電脳キュービック表紙_仮2_

【電脳キュービック】ダイスを振る面白さ

電脳キュービックには魅力的な要素がいくつもありますが、デザイナーとして特に押したい要素は”ダイスを振る面白さ”です。今回はこちらについてお話していきます。

ゲーム中では「判定」と「クラッシュロール」の2つにダイスを使います。どちらも6面体ダイスを使用します。

”ジレンマ”と戦う判定ルール

判定は「能力値」の分だけ2D6を振り、難易度以上なら成功度を獲得。いくつ成功度を獲得したかで結果が判定されます。

ゲームの大部分となるリサーチシーンやバトルシーンでは、高い成功度を出せればゲームが有利に進んでいきます。しかし高い成功度を出すには何度もダイスを振る必要があり、振る度に「ファンブル」する可能性があります。

1ゾロを出してしまうとファンブルとなり、強制的に失敗となります。「成功度いっぱい出したいけど、ファンブルするかも…!」そんなジレンマと戦いながら、プレイヤーは判定に望むことになります。

”しっかり”お助け要素あり

「ファンブル」が出てしまっても安心。SP(シンクロポイント)という特別なポイントを使うことによって、ファンブルを無かった事に出来ます。ただしSPには限りがあり、強力なスキルを使うときのリソースなどにも使用します。使いすぎないように注意しましょう。

”爽快感と緊張感”を両立したクラッシュロール

バトルシーン(戦闘)では、HPでは無く、パスワードをクラッシュ(破壊)することでエネミーを撃破していきます。

PCや強敵は6つのパスワードを持っており、それぞれ6面体ダイスの1~6の目に対応しています。「テストプレイ」がパスワードなら、ダイスの1の目は「テ」、ダイスの4の目は「プ」という感じです。1~6全てのパスワードがクラッシュすると戦闘不能になります。このパスワードに攻撃をする行為が「クラッシュロール」です。

運が良ければダイス6つでエネミーを撃破出来ますが、運が悪いと何十個振っても倒せません。「あと5だけなのに、5が1個も出ない!!」なんてことはよく起こります。PC達にも同じことが言えるので「ピンチだけど、まだまだ倒れない!」と戦い続ける事が出来ます。

また、クラッシュロールの出目を変えるスキルや防御するスキルがあり、上手く使うことで戦いを有利に進めることが出来ます。

”意外と”事故らない

運に左右されやすいシステムですが、何十回か遊んで未だに明確な「事故」は起こっていません。事故防止用のシステム(PCの復活など)も搭載していますが、今までPCが一撃で倒れたり、シナリオに設定された制限時間をオーバーした事はありません。安心して遊んでください。


今回の紹介は以上となります。気になったら、是非遊んでみてください。

プロジェクトQ(ゲームマーケットブースページ)

現在ラスベガスにて、専業チャレンジ中です。 頂いたサポートは、全額専業チャレンジに使わせて頂きます。