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言われるから、言われる前にする。

私は、今絶好期間中だ。体も重くないし、アルコールも飲むことを控えているから本当に絶好調だ。雨でもへっちゃら、どこ吹く風だ。


・・・でも、少しの事で心を乱される事がある。何かあるたびに思い出しては、胸がざわつく。

きっかけは些細な事だったように思う。私がしっかりしなきゃ、娘が立派な大人に育つだろうか、とかそんなことである。

今日は、そう。献立の事を考えるのが嫌で、買い物に出かけるのが嫌で、食材の宅配を頼んだんだ。別に悪い事じゃない。買い物をネットでして、宅急便で送ってもらっただけ。でも枠にはまらない、特殊な事をしたから「それが家事の手抜き」と勝手に思って、悪い事をした、と思っているかもしれない。

スーパーに行って、自分の目で見て値段も考慮して買い物をして、栄養のバランスを考えたごはんを作る。出汁は一からとらないと・・・とか?化学調味料は体に悪いから、とか。レトルトはよくないから。ごはんを手作りしたのを食べさせないといけないとか。それが出来なかったら母親失格とか?

その、食材の宅配はとっても美味しかったし、娘にも食べてほしかった。これ美味しいでって。

「ママ、決められた料理ばっかりするな」

って言われた。無条件ではらわたが煮えくり返る。

子供の言う事でしょう。本気にするなよ。でも、子供の言った事は私の言った事じゃないか?

ずたずたに引き裂かれた心で、なぜか自分が反省する。

沸騰したはらわたがどうにかなりそうで、娘を叱った。こんな事言いたくないのに。なんで言ってしまうんやろう。

「毒親」とかいう、現代の新しい言葉が自分の頭をよぎる。

自分はそうなりたくない、そうなりたくない。


大丈夫よ。結構まともだから。

私は文章を書ける場所を自分で作ったから、ここで吐き出してるだけであって、こんな事を言ってるからって心配無用だから。

暗くて結構。私は私なのだ。

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