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ジョニー

最近リーガルリリーを好んで聴いてる。
リーガルリリーを知ったのは結構最近だ。
たまたまラジオかなんかで聴いて、かなり衝撃だった。

音楽、バンドサウンドというより、歌詞があまりにえげつなくて深く胸に刺さった。

それからしばらくして、lopessのライヴに参加したとき、ナレノハテ先生がソロで出演してたのを初めてみる。

そして最後に演奏した曲が、どっかで聴いたことのある歌だな、と思った。だけど先生仕様になってて原型とは随分違うから、中々わからなかった。

ようやく思い出して、サニーでコーヒー飲みながら、先生になんであの曲をカバーしたのかとか聞いていた。

ナレノハテ先生をして 天才やと思う といわしめるリーガルリリー、只者ではない。

普段、あんまし歌詞って気にしないし、むしろ押し付けがましい歌詞とか、音楽の邪魔だなとかうるせえな、とか思っちゃうのだが、リーガルリリーのたかはしほのかが書く詩はそんななまっちょろいものじゃなく、機関銃をブッ放してるような、ものすごいものだ。

まだ10代のガールズバンド。スリーピース。久しぶりにライヴに行ってみたいと思ったバンドだ。

サウンド自体はシンプルにチャットモンチーぽい。オルタナやシューゲイザーからの影響を感じる。要するに好みのサウンドだ。荒削りで、剥き出しのバンドサウンド。

何かの雑誌でたかはしほのかのインタビューを少し読んだ。

「バンドをやるまで生きてる意味がわからなかった。音楽をやって、生きる意味がわかり、しぬこともわかった」

そのようなことを書いていた。ものすごい若者だ。
気持ちはわかる。だが、それを真っ直ぐに音楽で出せるというのはとてつもないと思う。

普通、バンドしか生きがいがない人間なんて何処か欠落しているとぼくは思う。

特に若いと逃避に近い形になりやすいのではないか。

またはスターとの同化や崇拝のようなことをしたりしないか。


きみは中途半端に音楽をやめた

きみは中途半端に音楽を食べ残す


リーガルリリーのリッケンバッカーという曲の歌詞の一部だ。

昔バンドを、音楽をやっていた人間は色々なことを考えそうな歌詞だ。

真っ直ぐすぎて聴いてたら泣きそうになる。

ファーストアルバムが、1番好きだな。

そしてジョニーの歌詞がとても好きだから、引用しておく。




ばかばっかのせんじょうに


ギターを1つ持って

ばかばっかのせんじょうに


いのちを流し込んだ


君をもっと知りたい 僕ともっと歌おう


冷めきったままの手紙、どうか 君の街へと





ばかばっかのせんじょうに


筆を握りしめ



ばかばっかのせんじょうに


いのちを流し込んだ


君をもっと描きたい 君をもっと知りたい


冷めきったままの手紙 どうかどうか、、



ころしたよ


ころしたよ



空と街の交差した空中から



1つ 1つ 1つ と降って


さあ 僕らは帰ろうか


ころしたよ


ころしたよ



空と海の交差した空中から



1つ、1つ、1つと降って



さあ 僕らは、僕らは帰ろうか


1つ 1つ 1つ 1つ


雨がさまよって僕に笑いかける


1つ、1つ、1つ、1つ 


モールス信号送るよ 空へと、、




ころしてよ 



ころしてよ



空と街の交差した空中から 



1つ、1つ、1つと降って 


さあ僕らは帰ろうか





ころしてよ 

ころしてよ



空と海の交差した空中から 


1つ  1つ  1つ と降って 


さあ僕らは、、



僕らは  


帰ろうか




ばかばっかの せんじょうに



いのちはひとつ



作詞/たかはしほのか


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