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ねえ?青春って知ってる?

スラムダンク あひるの空 ハイキュー!! 弱虫ペダル(並べた作品に偏りがあるのは認める)
....等のいわゆるスポ根青春押し付け系作品
(あれ?俺何で悪く言ったんだろ...)
これらの作品、俺は大好きで読んだらもう絶対に泣いちゃうのだけれど、実は俺も小5ぐらいから中1にかけてバスケを嗜んでいた
だから早朝の体育館の静けさや、バッシュの擦れる音や、嘘みたいにキレイにシュートが決まった時のボールとネットの絡む音、ポカリの味 などがびっくりするぐらいに鮮明に思い出せる
(エネルゲンってあったな懐か)

だからこれらの作品に出会った時、一瞬でも運動系の部活動を経験した事がある人なら感動のレベルは足算だし、更に本気で部活にかけていた人であれば、感動のレベルはもはや掛け算だ

そんな愛する青春スポ根マンガを読んでいて
どの作品にも通ずる、ある引っ掛かりがある

いまそれを初めて言う!

それは

「俺たち青春中」

とキャラクター等が「絶賛青春真っ只中である事を実感している」(様に感じる)という不可解さをどうしても感じてしまうのだ

これは「俺は勇者だ!」に違和感を覚えるのと同じだと思っていて

「勇者」はあくまで何かを成し遂げた者に他者から与えられる称号だ

ただ、かの有名なエニックスさんのドラゴンクエストがこの概念を打ち壊していて、物語の冒頭から「良く来た勇者よ!」と何も成し遂げていないレベル1の人間を「勇者」などと言っているのだ

何がしかの危機に瀕している一国の王として、藁にもすがりたいその気持ちは、まあわからんでもないが、おかしくない?と幼いながらに思っていた

さて、これを青春の話に結びつけるには「青春」の定義を確認しないといけない

「青春と何か?」

とりあえず辞書を引こう

せい‐しゅん【青春】 の解説
《五行説で青は春の色であるところから》
1 夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。青年時代。「青春を謳歌 (おうか) する」「青春時代」

2 春。陽春。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/青春/    を引用

との事

更にwikiで調べると「古代中国における思想から転じて...」「概念はあったが夏目漱石の三四郎という作品から日本に根付いた...」などと記載がある

総合的にかなりざっくり定義すると

「過去の戻らない輝かしい何か?」

あ、ダメだうまく言語化出来ない笑

ただ、少なくとも俺の感覚だと

「今」ではない。

過去というニュアンスが強い言葉だと思っている

ここまでで俺は「青春」というものに「称号」に似た性質を感じてしまう

要するに

「青春って振り返った時に自分、又は他人から与えられる称号的なものなんじゃね?」
って話

だから青春中の当事者が、青春を青春と認識出来てしまうのはおかしい!!
じゃあそれをマンガを読んでて感じてしまうのは何故だ!

というのが今回の問題定義!


で、俺の思う答えは

「青春」を経た「大人」が描いてるから、キャラ以前に作者にライドしてしまうから....じゃね?

というのが今回の落ちどころ

そう考えると色々辻褄が合う


と思う


でも


今流行りの拡大解釈をすると


ドラクエで「勇者」が称号でなく
「シンボル」に昇華した様に


「青春」という言葉は本来の意味の「青春」の枠を出て
「一生懸命に生きる」の「シンボル」に昇華したのでは?



と、内閣もびっくりのとんでも解釈をしてみた




そう考えはじめると、もう理屈抜きで

そっちの方が良くね?
ってなるのが大島だ


だから


俺は青春中だし
老若男女全ての人類が
今まさに

「青春の真っ只中である!!」

って素敵やん?


だから俺は今日から屁理屈を言わずに
スラムダンクを読むし
ライブハウスで歌える様になった暁には
相変わらずジュブナイルを歌う前に
「お前の青春時代はいつだ?今だろ!!」


と、叫んでやるのだ



そう叫ぶのだ!



ライブハウスで会いましょう🤘

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