電脳キュービック表紙_仮2_

電脳キュービックの紹介

電脳キュービックはTRPG(テーブルトークアールピージー)のシステムです。TRPGとは参加者同士のコミュニケーションを介して、自分たちだけの物語を構築する創造的なゲームです。多くのシステムが存在しており、異なる世界観や様々なルールで幅広く遊ぶことが出来ます。

電脳キュービックでは、コンピュータ技術が発達した世界の、オペレーター(人間)とアバター(AI)達の物語を主軸としています。参加者のうち1人はMC(GM)と呼ばれる進行役を担当し、残りの参加者はプレイヤーとして、オペレーターとアバター、それぞれ2つのキャラクターを担当して遊びます。

1、世界観

このゲームでは、2つの世界をそれぞれのキャラクターを使用して冒険を進めていきます。

現実世界(オペレーター)

2050年頃の日本が舞台です。キューという新時代OSの開発と多くの電脳産業により日本は景気を取り戻し、第二次バブル景気となっています。人々はキューブ(携帯端末)を持ち歩き、アバターと共に生活しています。

電脳世界(アバター)

キューにより可視化された電脳世界が舞台です。アバターを使うことで干渉することが出来ます。危険なウイルスやバグも存在しています。

クラン

電脳世界を利用して、活動を行っているチームのことをクランと呼びます。

・電脳世界の冒険者「インディーズ」

・電脳犯罪対策課「キューブポリス」

・電脳犯罪集団「ハコニマス」

・電脳企業「キュービック社」

PC達は、以上のいずれかのクランに所属しており、それぞれの目的を持って活動します。これにより、電脳世界を様々な形で遊ぶことが出来ます。

2、判定ルール

能力値の分だけ2D6を振り、成功度を稼ぐシステムです。何度もダイスを振る爽快感と、ファンブルの恐怖がセッションを盛り上げます。

3、セッションの進行

セッション(ゲームプレイ)では、3つのシーンを組み合わせて遊んでいきます。

ロールプレイシーン

キャラクター達を演じ、物語を進めていくシーンです。オペレーターとアバター、2つのキャラクターをシーンによって使い分けます。電脳世界にオペレーターを登場させたい、といった場合は「ウィンドウ」というルールを使用し登場させます。

リサーチシーン

リサーチシートを使用してのミニゲームを行い、情報収集やダンジョン探索を行います。

バトルシーン

ウイルスやバグなどのエネミーと戦闘を行うシーンです。次の項目で詳しくご紹介します。

4、戦闘ルール

電脳世界でアバターを用い、電脳戦を遊ぶルールです。

パスワード

アバターやエネミーは「6面体ダイスの目に対応した6文字のパスワード」を持ちます。電脳戦では、HP(体力)では無く、パスワードをクラッシュ(破壊)することでエネミーを撃破します。

クラッキング

クラッキングにより、パスワードを攻撃することが出来ます。攻撃の達成値の数だけクラッシュダイス(6面ダイス)を振ることができ、出た目と同じパスワードがクラッシュされます。全てのパスワードがクラッシュすると、戦闘不能になります。

ハッキング

エネミーはFW(ファイアーウォール)を持ち、クラッキングへの自動防御力を持っています。高いFWを持つエネミーには、クラッキングだけでは歯が立ちません。そこで、エネミーのFWを下げる事が出来るハッキングの出番です。ハッキングは、攻撃の達成値の数だけFWを減少させます。

チームで連携

ハッカーのハッキングでエネミーのFWを下げ、クラッカーがクラッキングで強力な一撃を叩き込む。これが電脳戦での基本的なコンビネーションとなります。チームで協力することで、強大なエネミーも撃破することが出来ます。

5、入手方法

電脳キュービックはゲームマーケット2019春、5/25(土)にて頒布予定です。ルール、世界観、各種データやシート、2本のサンプルシナリオが掲載されています。

プロジェクトQ(ゲームマーケットブースページ)

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