Web3を語るなら、まずDeFiを学ぼう 〜Web3 Conference Tokyoレポ ①〜
こんにちは!Mintonote編集部の兼田です。
今回は2022年1月28日(金)に開催された、Web3 Conference Tokyo「Web3を語るなら、まずDeFiを学ぼう」についてのレポートを紹介します!
MintoのWeb3.0チームメンバーは業界のプロ揃いの中、Web3.0を語ることは愚か、DeFi初見素人(まず読み方さえ危うかったw)が書く、素人の私が素人レベルでもわかるようにまとめたレポートです。とにかく優しいです。多分某炭治郎よりも優しいです。ちなみに、DeFiは「ディーファイ」と読みます(学び)
はじめに
なぜWeb3.0を語るなら、まずDeFiなのか。Web3.0語らせてくれよ〜と思うかもしれませんが、DeFi知ってからWeb3.0のことを学ぶと、Web1.0、Web2.0、Web3.0のことが面白いくらい頭に入ってきます。今まで全く意味が分からなかったのに。ブロックチェーン初心者の私が証明です。Web3 Conference Tokyoの運営のみなさま、Web3.0を語る前にDeFiについて学ばせてくれてありがとうございます。
書いてある内容に対して「??」と思っても頑張って最後まで一度読んでみてください。最後読み終えた頃には、読み始める前よりもほんの少し違う世界が見えているはず・・。ちなみに私はレベルアップした気持ちになりました。
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Web3 Conference Tokyoについて
2022年は今年のブームを踏まえより一層業界の枠を超えて交わりを深める必要があり、ブロックチェーン業界内だけで盛り上がるイベントではなく業界内外のハブを目指します。2022年はMinto代表の水野がセッション2「既存IPの効果的なweb3.0へのアプローチ方法」へ登壇しました。
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DeFi(分散型金融)とは
まずDiFiとはなんぞや。ということを整理しましょう。
DeFiとは「Decentralized Finance」の略称で日本語では「分散型金融」といいます。英語で言われても、日本語で言われても、なんだかイマイチピンとこない・・。分散型金融?分散ということは何かを分けるとかそういうこと?そんなあなたへ。これを読めば明日からDeFi名人です(大袈裟)。そしてWeb3.0が語れるようになっているはず(?)
さて。
DiFi(分散型金融)は、ブロックチェーン上で構築できる金融サービスなどのアプリケーションのことを言います。
世の中の仕組みとして多いのが「中央集権型」。例えば、飲み会や同窓会で幹事に提示されるがままに言われた金額の会費を払うけど、あれって集められた後きちんと正当に使われているかは正直わからないですよね。そもそも会費の内訳(何にいくら使われているか)や、どう管理をしているかは基本的には知らないことの方が多いはず。
つまり「情報が開示されない限り、万が一不正が行われていたとしても確認や事実を知ることが難しい」状況であるということになります。これは金融関連だけでなく、インターネット上でデータなどを扱う上でも同じです。一つのところ(一元化)で管理されるということはハッキングや悪用の恐れなどがあるということです。
信頼の中成り立っている+この仕組みで自分に大きな問題が起こったことがないからあまり深く考えたことも、そもそも中央集権がどうとか考えたことがなかったけど、よくよく考えると結構恐ろしいかも…。
解決方法ないの?と思ったそこのあなた。あります。そうです。「中央集権型」ではなく「分散型」にすることです。
ブロックチェーンには「分散型台帳技術」という機能が存在します。
「ブロックチェーンでは、データの破壊・改ざんが極めて困難とされている」というのは読んでいますね?なぜ困難かと言うと、ブロックチェーンのネットワークに参加している参加者がそれぞれ同じ台帳を管理・共有できるからです。参加者同士「誰が」「いつ」「何を」どんな情報を書き込んだか「検証」「承認」「監視」し合うことで記録が更新されます。これがブロックチェーン上でデータの破壊・改ざんが極めて困難である理由です。
ということを理解した上でもう一度。
DiFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン上で構築できる金融サービスなどのアプリケーションのことを言います。
ちなみにブロックチェーン上の仕組みが”分散型のみ”というわけではないので注意。ブロックチェーンの種類は下記の3種類にわけられています。
プライベート型ブロックチェーン(中央集権型)
パブリック型ブロックチェーン(分散型)
コンソーシアム型ブロックチェーン(中央集権型と分散型のハイブリット)
中央集権型だと透明性は低いけどプライバシーは守られます。逆に分散型だと透明性は高いけど情報処理等に時間がかかるため、一気に大量の情報を更新かつ速さも求めるとなると不向きです。
では分散型であるDiFi(分散型金融)を利用すると何が起こるのでしょうか?
DeFiの思想が新しい経済を作り出す
DeFiのメリットをまとめると
検閲体制(大きな権力をもった組織でも検閲への振り込みの阻止が出来ない)
ボーダレス(国境が関係なくなる)
中立性(行動制限ができない)
透明性(資金情報等がパブリックに公開される)
この4つがあげられます。
DeFiであれば年齢性別国籍関係なく使うことが可能になり、中立的で公平な金融サービス制度を受けることができます。
資金はあるか?使用用途はどうなっているのか?など、情報が開示されない不透明な状況の中、「大丈夫であろう。」というエビデンスのない信頼をしているのです。(というか全く疑うことなく大丈夫で当たり前だと思って生きてきてたw)
「できません。」と言われたら、”なぜ”できないのかを考えるよりも先に別の方法はないか考えます。できないって言われてるならできないんだなと、受け入れてしまうのです。
つまり、「見えない情報の中で信頼して、知らない情報の中でコントロールされている」状態です。
しかしパブリックブロックチェーンのシステムを使って分散型金融にすることでこのような問題が解決するかもしれない。DeFiはそんな可能性を秘めています。
スピーカーとして登壇されていた堀次 泰介氏(Kyber Network Japan Manager)からDeFiの事例を聞くことができました。
DeFiには200近くのプロダクトが存在しており、そのうちの1つとしてステーブルコインがあります。
DeFi(分散型金融)は〇〇を救う!?
セッションを聞いて、生まれてこの方給与振り込みや送金で困ったこともなく、なんら不自由なく金融機関を利用してきた私からするとどれだけ普段不便のない暮らしをしているかを実感しました。
働いた対価として受け取っているのに、引き出す時に報酬が半分になっていたりそもそも口座が凍結するとか発狂どころじゃ済まない・・と事例を聞いて思いました。アルゼンチン在住の開発者の方が正当な報酬を受け取ることができてよかった・・。貯蓄とかの前に、そんな状況で働くモチベーションを保つってすごく難しいことなんじゃないかと思いました。
DeFi(分散型金融)によって正当な報酬を受け取ることができることで、働くモチベーションに繋がり、心の豊かさや余裕さえ生まれるのではないかと思います。それによって更に素晴らしいパフォーマンスを発揮できるのではないかと。DeFi(分散型金融)は、経済問題や人々の生活・メンタルなど様々なことを今の状況よりもよくすることができるのではないかと思います。大きいことを言うと、世界を救うかもしれません。
もちろんまだまだクリアにしていかなければならないDeFi(分散型金融)の課題もあるとは思います。この先の未来、個人口座を持つことが当たり前だったのが、口座を持たないことが当たり前になる時代になるかもしれません。
DeFiによって金融のあり方がどう変わっていくか、期待です!
総括。
DeFiってすごい!(語彙力)
Minto×Web3.0について
Mintoでは2018年からブロックチェーンに参入しており、Web3.0×コンテンツでは国内でも有数の実績があります。私はまったく関わってませんでしたが、今回カンファレンスに参加したことでこの先大きな変化を遂げていくであろう事業をもっと盛り上げていきたい!と思うようになりました。
ここで少しこの場を借りて、Mintoの実績紹介を少し。the Sandboxで販売をした「Quan LAND」はたったの4分で完売し、かなり社内が賑わったのを覚えています。知識のない私は、ちょっと長めのカップラーメン待つくらいの間で売れたのか…という今思うと薄すぎるにも程があるようなことをぼんやり思うくらいでしたがwそのくらい盛り上がっているんだ!というのが伝われば嬉しいです。
実績資料をいくつか掲載するので、気になるものがあればぜひ見てみてください!
ブロックチェーンゲーム実績
CryptoCrystal(資料内:「古いデジタルデータに価値が付いた日(NFT)」部分)
the Sandbox実績
4分で完売した「Quan LAND」販売実績(販売総額約2.8億円超)
NFT実績「LINE Blockchain」を活用したNFTデジタルトレーディングカード配信実績
おかげさまで多方から問い合わせ頂いてますので、もしご興味あればお気軽にお問い合わせください!
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