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結構 #リモホイ いいかも?!

リモートワーカーの皆さんお元気ですか?私は4歳児育児中で在宅勤務に励んでいます。しかし、緊急事態宣言を受けて子どもの通っていた保育園も臨時休園となって早一か月近く経とうとしています。

幼稚園、保育園、小学校低学年のお子さんがいらっしゃる皆さんのご苦労は身を持って体験しているつもりですが、私の苦労話も少し聞いてください。

子どもは放っておけない

これは我が子可愛さで言っているのではありません。子どもは発達段階にもよると思いますが、成長とは常に自己と外界の境界を手探りで形作っていると言っていいでしょう。例えば言葉を覚え始めてからは、正しい意味など関係なく、発してみて、相手のリアクションによってその価値を獲得していくわけです。

最近の私の在宅勤務での一コマで「10時から12時まで仕事の人とお話ししてパソコンするからね。ブロックで遊んでてね」と伝えます。4歳で保育園通いともなれば、時計=大体わかる、言葉の意味=通じる。ブロック普段はうちでは使わせてもらえない(注*1)新しいおもちゃ。でバッチリなはずなんです。

(注*1)私の仕事道具としてレゴ&デュプロが一山あり、今回はそれを特別に子供に使わせました

しかし現実は、「トット(父の意味)も遊ぼうよ」「トットだれと話してるの」「私の言葉を聞いて」「これ作ったの見て~」「トットはこの鳥の役ね」「(画面を見て)このひとだれ?」「いつまでやってるの」「終わったらぜーったい遊んでね」「これ作るの次どうやるの」「このブロックがみつからない」…とどんだけタチの悪い炎上プロジェクトなのかというほどクライアント(子ども)からの無茶な要求が湧いてくるわけです。

子ども中心の生活

もちろん、このテレカンの2時間をその場しのぎで乗り切ろうとあがいているのではなく、普段保育園に連れていく8時ころには外出して、自粛ムードの中公園でエクササイズということで、爆走するストライダー vs 父の鈍足でレースをしたり、一人っ子名物の親子二人きりのかくれんぼをしたり、ルールもよくわからないままだるまさんが転んだをやって転んだり「あわよくば疲れて帰ったら寝てほしい」というミエミエの下心で全力で遊ばせるんです。10時の打ち合わせまで。

もちろん時間になって帰るのも思い通りにはいかず、あの手この手で連れ帰ります。8時から10時べったりいっしょだったから、”ここから二時間お互いの時間ね<3”が通じる相手じゃないんですね。

もそうなら昼食午睡もつききりとなり「寝たぞ!やった!仕事ができる~」といつもならついダラけてしまう仕事への姿勢もガラリと変わりました。(でももうヘトヘトですよ)

夜はオトナの時間のはずが…

お昼寝から目覚めたらおやつや録画した子供番組などでお茶を濁しつつ、仕事の方も片づけて(もちろんテレビの感想とか求められます)夕飯の準備となるわけです。しかもこんなご時世で忙しいから外食というチョイスもなし。外食カードが切れるなら子どものテンションも爆アガりで夕方の不機嫌も吹っ飛ぶのですがそうもいきません。

夕食、入浴、寝かしつけで21時くらいでしょうか。ここで起きることができたら奇跡です。明け方起きて少しでも仕事の時間が取れたら万歳です。

そんなこんなで、仕事の時間としては、額面5時間、賞味3時間くらいがいいところでしょうか。ホント保育園偉大です。今までも感謝して利用してたつもりですが、再開されたら感謝だけでは済まされませんね。

でも工夫次第で

つい苦労話が長くなりましたが、最近関心を持って試してみていることがあります。それは魔法のことば

 #リモホイ 

です。

これは私がただ何も考えず「リモート保育」を略してハッシュタグ風にしたというだけですが、かなり効きます。いくつかの試したやり方と合わせてご紹介してみます。

子どもテレカン

これはzoomをはじめとする、オンラインミーティングツールで子ども同士をつなぐ作戦です。保育園のパパママ友達の提案で始まりました。特に何をするでもなく、zoomなら無料アカウントの制限時間40分だけでいいので、そのカメラマイクの前でそれぞれ遊ぶだけです。

私たちの場合、特に何も決めずそれぞれ好きなことをしていて、呼びかけあったりしていますが、特に何もまとまりません。4歳児なのでそんなもんでしょう。(大人のテレカンでもそんなことは間々ありそうですが)

うちの子の場合、着るものにこだわったり、「パパのお仕事のブロックで遊んでるんだ」といって自分のレゴを自慢したりしていました。お仕事のブロックというパワーワードで、お友達もいろんな仕事があるんだなぁと世界が広がったならありがたいです。

リモート帰省

やはり頼るはジジババです。でも今回のはタチが悪いことに高齢者を呼び出すなんてできません。平時にただの休園や、子どもの発熱なら頼れるのですが、LINEのビデオ通話などを頼りましょう。

ちょっと5分話していてくれるだけで、ゆっくりトイレに行けたり、かしこまって電話で謝らなきゃいけないお客様にお電話できたりします。(ああ、LINEとスマホが一体だと無理なこともありますね)

ペットの動物を見せてくれたり、新しい服をほめてくれたり、空気のような存在になってしまった親子関係に潤いを与えてくれるかもしれません。

そして #リモホイ

前出の二つも #リモホイ の一種とも言えますが、もともとの関係性をリモートでつないだだけとも言えます。

#リモホイ は保育を目的とした、リモートでのペアリングです。そこで保育とは何か調べてみると以下のようにありました。

保育(ほいく)は、乳幼児を適切な環境のもとで健康・安全で安定感をもって活動できるように養護するとともに、その心身を健全に発達するように教育することである。 保育は基本的に、乳幼児(つまり乳児および幼児)を養護し教育することであり、「養護」と「教育」が一体となった概念である。保育 - Wikipedia

こうしてみると、適切な環境健康・安全・安定感心身を健全に発達教育と仰々しくも感じますが、冒頭に書いた通り特に幼児期は手探りで自分や世界を知ろうとしている盛りです。

専門的な知識や技能のある方、つまり保育士さんにお願いできればベストですが、ちょっと知らない大人に新しいことを教えてもらったり、自分に対して関心を持ってもらえたらそれはここでいう教育や発達に資するのではないでしょうか。

適切、安全の担保として、相手を選ぶ必要はあり親の責任は問われます。私は面識のあるFacebookの友人を頼りました。子どももどこかで会ったことはある相手でしたが、お名前顔写真など前情報を入れつつ「あなたと話したいって」などと、やや盛り上げたところでzoomで引き合わせました。

今回は共通の話題として、子どもも最近やり方を覚えたタブレットで出来るプログラミング言語のViscuitで一緒に遊んでもらいましたが、1時間以上も話が続き、こちらの仕事も無事に進捗が出せました。

唐突にプログラミングという言葉で面食らった方もいらっしゃるかもしれません。私やその友人の属性が特殊なこともあり、うまくいったのでは?と言われたら反証のしようがありませんが、子どもの年齢に適した遊び道具なら他にもいけるのではないでしょうか。折り紙ねんど絵本お人形ブロックなどなんでもよさそうです。お互い画面が見えているという概念は理解が難しいかもしれないので、単純にお互い同じものを持っているとなおよい気がします。

おもちゃを持ってる同士となると趣味の仲間だったり、同じ世代の育児中の親同士というのも相性がよさそうです。逆に持っていないものを見せてくれる。爬虫類を飼っている。すごい絶景のテラスがあるなどもよさそうですね。

おわりに

気づいたら長々書いてしまいましたが、こういった状況の中、自宅で保育をしながら仕事を進めているひとも多いわけです。ついゲーム動画をあたえて何とかこなしているかもしれません。そんなときに #リモホイ でつながれたら子どもも親も嬉しいのではないでしょうか。

最後に重要なことを書きますが、 #リモホイ の結果生じることは私は一切責任を負えません保護者の責任の下実施してください。相手はよく選んだうえで、目の届く範囲に限るとか、会議のホストを保護者がして、子どもと #リモホイ 提供者はそれぞれ参加者とするのも、責任の面で子どもに対する態度の一つかもしれません。

よかったら皆さんの試した #リモホイ共有してくださいね。

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