セルの罫線を設定する

excelvbaでセルの罫線を設定する

　Excel VBA でセルの罫線を設定するには、いくつかの方法があります。

1. Borders プロパティを使用する

　Borders プロパティは、セルの罫線を設定するために使用される最も一般的な方法です。
　このプロパティには、さまざまなプロパティがあり、罫線の種類、太さ、色などを設定することができます。

VBA
' セル A1 のすべての罫線を二重線にします。
Range("A1").Borders.LineStyle = xlDouble

' セル A1 の上側の罫線を太線にします。
Range("A1").Borders(xlEdgeTop).Weight = xlThick

' セル A1 の左側の罫線を青色にします。
Range("A1").Borders(xlEdgeLeft).Color = vbBlue
コードは注意してご使用ください。

1. BorderAround メソッドを使用する

　BorderAround メソッドは、セルの外周に一括して罫線を設定するために使用されます。
　引数として、罫線の種類、太さ、色を指定することができます。

VBA
' セル A1:C5 の外周に二重線の罫線を設定します。
Range("A1:C5").BorderAround xlDouble, xlThick, vbBlue
コードは注意してご使用ください。

1. With ステートメントを使用する

　With ステートメントを使用すると、コードをより読みやすくすることができます。

VBA
' セル A1 の罫線を設定します。
With Range("A1").Borders
.LineStyle = xlDouble
.Weight = xlThick
.Color = vbBlue
End With
コードは注意してご使用ください。

罫線の種類

罫線の種類は、次の定数を使用して設定することができます。

xlContinuous：実線
xlDot：点線
xlDash：破線
xlDashDot：点線と破線の組み合わせ
xlDashDotDot：点線と2つの破線の組み合わせ
xlDouble：二重線
xlSlantDashDot：斜めの点線と破線の組み合わせ
xlLineStyleNone：罫線をなしにする

罫線の太さ

罫線の太さは、次の定数を使用して設定することができます。

xlThin：細い線
xlMedium：標準の太さの線
xlThick：太い線
罫線の色

罫線の色は、次の定数を使用して設定することができます。

vbBlack：黒
vbRed：赤
vbGreen：緑
vbBlue：青
vbMagenta：マゼンタ
vbCyan：シアン
vbYellow：黄色
vbWhite：白
例

次のコードは、セル A1:C5 の外周に二重線の罫線を設定し、セルの内容を中央揃え、垂直方向に中央揃えします。

VBA
Sub SetBordersAndAlignment()

' セル A1:C5 の外周に二重線の罫線を設定します。
Range("A1:C5").BorderAround xlDouble

' セルの内容を中央揃え、垂直方向に中央揃えします。
Range("A1:C5").HorizontalAlignment = xlCenter
Range("A1:C5").VerticalAlignment = xlCenter

End Sub
コードは注意してご使用ください。

　このコードを実行するには、次の手順を実行します。

　Visual Basic Editor を開きます。
　新しいモジュールを挿入します。
　上記のコードをモジュールに貼り付けます。
　マクロを実行するには、F5 キーを押すか、[実行] メニューの [実行] をクリックします。
　このコードは、セル A1:C5 の外周に二重線の罫線を設定し、セルの内容を中央揃え、垂直方向に中央揃えします。

その他の情報

　Excel VBA の詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください: [無効な URL を削除しました]
　Excel VBA のチュートリアルについては、次の Web サイトを参照してください: [無効な URL を削除しました