公共分野のドメイン知識とデータサイエンス

最近だとEBPM(Evidence-Based Policy Making)として考え方が整理されていて、これらは別ページにまとめている。

社外向け研修などでは、昔は別の自作のフレームワークを使って話をしていたが、最近では公共系の考え方に僕も影響を受け「まずロジックモデルを描け」という言い方を企業向けであってもしている。最初からデータを触っても良いことは1つもない。

そう言われてもロジックモデルの事例が欲しい、イメージがわかないという人はSIMI 社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブという組織がロジックモデル解説アウトカム指標データベースを作成しているので、それらを見てもらうといい。ちゃんとイメージがある人にはもっと参考になる。

あとは公共系における、データ利活用を含む各種施策や事例を見れたらドメイン知識としては良いと思う。こうしたコンテンツについては、デジタル化が遅れてる中央官庁よりも、東京都庁の活動の方が遥かに参考になる。

因果推論とか計量経済学的な手法とは別の、比較的ベーシックな地域経済統計とかの手法は1つ目の教材、これがわからないという人は無理せず2つ目の教材から始めましょう。

元から生成AIで正答率99%を目標にする時点で間違ってるのに「市民向けには時期尚早」とか今さら言う木っ端役人こそAIを触るには時期尚早(苦笑
本来的には業務設計とかの問題なのだが、まぁ地方公務員の大半はだいたいこんなもの、稀に出現するスーパーな人を潰すなよマジで。

大半の自治体は今でも、まずは業務プロセスを整理したり簡単なRPA程度のツールを入れたりする段階を経てからだろ、って話なんだよね。

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仕切り直しで収集情報の整理から|くすぐったがり|note

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