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カウンセラー的ブログ

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長いトンネル

私は
自分にとって気になることにぶち当たると
しつこく考え続けてしまう。

人に話しを聞いてもらったり、
本を読んで心の落ち着きどころを探したり。

結構、時間を要する。  

今回は半年。 
でもよくよく考えると
同じような状況で悩んだ事が何度かあった。

ずっと持ち続けていた課題。 

私のかかりつけ医は
よく話しを聞いてくれる。
だから、身体に不調がある時だけでなく
心に引っ掛かりがある時も

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親密感の怖れ

今でもまだ私の中にあって、
これとはまだまだ付き合っていくんだろうなぁ
と思っている。

以前よりはマシになったと思うけど
やはり一定の距離にくると
それ以上は近づけない自分がいる。

自己肯定感が低い自覚があって
自分の感情が予想外に揺れ動いた後、
落ち着くまでに時間を要する。

でもそれは
「少し近づいているってこと。」と、
何かに書いてあって
「そうかも。」と、思った。

以前よりは
近づけ

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忘れられない人 4

彼はまだ20代でした。
個室に入っていて、
そこから出る時は
常に看護師さんが付き添います。

他の患者さんやスタッフに
手が出てしまったり、
抱きついたりするので
そのような対応をされていました。

勿論、病気のせいで。

私にはその病棟では
患者さんが入浴の前後に
服の脱ぎ着を介助する仕事がありました。
初めての介助の日、
「身体に触られないように気をつけて!」と
聞かされていたのですが、

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父と兄

🎄クリスマスイブ、
実家に着いて、落ち着いたので
和室にいる父の顔を見に行くと
開口一番、「お正月にまた来てね〜。」だって。

本気なのか?
冗談なのか?
「もう帰っていいよ⁈」ってこと?

ツンデレ⁈

頭がいいのか何なのか?
父、独特の会話。
病院での押し問答に根を持っているのか?
(私😸)

前回、帰省した時
私は謎の風邪から回復したばかりだったから
側に行って「父に感染すると困る。」と

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忘れられない人 3

仮にAさんとします。
Aさんは
他の病棟から転棟されてきた方でした。

初めてお会いした時、
「オネエ?」と思った覚えがあります。
服装がオシャレで
色の組み合わせがとても素敵な方でした。
毎日、自分でコーディネートされてて
「おしゃれが好きなんだなぁ〜」と思いました。

話し方が少し女性っぽく
髪も少し長め。

年齢は40歳前後で
身体は健康そうでした。

ところが、
シーツ交換はお嫌いな様子。

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忘れられない人 2

もうひとりのSさん。
その方も何十年も入院されているとのこと。
私が配属になった病棟には
長期入院の方ばかりいらっしゃいました。

この方はいつも国会中継を観ながら、
テレビ📺に映る、故 安倍首相に向かって
大声で文句を言っていた姿が印象的な方でした。

安倍首相の国会答弁を聞いては
安倍さん宛ての手紙を書くので、
私が切手の購入を代行していました。

新聞をよく読んでいらして、
勉強家な様子。

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忘れられない人 1

昨日でひと区切りつき
たっぷりと眠ったあと

「あ〜、また元に戻ろうとしているなぁ」
と、心を見つめ直して
スマホを手にしたよつ葉です☺️

※※※

さて、
私には忘れられない人がいます。
Sさん。

10年ほど前、思い立って精神科の病院で働くことにしたんです。
というのも、私自身、過去にうつになったり対人恐怖症になったり、家族が精神疾患を患っていたり、友人が20歳の頃に精神疾患を発症し、入退院

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役割で生きてない自分

役割で生きてない自分なんて
これまでいたんだろうか?

小学生から
義母の介護について母の愚痴を聞く役。
母と父の喧嘩があった後、
泣いて部屋に籠る母と話した父に
様子を聞いて、母の心配をする役。

その後も
「実母が妹ばかり可愛がる。」という話しや
「関係がうまくいっていないから
もうお見舞いには行かない。」って言う母に
「お母さんはそれでいいんだね⁈」と、
カウンセラー役。

父の仕事(塾)が

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児童虐待が疑われるご近所さん。通報に際しての注意⚠️

かつて長男が不登校になった時、
義家族との同居を解消して
賃貸マンションに住んだことがある。

お隣りは昔から地元では
ある意味有名人な方のお宅。

1年程経ったころ、
夜中に夫婦喧嘩🕛
ご夫婦が言い争う声!の他に
小さなお子さんの泣く声
「や〜め〜て〜😭」

これが初めてのことではなかった。
でも、この時は今までで一番激しい。

子どもの泣き声に私は
眠っている家族を起こさないように
警察に

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「相手の責任だ!と、
自分を変えようとしない人。」
を見せられる毎日。

気づいて欲しい人が
気づくまで

私にできること
していいことをするだけ。

「相手の責任だ!と、
自分を変えようとしない人。」
にならないように

変わるって本当に難しいから
気づくのを待つしかない🌲

夫への遠慮

私は長らく夫に対して遠慮があった。

「こんな私を受け入れてくれるのは
夫しかいない」とか、
「ここにしか居場所がないから、
ありがたく思わなければ」といったような
無価値感からくるものだったりした。

彼の気になる言動に対して
「私とは違うなぁ」と、
観察するような感覚で眺めていた。

中には全く理解できないこともあったし、
私には経験したことがなく、
「そういうのもアリなんだ〜!💡」と、

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アップルパイ🍎

アップルパイ🍎

家族で11月に収穫してきたりんご🍎は
もうそろそろなくなりそうだ。

大半は親戚や
夫が会社でお世話になっている人たちに
配られた。

あとのりんご🍎は冷蔵庫で冷やして
長持ちするよう保存しつつ
食べている。

ところで、
収穫してからすぐ
「アップルパイ、食べた〜い!」と、
言われていたけど
私のアップルパイスイッチは
未だに起動しない。

それを家族も承知していて
「作って〜!」と
駄々を

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子どもが眠るとき

子どもが眠るとき

私が子どもの頃、
母は本を読んでくれた。

いつも兄が好む本を聞いていたのだが、
私はよく途中で寝てしまった💤
睡眠学習というやつだ。

母が本を読む声が心地よく、
子守唄のように聞こえ
眠ってしまった。

長子である兄は
しっかりと最後まで起きていたらしい。
そこで学力の差がついたとかつかないとか⁈

とにかく気持ちよかった。

私も3人の子どもを持つことになり、
夜、子どもたちが布団に入ると

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それが起きてよかったことって何ですか?

それが起きてよかったことって何ですか?

これはかつて、
人との関係で悩んだ時にかけられた言葉。

「う〜ん。
その人と距離が近すぎたから離れられた。」

💡そうか!
私はその人と近すぎて離れたかったんだ〜。
な〜んだ。そうか!そうか!
よかった!よかった!」

これで悩みはなくなった。

人間にはパーソナルスペースというものが
どんな人にもあります。

パーソナルスペースとは

パーソナルスペースは広いとか狭いと表現され、

と、され

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