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信長、秀吉、家康の性格から見た、引き寄せ上手判定! 鳴かぬなら・・・時鳥  第7幕

皆さんも、
「鳴かぬなら 殺してしまえ 時鳥」、
「鳴かぬなら 鳴かせて見せよう 時鳥」、
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう 時鳥」
という3つの川柳を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これら3つの句は、信長、秀吉、家康の性格を表したものだと言われています。
もちろん、この3つの句は、信長、秀吉、家康が実際に読んだ句ではないのですが・・・

本日は、「信長、秀吉、家康の性格から見た、引き寄せ上手判定!」について書いてみたいと思います。

1.織田信長 「鳴かぬなら 殺してしまえ 時鳥」

「鳴かぬなら 殺してしまえ 時鳥」
信長の性格を表した有名な川柳の一句です。
「殺してしまえ」という言葉からは、「短気」「冷徹」「傲慢」「独善」で、一代で財を築いたワンマン社長、俺様、単独プレーヤーの様な性格が見えます。

エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著の「願えばかなう エイブラハムの教え」の本の中で、感情の重要性を説いており、感情のスケールは、次に挙げる22の状態に分けられ、特に、1〜5の状態(気分の良い状態)に保って置くことが、夢を現実化するための最重要ポイントであると説いています。

感情のスケール
1. 喜び / 気づき / 力があるという感覚 / 自由 / 愛 / 感謝
2. 情熱
3. 熱意 / 意欲 / 幸福
4. 前向きな期待 / 信念
5. 楽感的な姿勢

6. 希望
7. 満足
8. 退屈
9. 悲観的な姿勢
10. 不満 / 苛立ち / 焦り
11. 打ちのめされている状態
12. 失望
13. 疑い
14. 心配
15. 非難
16. 落胆
17. 怒り
18. 復讐心
19. 嫌悪 / 憤り
20. 嫉妬
21. 不安 / 罪悪感 / 自信喪失
22. 恐れ / 悲しみ / うつ状態 / 絶望 / 無力感

願えば、かなう エイブラハムの教え (エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)

信長は、かの有名な桶狭間の戦いで、今川義元を奇襲にて破り、「天下統一」を目指して進んで行くわけですが、後一歩のところで、家臣である、明智光秀の謀反にあい、本能寺にて生涯を閉じます。
信長の「短気」「冷徹」「傲慢」「独善」といった性格が、家臣達でさえも、「恐れ」「不安」「復讐心」「心配」などの感情を抱かせ、巡り巡って、自分の首を閉めることになったのです。
そんな状況を鑑みると、信長は、自分では、やりたいようにやったので、我が人生、悔いなし。最後は、「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり〜」と”敦盛”を踊って逝ったのかもしれませんが?(笑)。
側から見たら、迷惑この上ない人です。
信長は、自らの力で、夢を叶える直前まで行きました。その点から見れば、引き寄せ上手であったと言えるでしょう。しかし、最後は、その性格が災いし、「天下統一」を成し遂げられなかったのです。
私は、信長に「惜しい〜」をあげたいと思います。(笑)。

2.豊臣秀吉 「鳴かぬなら 鳴かせて見せよう 時鳥」

「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう 時鳥」。
秀吉の性格を表した、有名な川柳の一句です。
「鳴かせて見せよう」という言葉からは、「工夫をこらす」、「努力」の人。
まるで日本のサラリーマン、たえず上昇思考で、上に行ってやるという様な性格が見えます。

秀吉は、本能寺で主君信長の死後、家臣の中でいち早く戻り、山崎の戦いで、明智光秀を破り、主君信長の仇を打ったところから、「天下統一」の夢が、切り開かれて行くのです。ご存じの通り、秀吉は、「太閤」まで上り詰め、天下人として、栄華を極めたことからも、引き寄せ上手であったと言えるでしょう。
しかしながら、秀吉には、一抹の不安がありました。歳を取ってからできた、一人息子の”秀頼”のことです。秀吉の最後に生まれた感情「不安」は、残念ながら的中することになり、大阪夏の陣にて、豊臣家は滅亡することになるのです。
秀吉は、見事に「天下」を引き寄せましたが、晩年は心穏やかではなく、暮らしは裕福でも、心は不安で、もっと生きたかったとの「無念」の気持ちで生涯を閉じたのではないでしょうか?
その意味で、私は、晩年の秀吉に対して、「残念〜」を送ります。

3.徳川家康 「鳴かぬなら 鳴くまで待とう 時鳥」

「鳴かぬなら 鳴くまで待とう 時鳥」
家康の性格を表した、有名な川柳の一句です。
「鳴くまで待とう」という言葉からは、信長、秀吉が死ぬまでじっと待ち続け、耐え忍んで、虎視眈々と「天下」を待ち望んだ家康の「我慢強さ」が見える様です。征夷大将軍に任命され、江戸幕府を樹立し、その後約300年もの間、安寧の世の礎となった家康は、まさに、引き寄せ上手であったと思われます。
ですから、私は、家康に「やったね。最高〜」を送ります。(笑)。

4.私が読むとしたら 「鳴かぬなら 忘れて楽しめ 時鳥」?

しかし、願いを引き寄せた、家康ですが、もっと早く、「天下」を取れなかったのでしょうか?
家康は、信長、秀吉の次に位置する3番目を走っていた訳ですが、心中では、「いつか抜いてやるぞ」、「必ず、天下を取ってやるぞ」と虎視眈々と狙っていたはずです。
この願いが、”執着”となっていたために、願いが叶うのが遅くなったのではないでしょうか?
まあ、「天下が取れれば、御の字」、「棚からぼた餅が降って来ればもうけもの」くらいの心持ちであったならば、もっと早く願いが叶っていたと思います。

引き寄せの法則では、願いをオーダーしたら、いったんそのオーダーを忘れなさい。そして、良い気分の状態でいなさい。宇宙は、勝手に願いを叶えてくれます。
後は、受け取るだけです。

ここで、私が今、川柳を読むとするならば、こんな句になりますかね?

「鳴かぬなら 忘れて楽しめ 時鳥」?なんてね。(笑)。

皆さんは、もっと良い句を読んでくださいね。

では、また次回のnoteでお会いしましょう。
空(くう)でした。


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