責任のある仕事はややプレッシャーを感じてしまうのですが、周りの人たちの活躍している姿をみていると「ちょっと腹を括って、自分もトライしてみたいな」という気持ちになります。


── クオンテックス社員のみなさんの雰囲気はどうですか?

関:
個性的で芯がある方が多いですね。クオンテックスでは、定期的なランチミーティングや懇親会等があるので孤立感はあまり感じません。先日、懇親会をしたのですが、時間が足りないくらい、いろんな話題で盛り上がりました。なかでもエンジニアの方々と話をすると、おもしろいことにチャレンジしたい気持ちが湧いてきます。

最近は自社サービスの開発に携わりたいという思いもあります。自社サービスの開発にかかわることで、クオンテックス社員同士のコミュニケーションも増え、今とはまた違う景色が見えるんじゃないかなと思っています。また、将来的には若手の育成などにも携わっていきたいです。


──  これからチャレンジしていきたいことはありますか?

関:
まずは、食わず嫌いせずに様々な業界の案件にチャレンジして、いろんな角度から技術を吸収したいです。加えて、自分の関係ない業務であっても、どんな技術でどんな仕組みで動いてるのか情報を取りに行くのも引き続き心がけたいと思っています。

いまはjavaの技術をウリにしていますが、今後いろんなものに触れるなかで自分に「ビビッ」と来たものがあれば深く掘っていきたいですし、自分の得意な領域を研鑽してその道のスペシャリストを目指すのもひとつの道かなと思います。そしてゆくゆくは、会社の名を背負っていけるような技術者になりたいと思っています。

関さん、ありがとうございました!

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