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休学日記。#8


5月20日。50日目。

記念すべき50日目。66日続いたら、その行動はもはややらないと気持ち悪くなるくらいの習慣になるらしい。ということを書いてみると、50日なんてなんの記念でもないということに気づいてしまう。まだまだ通過点。このnoteは何をゴールとしてるのかよくわからないけど。とりあえずまだ通過点。

今日も一日アロマの会社でお仕事させてもらった。わりと重要な?仕事を任されているような気がしていて歓喜と緊張。なんか最近、会社員として働くってカッコいいなあ〜と思ってる自分がいる。昨日受けた講座を聞きながらも思ったけれど、わたしは社会に対して、企業に対して、無知すぎる。そして無知がゆえに生まれる不安に負けている。誰だってなにも知らないところに飛び込むのはそりゃあ怖いよなあ、まずはとことん知り尽くすこと。ひとつずつ。

学生団体で一緒だった友人2人と電話をした。なんかバイブスが合うみたいな感じがする人たち。好みは違うし性格は合ってないんだろうけどバイブスが合ってるみたいな感じ。バイブスが何かは分かってないけどそんな感じ。多分ずっとそんな感じで多分ずっと仲良くしてくれるんだと思う。ひさしぶりに話した。楽しかった。笑った。しょーもないことを喋った。しょーもないことで笑った。8割くらい中身なさすぎてどうしようもなかったけどどうしようもなく楽しかった。これから先の人生、どうしようもなくしょーもないことで爆笑できる人と、あと何回出会えるのだろう。ありがとよ、一生どーでもいいことで爆笑しよう。


5月21日。51日目。

今日バイトをしながら、なんか食材を買うときの感覚がだいぶ変わったなあ〜って気づいた。今働いている野菜の直売所での“当たり前”がわりと自分にも染みつきつつある。収穫した日付がわかるとか、野菜を作ってる人の顔と名前がわかるとか。とても素晴らしい環境だとおもう。福岡に戻ってからの生活が少し楽しみかも。どんな感じの自分になってるだろう。

バイトが終わりお昼過ぎに家に帰って、パスタを作って食べた。えらい。ドラマをひとつ観て、家中の掃除機をかけた。えらい。お風呂を洗ってお米をといで、ハンバーグを作った。ハンバーグにかけるジャポネソースも作った。偉すぎる。この家事欲の原動力はまちがいなく「あしたが休み」という事実だけ。この事実だけでこんなにルンルンで家事済ませてご飯も作れるんだから、我ながら単純でよかったと思う。そして作ったハンバーグを美味い美味いと全力で褒めてくれた。すごく嬉しかった。また作りたくなった。単純だもの。てことで私はついに、肉じゃがと親子丼とハンバーグを作れる女になってしまった。きっとこれはモテる。知らんけど。

ご飯を食べて、ホタルを見に行った。町内でホタルスポットはたくさんあるらしいんだけど、今日は2箇所に行った。今日の時点で結構ホタルいてめっちゃ綺麗だったんだけど、全盛期はこんなもんじゃないんだと。5倍くらいいるんだと。ものすごい楽しみを見つけてしまった。季節の中に楽しみがあるっていいなあと全力で思った。もうすぐホタルの季節だねってウキウキしてる地元のおばちゃんとも話して、すごく豊かだなあと思った。とりあえずすごく楽しみ。


5月22日。52日目。

ひさしぶりの1日休み。隣町で月に一度やっている上映会に行った。ドキュメンタリー映画を2本観た。ただ、今日のわたしはなぜかひたすらに眠いモードの人間だった。どっちもの映画中に寝てしまった。なんてこった、ひどいやつだ。あらゆる方面に謝りたい。寝てしまったけれど、観れた範囲の中でも学べたことはあった。

「静寂と騒音」をテーマにした映画で、自分は“音”にかなり影響を受けているなあ〜と感じた。福岡の家は高速道路のとなりにマンションがあることもあって本当に騒音がすごい。窓を開けてるとテレビの音が聞こえづらいくらいに騒音が大きい。それに対して今住んでいる耶馬溪町は騒音が皆無。みんなが寝静まった後なんて今の季節だとカエルの鳴き声と風の吹く音しか聞こえない。1年前くらいから何度も耶馬溪や南阿蘇に行くようになって、福岡市とは時間の流れ方が違うなと感じることが多かった。今日気づいたことは、この違いは「どれだけ自分の内側に耳を傾けられているか」で生まれるのかもしれないということ。騒音の大きい場所で暮らしていると、無意識に自分以外の存在を感じてしまう。自分が発している以外の音がするからね。自分以外は動いているのに自分は動けていないという感覚が、無意識に自分の中に焦りを生んでいる気がした。

映画の中で、「騒音の中では思考が奪われる。本当の内省は静寂の中でしかできない。」みたいなことを言っていた。自分の内側に耳を傾けるためには、騒音のない環境に身をおく必要があるのか、と学んだ。南阿蘇や耶馬溪で感じていた思考の深さと心地よさの答え合わせが、できたような気がした。ここでは自分の内側に意識が持っていけているのだろう。


5月23日。53日目。

なんか不思議な夢を見た。学校みたいな場所でなんか重要そうな大会が行われていて、なんかすんごい激戦の末わたしのチームが優勝していた。わたしはその主要メンバーだったっぽくて、建物の中にいた仲間たちが窓を開けて「優勝...!!勝ったよ....!!泣」みたいな感動的なシーンで目が覚めた。ちなみにその仲間達の中になぜか関口メンディーがいた。意味がわからない。どういう繋がりだったんだろう。そしてわたしはメンディーよりも主要メンバーだったんだな、それはすごい。なんか長々書いちゃった。まあそんな夢から目が覚めて、いい感じに6時半だったからそのまま起きた。

午前中はバイトをして、お昼過ぎに家に帰った。なんか今日は調子が上がらない日で、よくわからないけどなんかモヤモヤしてた。もうよくわからなさすぎてふて寝した。これはよくやる技。だいたい眠たい時は機嫌が悪いし、眠くない時は機嫌がいい。ということはモヤモヤしてる時は一旦寝てみればいいのでは?という考えの元、ふて寝をよくする。今日は畳の上にバンって大の字で寝転がってそのまま寝入った。気持ちよかった。1時間くらいで起きて、ラジオを聴きながらお風呂を洗ったりお米をといだりした。多分スッキリした。

そういえば最近、ラジオの偉大さに感動している。ラジオを流し始めるだけで家事のやる気が100万倍くらいになる。これは大袈裟な話じゃなくて本当の話。ラジオを聴いている間は携帯とか他のことに興味がなくなって、家事とラジオ音声だけに集中できる。すごいなラジオ、偉大すぎる。


5月24日。54日目。

山に行く予定だったけど雨でなくなった。悲しかったけど別の仕事をさせてもらった。すごく楽しかった。商品開発という仕事を少し体験できた気がする。この類の仕事にとても興味が湧いた。本当にいろいろな経験をさせてもらって感謝しかないです。。あと1ヶ月ちょいしか通えないのがとても寂しい。少しでも血となり肉となる経験を積みたい。いや、積ム。

お仕事に関しては今日はとても良い一日だった。それなのに、なぜか心がモヤッとしている。家に帰るとなぜかわからないけど心がクローズ気味で、テンションも上がらないしうまく笑えない。まずうまく笑おうと考えてしまっている時点で自然に笑えていない証拠な気もする。なんでかわからないけど1人になりたくて、家に帰りたくて、モヤッとしている。そういえば1ヶ月前も今くらいの時期にモヤモヤしてたっけ。1人になりたいけど、そんな時ほど姉ちゃんとか遠くにいる友達とかに会いたくなったりもする。1人になりたいのに会いたい人がいる。話したい相手がいる。人間はちぐはぐだから面白いのかもね。

お風呂に入ってると急にいろいろ込み上がってきて、上がってからすぐ友達に電話した。わたしの大切なバディ。世界観とか性格とかかなり違っている気がするんだけど、そんな彼女はいつもわたしを救ってくれる。どんより暗い世界から違う世界に救い出してくれる感覚。ちょっと声聴きたいなあと思って電話を掛けたのに、話しているうちにボロボロ涙が出てきた。いろんな感情が込み上げてきた。でも涙と感情を出し切ると案外それだけで人間って人が変わったようにスッキリするもんで、とても心が軽くなった。本当にありがとう、これからも一生、何卒。


5月25日。55日目。

月に一度の“hitotoseのひとっとび”。
5月の旅先は大好きな南阿蘇。
わたし個人的には人生が大きく動いた場所。

旅に集中しすぎて日記書けませんでした。
以上です。


5月26日。56日目。

ひとっとび2日目。
今日も旅に集中しすぎて全然書けなかった。
書くことはいっぱいあるのに。

昨日の夜は、夜中まで語り合いすぎて久しぶりに4時寝とかいうことをしてしまい、今日は完全に寝不足。でもすごく自分にとって価値のありすぎる時間だったからよかった、全力で。いっぱい笑ったしいっぱい泣いた夜だった。最近涙腺よわよわかも。

細かいことは後で思い出しながら書き加えたりするかもしれないししないかもしれません。今日は眠いので寝ます。そして週1で出すと決めていたので一応投稿だけします。では。



読んでくれてありがとうございました。🐻

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