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小売業のEDIデータ種類

小売業のEDIデータ種類
 小売業におけるEDIデータは、大きく分けて以下の5つのカテゴリに分類できます。

  1. 商品情報

新商品データ
商品データ
商品検索データ
商品検索回答データ
商品情報検索データ
商品イメージデータ
商品カタログデータ

  1. 発注・受注

発注データ
発注回答データ
納品データ
納品回答データ
返品データ
返品回答データ

  1. 在庫

在庫データ
在庫照会データ
在庫回答データ

  1. 請求・支払

見積条件案内データ
契約条件案内データ
請求データ
支払データ

  1. その他

店舗情報データ
顧客情報データ
キャンペーン情報データ
販売データ

 これらのデータは、さらに詳細な項目に分類されます。

具体的なデータ項目例

商品情報

商品コード
商品名
商品分類コード
商品サイズ
重量
入数
発売開始年月日
発売中止年月日
販売価格
原価
メーカーコード
ブランド名
商品説明
商品画像

発注・受注

発注日
発注番号
納品希望日
数量
単価
金額
支払方法

在庫

商品コード
ロット番号
在庫数量
入庫日
出庫日

請求・支払

請求日
請求番号
金額
支払期日
支払方法
データ形式

 EDIデータは、標準フォーマットを使用して送信されます。

代表的な標準フォーマットは以下の通りです。

 EANCOM:欧州で広く使用されているフォーマット
 UCS:米国で広く使用されているフォーマット
 JIS X 6301:日本で広く使用されているフォーマット
 EDIFACT:国際標準規格

EDIのメリット

 EDI導入によるメリットは以下の通りです。

 業務効率化:手作業によるデータ入力や伝送の必要がなくなり、事務処理の効率が大幅に向上します。
 コスト削減:伝送ミスやデータ入力ミスによるコストを削減できます。
 データの正確性:データの正確性が向上し、誤出荷や過剰在庫などのリスクを減らすことができます。
 サプライチェーン全体の効率化:取引先との連携が強化され、サプライチェーン全体の効率化につながります。

EDI導入の注意点

 EDI導入にあたっては、以下の点に注意する必要があります。

 システム導入コスト:EDIシステムの導入には、初期費用とランニングコストがかかります。
 取引先との連携:取引先もEDIに対応している必要があります。
 セキュリティ対策:EDIデータは重要な情報を含むため、セキュリティ対策を講じる必要があります。

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