見出し画像

セルの時刻を設定

 Excel VBAでセルの時刻を設定するには、いくつかの方法があります。

方法 1: Range.Value プロパティを使用する

 最も単純な方法は、Range.Value プロパティを使用して、セルに時刻値を直接設定する方法です。
 以下のコード例では、セル A1 に現在の時刻を設定します。

VBA
Sub SetTime()

' セル A1 に現在の時刻を設定
Range("A1").Value = Time

End Sub
コードは注意してご使用ください。

方法 2: Format 関数を使用する

 Format 関数を使用して、時刻値を文字列に変換してからセルに設定することもできます。
 この方法は、時刻値を特定の書式で表示したい場合に便利です。以下のコード例では、セル A1 に現在の時刻を "HH:MM:SS" 形式で設定します。

VBA
Sub SetTimeWithFormat()

' セル A1 に現在の時刻を "HH:MM:SS" 形式で設定
Range("A1").Value = Format(Time, "HH:MM:SS")

End Sub
コードは注意してご使用ください。

方法 3: DateAdd 関数を使用する

 DateAdd 関数を使用して、既存の日付時刻値に時間を追加してからセルに設定することもできます。
 この方法は、特定の時間間隔を経過した時刻を設定したい場合に便利です。以下のコード例では、セル A1 に現在の時刻に 1 時間を加えた時刻を設定します。

VBA
Sub SetTimeWithDateAdd()

' セル A1 に現在の時刻に 1 時間を加えた時刻を設定
Range("A1").Value = DateAdd(Hour, 1, Time)

End Sub
コードは注意してご使用ください。

セルの書式設定

 セルに時刻を設定する際に、セルの書式設定も忘れずに設定する必要があります。
 セルの書式設定を "時間" に設定しないと、数値として表示されてしまいます。セルの書式設定を設定するには、以下の手順を実行します。

 セルを選択します。
 右クリックメニューから「セルの書式設定」を選択します。
「保護」タブを選択します。
「ロックセル」のチェックを外します。
「書式」タブを選択します。
「分類」リストから「時間」を選択します。
必要に応じて、書式設定を調整します。
「OK」をクリックします。

補足

 上記のコード例は、いずれもワークシート内のアクティブセルに時刻を設定します。特定のセルに設定したい場合は、セル番地を指定する必要があります。
 VBA で時刻を扱う場合は、24 時間制を使用する必要があります。12 時間制に変換したい場合は、Format 関数を使用して変換できます。
 これらの方法を参考に、状況に応じて適切な方法を選択してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?