【サイド準優勝】2022WPTosakaに行ってきました

サイドトーナメントのWPT200で準優勝を勝ち取ったので、記念に体験談を書いていきます。

大きな大会に出るのは去年10月のJOPT以来で、ひつじをオープンしてから初めての事でした。ですので、絶対トロフィー持ち帰ってくるぞ!!
と意気込んで大阪へ。

先月パチンコで25万円負けており、かつWPTサテライトは調子が良く3権利獲得出来ていたので、これは上振れくるんじゃないか…!?
と期待していました。

会場:大阪市中央公会堂

1日目

会場で仲間達と合流し、みんなで鼓舞しあってメインイベントDAY1に臨みました。
序盤は相手を観察し、エクスプロイトに重点を置いてプレイ。ハンドを読み切ってブラフキャッチしたり、ショートを飛ばしたりと順調でした。4万点から12万点に増やし、DAY1は突破出来そうだと意気込んでいましたが、あるハンドで、相手のターンドンクベットに対しトップペアでリバーまでコールしてしまい、大量にチップを失ってしまいます(お相手はしっかりトリップス)。
どう考えてもミスプレイだったので、自分に腹が立ってティルト。その後もパフォーマンスが下がり、じりじりとチップを減らしてしまいます。
60分ストラクチャとロングなトーナメントなので、集中力も切れていたと思います。

その後、テーブルブレイクが起こり席移動。ラストハンドは、移動してわずか数ハンド後でした。

Lvevel:6 400-800-800
Hiro 約50,000点(62.5BB)
Villain 約70,000点(87.5BB)

Hiro SB
Villain BB

Hand ATo

7人テーブルで、Hiroまでフォールド。
Hiro 2400点にレイズ
Villan 4800点に3Bet
Hiro コール

Villanは見た目ルースそうなおっちゃんでしたが、テーブル移動後すぐだったので傾向はわかりません。

フロップ:46Tのレインボー
Hiro チェック
Villan 5000点のハーフポットベット
Hiro コール

ターン:9
Hiro チェック
Villan 25000点のポットオーバーベット

チップの出し方的に、余裕のある感じでした。フラッシュドローはもちろん、ストレートドローもなさそう。JJ以上のオーバーペアか、セットが刺さっていそうでした。GTO的にはオールインorコールですが、Tのワンペアで勝っているハンドは少ないです。相手が上手いプレイヤーであればブラフもありますが、フロップのレイズ額的に、アマチュアだと判断しました。

この時の僕の思考としては、
・このポットを落としてDAY1を生き残っても、DAY2を突破できる可能性は少ない。このポットが取れたなら、DAY2も戦える。
・DAY2の途中まで走って飛ぶよりも、今飛んだ方が時間を有効に使える。
・GTOは降りない。コールするとコミットしてしまうし、オールインなら、相手がフォールドする可能性もある。

結果、オールインを選択しました。そしてスナップコールされます。
相手は6ポケで、しっかりセットが刺さっていました。

こうしてWPTosakaメインイベントは敗退。
もっとしっかり考えていたら、フォールドして再スタート出来たと思います。これからは集中力、忍耐力も鍛えなければいけないと思いました。

2日目

2日目の予定は決めていませんでしたが、悔しかったのでサイドのWPT200にエントリー。お金が無かったので、リエントリーは出来ません。
WPT200はメインと同じストラクチャで、1レベル40分とちょっとだけ短いです。個人的に、集中力を保ちやすくちょうどいいスピードでした。
テーブル的にも、メインよりも戦いやすいプレイヤーが多い印象です。順調にプレイし、5万~10万点あたりで推移していました。
DAY1終了まで後1時間くらいとなったところで、DAY1バブルが掛かっていると感じました。そこで、オープン出来るタイミングは全てオープンしようと決意。レイトポジションの自分までフォールドで回ってきたら、ハンド関係無くスチールを狙っていきます。コールされても、CBを打って降ろします。ポジションが悪い時も、良いハンドが入って更に加速していきます。
ほとんどブラフだけで、5万→10万点まで増やしました。

残り2ハンドというところで、アーリーポジションからオールインが入りました。僕はカバーされていましたが、ハンドはQQです。もちろんオールイン。相手はJJ。ダブルアップして、DAY1は201,000点で通過。

3日目

ヤバいです。緊張して、ほとんど寝れていません。仕方がなかったので、サウナで整ってから会場へ向かいました。

DAY2進出者は23/159名で、9位からインマネです。ここまで来ると、みんな上手なプレイヤーばかりで、昨日のようなプレイラインは通用しません。
相手のことをリスペクトするプレイを意識して打ちました。
徐々に脱落者が出てゆき、遂にハンドフォーハンド。あと1人で入賞です。
そこで事件が起こります。

SBの僕までフォールドで回り、ハンドは8ポケです。BBのプレイヤーは圧倒的レグで、チップリです。僕のオープンに対して広く3betしてきており、僕は仕返しするチャンスを伺っていました。すると、相手が3betしてくるじゃありませんか。

ここしかない!!
目にものを見せてやる!!

バブルファクターが効いています。相手のレンジ的にも、コール出来るハンドは少ないでしょう。僕の狙いは入賞では無く、優勝です。

オールイン。

完璧なプレイでした。
しかし、BBはコールして

9ポケが出てきました。


アイヤー。
バブルボーイやね。

僕は絶望。お相手のお兄さん笑顔。
もはや、神に祈るしかありませんでした。

フロップで、8が落ちました。


気付いたら、叫んでました。
ポーカーの女神様、ありがとうございます。

かくして、50万→100万にダブルアップしました。


その後、更に8ポケでショートを飛ばしてインマネ確定。
FTに残ると思っていなかったので、急いで髪型をセットしにいきました。

FTの記念写真

うん。目が死んでる。
正直、眠気が頂点に達しつつありました。


そして始まったファイナルテーブル。
大量のチップを持って、優勝もあり得るスタックです。

10万点のメダルチップ

眠たすぎて、緊張感が麻痺しています。思考を温存する為、ハンドを降りた後は目をつぶってました。テーブルのみんなから、あいつ何???
って思われてたと思います。

しかし、プレイは冴えていました。少しずつ脱落者が出ていき、いまプライズいくらだろう?と携帯を見ました。すると…

僕はプライズを確認するのを辞めました。狙いは優勝です。
ひつじにトロフィーを持って帰りたい…!!
眠気も冷めて、超集中しました。

そして遂に、ヘッズアップ。
相手は、8ポケvs9ポケでぶつかった因縁の相手です。

数ハンドプレイして、気付きました。
やはり、この兄さんヘッズアップもめちゃくちゃ上手い…!!

長時間プレイすれば、不利になることは明らかでした。しかも、3位のチップを吸収していて、スタックをカバーされています。
アグレッションを上げて抵抗しますが、少しずつチップが減っていきます。

そして、10数ハンドプレイした所で、運命のハンドが入りました。

Lvevel:21 15000-30000-30000
Hiro 約1,000,000点(33.3BB)
Villain 約2,300,000点(76.7BB)
(うろ覚えでごめんなさい)

Hiro SB
Villain BB

Hand AKo

Hiroが70,000点にレイズ
Villan 200,000点に3Bet
Hiro オールイン
Villan コール

2ポケ vs AKo

運命の対決

結果はお相手の勝ち。
惜しくも、優勝を逃してしましました。

悔しかったですが、満足感で心が溢れていました。
お相手と再戦を誓い、会場を後に。
これで僕の2022WPTOsakaは終了です。

トロフィーを持って帰って来ることは出来ませんでしたが、選手契約を勝ち取り、次に繋げる事が出来ました!!
海外のWPTで、トロフィーを持って帰れるように頑張ります!!!!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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