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Code(コード)を愉しむ世界

先日、新宿駅を通った時に東西連絡通路(便利になりましたね!)にある横長のディスプレーをじっと眺める人たちがいることに気がつきました。

その時映し出されていたカバー写真に使った青と白の幾何学模様で構成された画面は何かの法則を持ってゆっくりと動いていました。

何かの法則というのはいわゆるプログラミングされたもので、誰かがこの動きを表すためのCode|《コード》を書いたのだろう。

このスクリーン上で動いている画像が動画ファイルなのかリアルタイムにコードを実行しているのかは分かりかねるが、いずれにせよ動きを作り出す際に誰かの手でプログラムされ作り出されたのだろう。

今までであればこうした待合広場のような場所には、噴水であったりモビールのような彫刻であったり自然の力学を感じる物が設置され、待つ人の目を愉しませてくれた。

そうした今までの装置の中にも高度に制御されたものもあるが、愉しむ本質としては自然現象の占める割合が多いのではないだろうか。

さいきんはいろいろな場所にこの新宿駅のようなスクリーンがあり、いわゆる情報表示以外にも私たちの目を楽しませるCode|《コード》が実行されている。

そうしたCode|《コード》を愉しむためにも、教養としてCreative Code のようなプログラムによって生成される視覚表現を身につけておくのもいいのかもしれない、一部の人たちは既にそうした面白さに気づいて眺め愉しんでいるのかもしれないと考えました。

と、この長いスクリーンの前を横切りながら考察したのですが、どうやら立ち止まりじっと眺めていた方々は、合間に表示されるタレントさんの広告目当てで、表示されるのを待っていたようでした。
そうした配信のタイミングもプログラムと言えますが、もう一歩進んだ楽しみ方が浸透するといいと思いました。

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